デイリーニュース

  • 公教育擁護全国運動の日に数千人の学生が参加

    少なくとも32の州で4日、数千人の学生が授業をボイコットし、公教育擁護全国運動の日に参加する予定です。全国規模の抗議運動は、昨年11月、カリフォルニア州で学費の32%の値上げに抗議し学生がストライキを行い、校舎を占拠したことから始まりました。カリフォルニア州では予算削減により教員の一時休職、休講、学部廃止が起きています。カリフォルニア大学バークレー校教授のアナンヤ・ロイと「予算削減に反対するバークレー校生の会」(Berkeley Students Against the Cuts)という組織を創めた大学3年生のリカルド・ゴメスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/3/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 教育学界の第一人者ダイアン・ラビッチ 「落ちこぼれゼロ」政策が米国の学校を「慣行化された不正」の遺産を残す

    オバマ政権は、「落ちこぼれゼロ」(No Child Left Behind)政策や競争的な学校助成制度(Race to the Top)を推進しています。そこで重要な教育学者で元教育j次官補のダイアン・ラビッチをお呼びしました。彼女は長いあいだ、「落ちこぼれゼロ」政策や公教育規制の外にあるチャータースクール(特別認可学校)、統一テスト、さらに自由市場を利用した学校改革の推進者として知られてきました。その彼女が180度方針転換をした経緯が、最新の著作The Death and Life of the Great American School System: How Testing and Choice Are Undermining Education(『偉大な米国学校制度の死と生:試験と選択導入がいかに教育をだめにしているか』)にも書かれています。ラビッチは「落ちこぼれゼロ政策が失敗だったことは証拠が示している。チャータースクールももう良くなりようがない」と言います。
    dailynews date: 
    2010/3/5(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 公教育を守る全米の行動の日に数十万人が参加 公教育を守る

    全米の行動の日(National Day of Action to Defend Public Education)の4日、学生・生徒や教職員たち数十万人がデモを行うなどしてこれに参加しました。これほど大きな組織化された学生たちの抗議行動はここ数年で初めてのことです。カリフォルニアからニューヨークまで、街頭で何が行われていたのかをまとめてみましょう。
    dailynews date: 
    2010/3/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • バグダッドで選挙関連の爆弾事件相次ぐ 米軍のイラク撤退期限延期論議も再燃か

    イラク連邦議会選挙の最初の投票日となった4日、バグダッドでは一連の爆弾攻撃で少なくとも14人が死亡し60人近くが負傷しています。この日は、計数十万人に上る兵士や警察官、が囚人らによる期日前投票が行われました。2003年からイラク取材を続ける独立系ジャーナリストのニル・ローゼンに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2010/3/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • セルマ—モントゴメリー間の行進「血の日曜日事件(1965)」、1万人以上が追悼集会に参加

    1965年の3月7日の日曜日、アラバマ州と地元の警官隊は、セルマから州都モントゴメリーへ向かう600人の公民権運動デモ参加者による平和的な行進を弾圧しました。この日は「血の日曜日事件」として人々の胸に残っています。アラバマ川を渡るエドマンド・ペタス橋で催涙ガスや警官による暴行を加えられたとき、デモ参加者たちは、計画されていた行進ルートを数ブロックほど進んだのみでした。「血の日曜日事件」は計画されていたセルマからモントゴメリーへの行進のうちの1つ目でした。行進は、最終的には連邦政府による保護のもとキング牧師が率いて実現されました。この事件が契機となり、「1965年投票権法」が制定されました。
    dailynews date: 
    2010/3/8(Mon)
    記事番号: 
    4
  • アカデミー賞:助演女優賞のモニーク、70年前の初の黒人オスカー受賞者の言葉をスピーチで引用

