ブラジルではアマゾンの火災が続いており、新しいドローン映像によれば煙と火焔は勢いを増しています。濛々たる煙の渦が南米大陸から大西洋にまたがって広がり、その様は宇宙からも見ることができます。火災は、ボリビアでも広大な土地を破壊しています。このような火災は有史以来で前例がなく、環境保護専門家は、火災のほとんどは非合法の鉱山業者や牧場経営者による放火が原因だと言っています。今年にはいってから、ブラジルでは73,000件近い数の火事があり、その半分以上がアマゾンでおこっていますが、これは昨年の同時期と比べて83%の増加です。極右の大統領ジャイール・ボルソナーロは1月に就任して以来、アグリビジネス、木材業、鉱山業のための規制緩和とアマゾン開発許可の政策をすすめてきました。現地の先住民の人々は、自分たちが破壊の最前線にいると言っています。NGO「ブラジルの社会正義と人権のためのネットワーク」(Network for Social Justice and Human Rights in Brazil)の責任者であるマリア・ルイサ・メンドンサから詳しく聞きます。