デイリーニュース

  • バーニー・サンダース候補 イラク戦争は米国の外交政策で史上最悪の失態と非難 ヒラリー・クリントン候補は軍事作戦を支持

    外交政策問題で、候補者たちは米国によるイラク侵攻やシリアにおける飛行禁止区域の可能性について議論しました。サンダースは「私は米国が再びイラク戦争のような泥沼に陥らないようにあらゆる手を尽くす。あの戦争は米国の外交政策で史上最悪の失態だった」と述べました。クリントン候補は、シリアにおける飛行禁止区域の設定を主張しました。サンダース候補とオマリー候補はこれに反対の姿勢しています。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    5
  • バーニー・サンダース候補は銃規制に真剣に取り組んできたか? ヒラリー・クリントン候補が批判

    今回の民主党候補討論会で最も議論が白熱したのは銃規制の問題です。オレゴン州などでの学校でのいくつもの銃乱射事件以来、選挙戦の大きな争点になっています。ヒラリー・クリントン前国務長官とマーティン・オマリー前メリーランド州知事は共に、バーモンド州上院議員のバーニー・サンダースの銃規制に関する実績を取り上げ、十分強硬な姿勢を取っていないと批判しました。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ヒラリー・クリントンとマーティン・オマリー両候補が移民法改革を巡って論争

    初の民主党候補者討論会でのもうひとつの論点は移民法改革で在留資格のない移民をオバマケア(オバマ政権が推進してきた包括的医療保険制度改革)の対象とすべきかという問題でした。クリントン候補は在留資格のない人々にもオバマケアを開放する州を支持すると述べ、オマリー候補はあらゆる人を対象とした保険制度の必要を訴え、移民の問題に関してはオバマ大統領をしのぐ改革を進めると明言しました。しかし、両者ともオバマ大統領政権下においてかつてないほど強制退去処分が増加していることについては触れませんでした。オンライン誌オルターネット(AlterNet)の記者ゼイド・ジラニにアトランタから中継で話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マーティン・オマリーを他候補者たちが非難 ボルチモア市長時代の検挙率が問う黒人の命の重さ

    これまでに行われた2回の共和党候補者討論会とは異なり、初の民主党候補者討論会では人種的不平等と「黒人の命も大事(the Black Lives Matter)」運動が主要問題のひとつとなりました。マーティン・オマリー候補は討論会が始まって早々、ボルチモア市長時代に警察活動強化政策をとったことを非難されました。CNNのアンダーソン・クーパーはオマリー候補に、人口64万人の市で1年間に10万件以上の検挙があったという統計資料を突きつけました。オマリー候補は警察の取り締まりは黒人の命を守るためだったと応戦しました。オマリー候補が市長を務めていたときにボルチモアで育ったD・ワトキンスは「マーティン・オマリーの黒人への愛発言には驚いた。当時、そんなものは感じなかった」と言います。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 2016年大統領選 初の民主党候補者討論会でヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースに脚光

    2016年大統領選へ向けた初の民主党候補者討論会で13日の夜、ラスベガスで候補者たちが論戦を交わしました。出席したのは、ヒラリー・クリントン前国務長官、バーモント州上院議員のバーニー・サンダース、マーティン・オマリー前メリーランド州知事、バージニア州元上院議員のジム・ウェッブ、そしてリンカーン・チェイフィー前ロードアイランド州知事の5名です。本日開催された討論会は、民主党の候補者指名争いで予定されているわずか6回の討論会の第1回目でした。今回は、論議の的となっている銃規制、気候変動、2003年イラク侵攻時の票などが論点になりました。討論会でバーニー・サンダース候補は一貫して格差と経済問題を中心に訴えました。ツィートが最も多かったのはサンダース候補がマスメディアはヒラリー・クリントン候補が国務長官在任中に私用メール・サーバーを使用していた問題について大騒ぎしすぎだと批判した瞬間でした。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国秘密政府の台頭:元CIA長官アレン・ダレスの破壊的な遺産