    7日はハリウッドにおいて歴史的な一日となりました。キャスリン・ビグローが女性監督としてオスカーの歴史上初めて監督賞を受賞しました。ビグロ-の映画「ハート・ロッカー」は、作品賞と脚本賞を含む6部門を受賞しました。またジェフリー・フレッチャーは映画「プレシャス」で、アフリカ系米国人としては初となる最優秀脚色賞の受賞者となりました。一方、同作品でメアリー・ジョーンズ役を演じているモニークが、助演女優賞を受賞しました。モニークは、オスカーで俳優賞を受賞した5人目の黒人女優となります。受賞スピーチで彼女は、70年前に「風と共に去りぬ」で同賞を受賞したハティ・マクダニエルの言葉を引用しました。ハティ・マクダニエルは黒人俳優で初のオスカー受賞者です。
    dailynews date: 
    2010/3/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • イラン核問題、ノーベル平和賞のシリン・エバディ「経済制裁よりも人権の要求を」

    オバマ政権は、核開発問題でのイランに対する4度目の国連制裁に向けて、国際社会からの支持獲得に乗り出しています。米国は追加制裁案の草案を配布しているものの、決議案の提出には至っておらず、国連安全保障理事会での採決も1か月以上先になるとみられています。ニューヨーク・タイムズの最新の報道によると、米企業の対イラン貿易規制があるにもかかわらず、米政府は、イランと取引のある企業に1070億ドル以上を支払っていたとみられます。イランを代表する人権弁護士であるシリン・エバディは、国連はイランに経済制裁を科すよりも、民主主義と人権を回復することをイラン政府に強く求めることに力を注ぐべきだと語りました。
    dailynews date: 
    2010/3/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「国際女性デー」、世界各地でイベント

    100年前、女性の権利を訴えるために17か国の女性団体がデンマークのコペンハーゲンに集結した時に「国際女性デー」は始まりました。この日を祝うために世界中で数千のイベントが開催されています。世界各地のアクティビストたちが、差別的な法律、世界の多くの国々における妊婦の高い死亡率、インドと中国での不均等な男女比、戦争による死者または被害者が女性に偏っている問題、女性により重くのしかかる貧困問題、そして男女間に依然として存在する雇用機会や賃金の格差といった問題に注目しています。
    dailynews date: 
    2010/3/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 10万5千個の刺青:イラク人アーティストのワッファ・ビラールがイラク人とアメリカ人の死者を追悼し、自らの体をキャンバスに

    イラク戦争の公式死亡者数は10万人ですが、一般的にはそれよりはるかに多くの人が死んだと見られており、100万人に達する可能性もあります。イラク系米国人アーティストのワッファ・ビラールは、こうした死亡者数の重大さを表現することに取り組もうとしています。ニューヨークにあるエリザベス財団美術画廊で3月8日、..and Counting(「.. そして数え続ける」)という彼の24時間ライブの刺青パフォーマンスが始まりました。3月9日の夜までに、ビラールの背中にはイラクの都市の名前とともに、米兵死亡者を表わす5000個の赤い小さな点と、イラク人の公式死亡者数を表わす10万個の目に見えないインクで描かれた点が、刺青されることになります。イラク人死亡者を表わす点は、紫外線をあてたときにだけ見ることができます。

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    dailynews date: 
    2010/3/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 本物のクライメットゲート:複数の自然保護団体が最大汚染企業と結託

    いくつかの主要環境保護団体が、身内から告発されています。地球を守るという使命を標榜しながら、その使命を裏切る不道徳な姿勢をとっているという非難です。ネイション誌の最新号で、英国人ジャーナリスト、ヨハン・ハリは次のように記しています。「我々が人類史上最大の環境危機に直面しているというのに、率先して危機回避に取り組むべき環境団体の多くが、世界一の環境汚染企業からせっせと金をかき集め、その見返りに科学的根拠に基づいた環境保護の主張を葬り去 ろうとしている。温暖化懐疑論者たちが大げさに吹聴するでっち上げの気候問題スキャンダルが渦巻いているが、こちらこそが本物のクライメットゲート (気候データ改竄疑惑)だ」。

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    dailynews date: 
    2010/3/9(Tue)
    記事番号: 
    1

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