デイリーニュース

  • 米国人平和活動家レイチェル・コリーの遺族 イスラエル政府を不法死亡で提訴

    レイチェル・コリーは米ワシントン州オリンピアのエバーグリーン大学の学生でした。7年前、23歳の彼女はガザ地区でイスラエル軍による取り壊しに遭うパレスチナ人の家屋の前に立ち、イスラエル軍のブルドーザーに押しつぶされて死亡しました。本日、彼女の遺族によるイスラエル政府を相手取った訴訟の公判がイスラエルで始まります。被告である政府側の主張に対して、兵士たちには蛍光色のオレンジのジャケットを着てブルドーザーの前に立っていたレイチェルがはっきりと見えていたと反論する目撃証言が行われる予定です。この時間を使ってレイチェルの遺族の話を聞きましょう。父親のクレイグと母親シンディ、そして姉のサラです。
    dailynews date: 
    2010/3/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 法学者ミシェル・アレグザンダー、新著『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』を語る

    法学者で公民権運動家のミシェル・アレグザンダーは新著、The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』)のなかで、「黒人差別法が撤廃されたにも関わらず、差別法が生んだ人種的カースト制度は根絶されていない。人種的支配は新しい形を取って、刑事司法システムを通しておこなわれているのだ」と論じています。

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    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ドリス・“グラニー・D” ・ハドック (1910-2010): 選挙資金制度改革運動の伝説的活動家を回顧

    米国において選挙資金制度改革運動の代表的な指導者の一人だったドリス・"グラニーD"・ハドック が、9日、100歳で逝去しました。1999年、90歳の誕生日直前に、グラニー・Dは3200マイル(約5150キロメートル)を歩いて米国を横断し、資金制度改革を訴えました。グラニー・Dは、2002年に議決されたマケイン‐ファインゴールド選挙資金制度改革法案への公衆の支持を盛り上げるのに多大な貢献をしたとして広く賞賛されています。番組では、2004年に米連邦上院議員選挙戦でニューハンプシャー州現職議員ジャド・グレッグの対抗馬として立った際の、グラニー・Dへのインタビューを再放送します。
    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 民主党デニス・クシニッチ議員、公的保険オプションとアフガン撤退要求をめぐり党指導者と対立

    3月8日の週に米下院で行われている2つの討議の中心となっている、民主党のデニス・クシニッチ議員に話を聞きます。彼はオハイオ州選出の民主党議員ですが、きちんとした公的保険オプションが含まれていないことを理由に、党の医療保健制度改革案に反対票を投じることも辞さないとしています。一方、米軍のアフガニスタンからの撤退を強いるクシニッチの法案は、10日、議題にあがりました。アフガニスタン戦争に関してはまれな3時間半にわたる討議の末、民主党下院議員の大多数と共和党議員によって同法案は否決されました。
    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 連邦判事 反貧困団体ACORNへの助成金再開を政府関係機関に指示

    連邦判事が、反貧困団体ACORNへの助成金打ち切りを決めた連邦議会決議の執行停止を再度指示しました。10日、ニーナ・ガーション判事は、このような決議は結果的に違憲な「私権剥奪法」につながるとした昨年の判定を再確認したのです。ガーション判事はすべての連邦政府関係機関に遅滞なくACORNへの助成を認めるよう指示しました。コミュニティへの住宅供給のための非営利団体「ナショナル・ハウジング・インスティテュート」代表のジョン・アトラスに話を聞きます。彼はSeeds of Change: The Story of ACORN, America’s Most Controversial Anti-Poverty Community Group(『変革の種子:ACORN アメリカで最も論議を呼ぶ反貧困地域団体の物語』)の著者です。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • パート2:法学者ミシェル・アレグザンダー、新著『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』を語る

    法学者で公民権運動家のミシェル・アレグザンダーのインタビュー第2部です。新著 The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』)でアレグザンダーは、「" ジム・クロウ法" と称される黒人差別法が撤廃されたにもかかわらず、同法が生んだ人種的カースト制度は根絶されていない。人種的支配は新しい形を取って、刑事司法システムを通しておこなわれている」と論じています。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 独身女性の財産中央値は黒人$100 ヒスパニック系$120に対し白人$41,000

    3月8日の国際女性デーに合わせて米国の「コミュニティ経済開発研究センター」(Insight Center for Community Economic Development)がジェンダーによる貧富の差を調べた結果を発表しました。それによると、黒人およびヒスパニック系の独身女性の半数近くが財産ゼロあるいはマイナスでした。つまり負債が資産を上回っているのです。財産の中央値は独身黒人女性で100ドル、同ヒスパニック女性で120ドルと、独身白人女性の41,000ドルと比べると格差は明らかです。報告書の大半を書いたマリコ・リン・チャンと、「ウィメン・オブ・カラー・ポリシー・ネットワーク」理事長のC・ニコール・メイソンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • チョムスキーが語る:米国の外交政策、自らの活動家としての履歴、意見表明の重要性

    世界的に著名な言語学者で反体制派知識人のノーム・チョムスキーのインタビューをお届けします。マサチューセッツ州ケンブリッジ市のハーバード大学構内にあるメモリアル教会で行われた広範囲に及ぶ公開インタビューで、チョムスキーはオバマ大統領の外交・国家安全保障政策、ベトナム戦争の教訓、そして彼自身のアクティビストとしての活動を振り返りました。「片手間で参加できるようなものではありません。本当に真剣に関与するか、あるいはデモに参加した後さっさと帰宅してデモの事など忘れてしまい、日常の仕事に戻って何も起きないか。本当にひたむきで熱心な活動によってのみ、何かが起きるのです」とチョムスキーは語りました。
    dailynews date: 
    2010/3/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • チャールズ・バウデンが語る「隣の戦争」

    メキシコ国境の町シウダド・フアレスで3月13日、米国領事館の職員と彼女の夫が自家用車を運転中に射殺されました。付近で起きた別の事件でも、米国領事館のメキシコ人職員の夫が射殺されました。この2つの銃撃事件は、メキシコの強大な麻薬組織による、米国当局者とその家族に対する最初の殺人行為であると見られています。米国・メキシコ国境で取材する記者チャールズ・バウデンに話を聞きます。「深刻な麻薬戦争というようなものでなく、麻薬から生み出される金によって助長される暴力が偏在しているのだ。米国の産業の中には、麻薬戦争が主要な収入源になっているものもある。」とバウデンは記しています。
    dailynews date: 
    2010/3/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 民主党指導部が医療保険制度改革に最後の一押し、下院は直接投票なしの法案通過を検討

    民主党主導で進められている医療保険制度改革法案は、議員らが今週末にも議会投票を行う準備をする中、最終段階に入りました。下院議長ナンシー・ペロシは人気のない上院判の医療保険法案に対する下院の直接採決を避ける戦術を使うことを検討していると述べました。ハフィントン・ポストの上級議会記者であるライアン・グリムに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/3/16(Tue)
    記事番号: 
    2

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