アリゾナ州ソノラ砂漠から特別番組をお送りします。ソノラ砂漠では2001年以来、3000 人以上の遺体と骨が見つかっています。ツーソンに拠点を置く「人権のためのコリブリセンター(Colibrí Center for Human Rights)」の共同創設者、ロビン・ライニキーに話を聞きます。砂漠を横断中に亡くなった人の遺体の身元確認を行っているコリブリセンターは創設以来、綿密な法医学調査および遺体から採取したDNAと生存家族のDNA調査結果を集め、少なくとも100人の移民の身元を明らかにしました。同センターは2018年、消息を絶った移民とその家族の尊厳と公正を求める「移民を返せキャンペーン」(the Bring Them Back Campaign)を始めました。