デイリーニュース

  • ジャイール・ボルソナーロがブラジルのアグリビジネスをつけ上がらせてアマゾンに放火させ先住民を攻撃させるやり方

    アマゾンの熱帯雨林で数千の火事が発生してブラジルとボリビアの一部に甚大な被害を与え、世界最大の熱帯雨林の急激な破壊と破滅的な気候変動に繋がるのではという恐れが高まる中、国連はアマゾンの保護を求めています。山火事は濛々たる煙を南アメリカと大西洋に拡散し、その様は宇宙からも見ることができます。これは有史上で前例のないことであり、環境保護専門家によれば、火事は違法な鉱山業者や牧場経営者によって意図的に放火されて発生しました。ブラジルの先住民は、極右の大統領ジャイール・ボルソナーロがこの破壊活動をけしかけているとして非難しています。ボルソナーロ大統領は今年1月に就任して以来、アマゾンをアグリビジネスや木材業や鉱山業者に開放する規制緩和を進めています。アマゾン・ウォッチ(1996年の設立された熱帯雨林アマゾンとその先住民の権利の保護をめざす非営利団体)の広報責任者であるアンドリュー・ミラーから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/8/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • マークリー上院議員が新たな核軍拡競争の危険と彼がグリーン・ニューディールを支持する理由について語る

    1997年の歴史的な中距離核ミサイル制限条約から離脱するというトランプ政権の決定が予期せぬ影響を招いています。ロシアのウラディミール・プーチン大統領は、米国が通常弾頭巡航ミサイルだと称してミサイル実験を行ったことを受けて、「それに釣り合う対応」の準備を進めるよう軍に対して命令しました。米国のミサイル発射実験は、トランプ政権が中距離核ミサイル制限条約から離脱した後、その種のものとしては初めての実験でした。オレゴン州選出のジェフ・マクリーから、米国の核政策やグリーン・ニューディールについて、さらにトランプ大統領のグリーンランド購入希望、その他について詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/8/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米国政府が移民児童の無期限勾留にむけて動く中 ジェフ・マークリー上院議員はトランプ大統領の移民家族攻撃を非難

    トランプ政権は、数十年間の米国の政策を逆転させ、移民家族とその児童の無期限勾留に向けて動いています。
    国土安全保障省と保健福祉省は今日、新たな規則の制定により、「フローレス合意」として知られる移民家族の勾留期限を最大20日とした1997年の連邦裁判所による調停を撤回するものと見られています。民主党上院議員のジェフ・マクリーから詳しく聞きます。彼は昨年、1500人の移民家族の児童を勾留していたテキサス州ブランウンズビルの元ウォルマート店舗に入ろうとしましたが拒否されてしまい、大きな話題となりました。

    dailynews date: 
    2019/8/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 2020年の大統領選候補者 アメリカ先住民フォーラムで 歴史的なトラウマ 行方不明の先住民女性の問題などについて語る

    今週、アイオワ州スー・シティで行われた、史上初の「フランク・ラメール・アメリカ先住民フォーラム」の後、番組では3人のゲストと話す機会を持ちました。まずはデジタル・デイリー・ニュースサイト「インディアン・カントリー・トゥデイ」(Indian Country Today)の編集者で、 今回のフォーラムのモデレーター役を務めたマーク・トラハント、シーディング自治権(Seeding Sovereignty)のSHIFTプロジェクトのディレクター、クリスティン・ノビス、そしてアメリカ先住民の活動家・作家で、無所属の大統領候補でもある、マーク・チャールズの3人です。3人は、アメリカ先住民族コミュニティに特有の問題への大統領候補者たちの提案について語ります。その中には、先住民族の少女や女性たちが殺害されたり行方不明になるという慢性的とも言える問題、土地の主権、植民地主義がもたらした世代を超えたトラウマの問題などが含まれます。

    dailynews date: 
    2019/8/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ウォーレンはアメリカ先住民に謝罪 サンダースは「ウンデット・ニーの虐殺」で米軍兵士に与えられた名誉勲章を取り消すと約束

    8月19~20日、アイオワ州スー・シティで開催された史上初の「フランク・ラメール・アメリカ先住民族フォーラム」(Frank LaMere Native American Presidential Forum)には、バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員を含む10人の民主党および無所属の2020年大統領選候補者が参加し、先住民コミュニティとの対話の機会を持ちました。この2日間のイベントでは、それぞれの候補者が、部族のリーダーとアメリカ先住民族の若者や長老から成るパネルの質問に答えました。質問では、ネーティブ・アメリカン条約への権利、有権者・投票の抑圧、先住民族女性の殺害および行方不明に関する問題などが取り上げられました。

    dailynews date: 
    2019/8/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ニューヨーク州の児童被害者法が施行され 数日で500件を超える訴訟が起こされた

    ニューヨーク州で児童被害者法(Child Victims Act)の成立に尽力したニューヨーク州の2人の州議員アレサンドラ・ビアジ上院議員と、ユ=リン・ヌー下院議員へのインタビューの「パート2」をお届けします。先週施行されたこの州法は、児童への性的虐待に対する時効を延長し、1年間の「遡及期間」を含みます。これにより、あらゆる年齢の性虐待被害者が、以前の法律では時効になっていたケースであっても、1年間の間、訴訟を起こすことができます。 既に500件以上の訴訟が起こされています。ビアジとヌーは共に性的虐待のサバイバーであり、児童被害者法の重要性について自らの言葉で語っています。「パート1」はこちらからご覧になれます。https://www.democracynow.org/2019/8/15/new_york_child_victims_act

    dailynews date: 
    2019/8/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 砂漠を超えようとした移民の死を追悼するために ソノラ砂漠に十字架を設置するアーティスト、アルバロ・エンシソ

