デイリーニュース

  • 大統領は自分を恩赦できるのか?ジェイン・メイヤー 政権の座と起訴回避に必死でしがみつくとトランプを語る

    【20/11/13/1】ジョー・バイデン候補の勝利が宣言されて以降、トランプ大統領が公式の場に姿を現したのは一度だけの短い機会でしたが、本人のツイッター・フィードは陰謀論で埋め尽くされています。投票不正行為が広範囲に広がっているという主張ですが、州選挙管理委員会はこれを繰り返し拒否しています。トランプ大統領が敗北宣言を拒んでいるので、バイデン次期大統領への政権移行のプロセスは複雑になっていますが、共和党の幹部たちは、バイデン候補が勝利を収めた重要州のいくつかで投票結果を覆すための必死の法廷闘争を続けるトランプ氏を支持するか沈黙を保つ者が大半です。雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターのジェイン・メイヤーは、トランプ大統領は山のような訴訟や犯罪捜査を抱えているため、失うもののリスクが大きいと主張します。「彼には心配になる理由がたくさんあります。ホワイトハウスを去ることになれば、現職大統領としての免責特権を失うことになるのですから」。

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    2020/11/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「選挙というよりは悪魔払い」:プリヤ・ゴパルが語る 英国とアイルランドにとってのバイデン勝利の意味

    【20/11/12/4】英国のボリス・ジョンソン首相は、国際的な同盟国の中でもトランプ大統領にとって最も友好的な指導者でした。首相はバイデン政権にどう順応するのでしょうか?ケンブリッジ大学のプリヤ・ゴパル教授は、特に英国のEU離脱問題の真っただ中で、ジョンソンは明らかにトランプの再選に賭けていたと言います。「英国政府は明らかにトランプの勝利を望んでいたと思います」とゴパルは言います。「トランプが正確に認識していたように、英国のEU離脱とトランプ政権は深い協調関係にありました」

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    2020/11/12(Thu)
    記事番号: 
    4
  • トランプの敗北でイランとの戦争の可能性は低くなったが 多くのイラク人はバイデン政権の政策を恐れている

    【20/11/12/3】ジョー・バイデン政権の中東での政策の展開について、ガーディアン紙のガイス・アブドゥル=アハド記者と見ていきます。バイデンの勝利は、米国とイランとの戦争を避けたいと願う多くのイラク人からは「不安感をもって」受け止められているとアブドゥル=アハドは言います。「何らかの紛争となった場合の戦いは、イラク領土で起こるからです」と彼は言います。「楽観的な見方はあまりない。バイデンと彼のチームがイラクにどう対応するかについて、不安があります」

    dailynews date: 
    2020/11/12(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 南アフリカの活動家クミ・ナイドゥ トランプは米国で少数派支配のクーデターを起こそうとしている

    【20/11/12/2】米大統領選挙の結果への世界の反応について、次は南アフリカの活動家クミ・ナイドゥに話をききます。彼は「正義、平和、尊厳を求めて立ち上がるアフリカ人」(Africans Rising for Justice, Peace and Dignity)のグローバル大使であり、アムネスティ・インターナショナル元事務総長、グリーンピース元事務局長でもあります。ナイドゥは、ドナルド・トランプ大統領がジョー・バイデンに負けたのは良い知らせだが、トランプ政権のせいで世界は気候変動危機やその他の問題に取り組むべきだった貴重な4年を失ったと語ります。「安心しましたが、少なくとも今のところは、私たちにとっては熱狂的に祝える状況ではありません」

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    2020/11/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ブラジル:トランプ支持のボルソナーロ バイデン勝利を認めるのを拒否 死者数増加にもかかわらずCOVID-19を軽視

    【20/11/12/1】ドナルド・トランプ大統領はいまだ2020年大統領選の敗北を認めようとせず、ホワイトハウスは政府機関にバイデンの政権移行チームに協力しないよう命令をだしました。そのため、バイデンは安全保障に関する状況説明を受けられず、政権移行のための政府資金も受け取れません。しかし米国で政権移行が滞る中、他国はすでに米国の新政権誕生に向けて準備を進めています。本日は、この歴史的な米大統領選が国際的にどのように受け止められているかについて、世界各地のアナリストから話をききます。まずは、ブラジルの「社会正義と人権ネットワーク」(Network for Social Justice and Human Rights)代表マリア・ルイーザ・メンドンザです。ブラジルではジャイール・ボルソナーロ大統領がいまだバイデンの当選を認めていません。「ブラジルの進歩派運動は、今回の米大統領選の結果に励まされるでしょう」と、メンドンザは言います。「米国は中南米でもっとポジティブな役割を果たせると思います」

    dailynews date: 
    2020/11/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ダリア・リスウィック、トランプの筋の通らない選挙結果への攻撃が奏功することはないだろうが、長期的には民主主義を傷つけることになる

    【20/11/11/4】トランプ大統領は、大統領選挙で広範囲にわたって不正が行われたと、根拠を示さず、非難を続けています。しかし、民主、共和両党の全米各地の選挙担当者は、ニューヨーク・タイムズ紙に、トランプの主張を裏付ける証拠は見つかってはいないと語っています。選挙で負けたのにもかかわらず、トランプは敗北宣言を出さず、しかも、政権内には2期目を担当するかのような動きが見られます。ジョー・バイデン次期大統領が政府資金やその他の資源にアクセスすることができないようにし、政権の円滑な移行を妨げているのです。オンラインの情報「スレート」(Slate)の上級編集者、ダリア・リスウィックはこう言います。「国民の目がこぞってここに向けられています。こんな事態は、まもなく消え去るのだろうか。それとも、かたくなに敗北を認めない男が、こちらをじらしながら次の手を繰り出し、本気で二期目を手にいれようとしているのか」。.

