【20/12/3/1】CNNの報道で、10月にナイジェリアの首都ラゴスで、抗議活動をするデモ隊が殺害された事件における軍の役割が明らかになりました。これはデモが行われた主要道路であるレキ料金徴収所に集まったデモ隊に兵士が発砲した事件です。この虐殺で、少なくとも12人が殺害されました。軍は当初これを否定しましたが、ナイジェリアの悪名高き警察隊「対強盗特殊部隊」(SARS)に対する抗議デモを数週間に渡り抑圧しました。CNNのシニア国際特派員ニーマ・エルバギアはこの大虐殺が抗議運動に「萎縮効果をもたらし」、多くのナイジェリア人が激怒していると言います。「(行方不明になった)家族を探す人々が、ナイジェリア政府がこの痛ましい大事件との関係を否定するのを聞いて非常に傷ついたという話を繰り返し耳にしました」とエルバギアは言います。