    ソノラ砂漠では3,000を超える遺体が発見されています。そのほとんどが母国を逃れ米国への明日をも知れぬ危険な旅に出た移民の人々です。デモクラシー・ナウ!は最近アリゾナ州の国境地帯を訪問し、ツーソンを拠点に活動するアーティスト、アルバロ・エンシソの砂漠での活動に同行しました。エンシソは、今回、数年前に国境警備隊から逃れしようとして自動車事故で亡くなった4人の移民に敬意を表して4つの固有の記念碑を設置しました。コロンビア出身のエンシソは、過去5年間で900を超える十字架を造りアリゾナ州の危険なソノラ砂漠に設置してきました。これは彼のプロジェクト「夢が潰えるところ」(Where Dreams Die)の一環としてずっと行っているものです。彼は十字架を、宗教的なシンボルというよりはむしろ、多くの場合無視されてしまう彼らの死を視覚化するためのシンボルと見なしています。デモクラシー・ナウ!のシリーズ「米国・メキシコ国境における死と抵抗」(Death and Resistance at the U.S.-Mexico Border)の一部としてお送りします。

    dailynews date: 
    2019/8/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アフガン政府抜きの米国とタリバンとの和平交渉が続くなか 複数の爆弾殺人がアフガニスタンを破壊

    アフガニスタン東部の都市ジャララバードで8月19日、一連の自爆攻撃がレストランや他の公共施設を破壊し、少なくとも66人が負傷しました。アフガニスタン独立100周年記念日に起きた今回の爆破の前には、8月17日に63人が死亡、約200人が負傷するカブールの結婚式での残虐な自爆テロが起きています。イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が犯行を認めているこのテロは、2019年に入ってからアフガニスタンで起きた最も多くの犠牲者を出した事件です。これらの爆破事件の一方、米国とタリバンが数ヶ月にわたって協議してきた和平交渉が大詰めを迎えたと報じられています。この和平交渉の最大の争点には、9月に選挙が行われる予定のアフガニスタンからの米軍の撤退が含まれています。アフガニスタンを拠点とする24時間ニュースチャネル「TOLOニュース」(TOLOnews)の報道ディレクター、ロトフラー・ナジャフィザダに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/8/20(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプがアンティファを犯罪者にしようとする一方 ポートランドはプラウド・ボーイズやその他の極右集団を拒絶

    オレゴン州ポートランドで8月第2週末、白人至上主義者たちが路上に集結し、彼らが呼ぶところの「国内テロ防止」(End Domestic Terrorism)集会を開催しました。しかし、ポートランド中から集まった集会に反対する大規模な抗議は、集会参加者を数で圧倒しました。一方、警察は「プラウド・ボーイズ」(Proud Boys)や「愛国者の祈り」(Patriot Prayer)、その他の極右集団がポートランド市の主要な橋の1つを渡るのを護衛しました。警察はその日1日を通して13人を逮捕し、武器を没収しましたが、ポートランド市長テッド・ウィーラーが述べた、同市が備えていた「最悪の事態」はほとんど回避されました。ポートランド警察は、推定1200人の抗議者2人に1人の割合よりも多い、700人の警官を巡回させました。一部の共和党議員は、アンティファ(ファシズムに反対する勢力)をテロ組織と認定するよう求めていますが、FBIは米国の国内テロのほとんどは白人至上主義者によるものと認めています。

    dailynews date: 
    2019/8/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • エリック・ガーナーの娘エメラルド・ガーナー パンタレオの解雇は「ずっと前にされるべきだった」

    違法とされているチョークホールド(首への羽交い絞め)によって2014年にエリック・ガーナーを死亡させた警察官ダニエル・パンタレオが8月19日、解雇され年金給付を剥奪されました。パンタレオが、丸腰のアフリカ系米国人男性ガーナーが地面に倒れるまでチョークホールドにした事件から、この決定が下されるまでに5年以上が経っています。ガーナーは死の直前、11回にわたって「息ができない」とあえぎながら口にしました。ガーナーの家族と市民社会からの批判にもかかわらず、殺害事件後パンタレオは内勤として警察で働き続けていました。ガーナーの死から5周年に当たる7月、ガーナの家族と支援者らがニューヨーク市にパンタレオと事件に関わった他の警察官たちを処罰するよう求めていたにもかかわらず、司法省は、パンタレオを刑事訴追することを拒否しました。ガーナーの事件はここ数年、警察の責任を追及する「黒人の命も大切」運動の後押しをしてきました。ガーナーの家族は、ニューヨーク市警察にガーナーの死に関わった他の警察官たちを解雇するよう求める一方、パンタレオの弁護士によるどんな控訴も阻止すると明言し、正義を求める闘いを続けています。エリック・ガーナーの末娘エメラルド・ガーナ―に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/8/20(Tue)
    記事番号: 
    1

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