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    2020/11/11(Wed)
    記事番号: 
    4
  • オバマケア)違憲訴訟、米連邦最高裁が審理開始、メディケア・フォー・オール(国民皆保険制度) が、医療保険拡大の最善策と推進派が主張

    【20/11/11/3】11月10日に連邦最高裁判所で、医療負担適正化法(Affordable Care Act、通称オバマケア)をめぐる口頭弁論が行われましたが、審理では、新型コロナウィルス蔓延のさなかに、この法律を撤廃させるという議論は出なかったようです。この裁判は、共和党が主導する18州が提訴したもので、トランプ政権が後押しをしています。訴えは、オバマケア(ACA)が個人に加入を義務付けているのは憲法違反であり、同法の他の条項についても憲法に違反している、と主張しています。「オバマケアを廃止しろという訴訟は、今回が三度目というひどいものです。これまでに2回、同様の訴訟が行われましたが、敗訴しています。今回の訴訟は、以前のものにくらべていっそうばかげています」と、ゲストのダリア・リスウィックは言います。ダリアは、政治や時事問題を取り上げるオンライン誌のスレート(Slate)で、法律分野を担当しています。もうひとりのゲストは、「国民健康保険を求める医師団」(Physicians for a National Health Program)の共同創設者であるステフィー・ウールハンドラー医師です。ステフィーは、メディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)が米国の医療拡充策としてもっとも適したものであるとのべ、「医療費を引き上げる必要はありません。

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    2020/11/11(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「進歩派勢力にとってすばらしい成果」、プエルトリコの選挙結果が示す二大政党支配の終焉

    【20/11/11/2】米国自治領プエルトリコの選挙結果を取り上げます。この選挙で、進歩派が、人民民主党(Popular Democratic Party)と新進歩党(New Progressive Party)という従来の2大政党に割って入る、歴史的な進出を果たしました。「2大政党が、何十年もの間、プエルトリコの政治を支配してきましたが、そうした古い独占支配の終焉が近づいていることは間違いありません。そして、それはひじょうに望まれることです」と語るのは、歴史家ラファエル・ベルナベです。ラファエルは、今回の選挙で、「市民の勝利運動」(Citizens’ Victory Movement)からプエルトリコ上院議員に立候補し、当選しました。

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    2020/11/11(Wed)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンサレス、ラテン系米国人の票を主要メディアは見誤っている

    【20/11/11/1】今回の大統領選挙では、約1億6000万人の有権者が投票し、過去最高を記録しています。得票数では、ジョー・バイデン次期大統領のリードが500万票以上に跳ね上がっています。投票率が大きく増加した要因は非白人系の人々が投票したことにあり、白人の米国人の投票総数は前回の大統領選挙にくらべてほとんど増えていません。「歴史的な投票率となった選挙ですが、過去に例をみない数の非白人系の人々、とりわけラテン系の人々が投票した。ここに事の本質があります」。デモクラシーナウ!の共同司会者フアン・ゴンサレスはこう論じています。「数十年にわたって、政治専門家がラテン系米国人の投票の増加についていろいろ語ってきましたが、今年、まさに実現したのです」。

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    2020/11/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「前例のない民主主義への攻撃」トランプがバイデンの当選を覆す取り組みを加速

    【20/11/10/4】共和党員たちは、広範な不正投票という根拠のない非難を続け大統領選でジョー・バイデンに負けたと認めることを拒否するトランプ大統領を、そろって支持しています。上院多数党院内総務のミッチ・マコーネルは、敗北を認めないトランプの決断を擁護し、ウィリアム・バー司法長官は、連邦検事たちは不正投票についての「特定の申し立て」を捜査することができると発表、司法省の長年の政策を覆しました。この動きをうけ、司法省の選挙犯罪部長リチャード・ピルガーが辞任しました。トランプ陣営は、11月第1週の選挙結果を取り消すことを求める多くの訴訟を始め、その中には、ペンシルベニア州の州当局者がジョー・バイデンの当選を認定することの阻止を目的とした訴訟も含まれています。今のところトランプ陣営によって申し立てられた不正投票の証拠は何もありません。「これは前例のない民主主義への攻撃です」と、「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers'Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長のクリステン・クラークは言います。「有権者たちが意思表示をしたのに、私たちが今目にしているのは国民の意思を認め、受け入れることを拒否する大統領なのです。」

    dailynews date: 
    2020/11/10(Tue)
    記事番号: 
    4

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