    アレン・ダレスが中央情報局(CIA)長官を退任してから50年以上が経ちますが、彼が残した遺産は生き続けています。ダレスの監督のもと、CIAは1953年から1961年の間にイラン政府とグアテマラ政府を転覆させ、キューバに侵攻し、コンゴで初めて民主的に選ばれた指導者パトリス・ルムンバの殺害に関与しました。The Devil’s Chessboard: Allen Dulles, the CIA, and the Rise of America’s Secret Government(『悪魔のチェス盤:アラン・ダレス、CIA、そして米国秘密政府の台頭』)の著者デビッド・タルボットに、CIAにダレスが在籍した期間がどのように米国の国家安全保障の現状を形作る一翼を担ったかについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/13(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 難民問題の外部委託:暴力から逃げてきた中米難民対処のため、米、メキシコに数百万ドル支払う

    移民問題は大統領選の鍵となる課題ですが、「米国は、現在ヨーロッパで巻き起こっている難民危機と同様の難民問題をメキシコに外部委託している」ことを明らかにする驚くべき新報告について検証します。ニューヨーク・タイムズ紙の意見記事”The Refugees at Our Door”(「私たちの国境前にたつ難民たち」)の中で、ピュリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ソニア・ナザリオは、オバマ政権がメキシコ政府に金を払って難民が米国との国境に近づけないようにしている様を明らかにしています。これらの難民の多くは、正当な亡命理由を持っています。ナザリオから、彼女が南メキシコの避難所で中米の移民たちから聞いたという悲惨な物語について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 非民主党? 大統領選の第1回討論会を前に、民主党の統制姿勢に批判高まる

    10月13日夜、ラスベガスで、5 人の民主党大統領候補が対決します。これは2016年大統領選に向けた6回の討論会の第1回目となります。参加者は、元国務長官ヒラリー・クリントン、バーモント州の上院議員バーニー・サンダース、元メリーランド州知事マーティン・オマリー、元バージニア州上院議員ジム・ウェッブ、そして元ロードアイランド州知事リンカーン・チェイフィーです。ハワイ州議員で民主党全国委員会副議長のタルシ・ガバードは今回の討論会には参加しません。彼女は、6回以上の討論会を公式に要請したことで、招待を取り消されたと言います。「サロン・ドットコム」(Salon.com)の政治コラムニストでクリントン大統領の元顧問、そしてコネチカット州知事の2度にわたる民主党候補であるビル・カリーに今回の討論会の予想される内容について聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ジャシー・ロス: 「私はサンダース候補も、彼を妨害した「黒人の命も大事」活動家も支持する」

    バーニー・サンダース候補を含む民主党の大統領候補者は、10月13日に行われる第1回討論会の準備をしています。著者で弁護士のジャシー・ロスに最新記事について聞きます。ロスはTheStranger.comで「私はバーニー・サンダース候補も、シアトルで彼の演説を妨害した『黒人の命も大事』の活動家も支持します」と書きました。ロスはサンダースの演説が妨害されたシアトルの会場に出席していました。

    dailynews date: 
    2015/10/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 100万人大行進から「コロンブスの日」まで 白人至上主義と「発見者の権利」に挑戦

    首都ワシントンでは10日、「100万人大行進」20周年を記念して、数万人が全米から国立公園ナショナル・モールに集まりました。この集会は、「ネイション・オブ・イスラム」の指導者ルイス・ファラカンが「贖罪の日」と銘打ち、アフリカ系アメリカ人男性に首都結集を呼びかけた1995年のイベントを記念したものです。今年の集会は「正義なければ他に無し」というテーマを掲げ、警察の残虐性を終わらせること、そして有色人種、女性、貧困層コミュニティへの正義を要求し、第一回集会よりインクルーシブなものとなりました。集会に集まった女性、他の有色人種の人々のなかには「コロンブスの日」の改名を要求するアメリカ先住民もいました。「コロンブスの日」は、1492年のクリストファー・コロンブスによるいわゆる「新大陸」到達を記念する祝日です。 ヨーロッパによる植民地化と先住民の搾取への道を開いた人物を称賛するこの祝日は、それに反対するアメリカ先住民にとって長年、悲しみと怒りを呼び起こす日でした。 1995年の第一回100万人大行進に参加したラリー・ハムと著者で弁護士のジャシー・ロスに訊きます。ハムはThe People's Organization for Progress「(進歩のための人々の組織)」議長です。ロスは「ブラックフィート・ネイション」のメンバーで語り手でもあります。

    dailynews date: 
    2015/10/12(Mon)
    記事番号: 
    2

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