デイリーニュース

  • トランプ大統領の弾劾を呼びかけた後 リンチや殺害の脅しに直面するテキサス州選出アル・グリーン議員

    先週、テキサスの民主党下院議員アル・グリーンは、下院本会議場でトランプ大統領の弾劾を呼びかけた初の国会議員となりました。以来、このアフリカ系アメリカ人連邦下院議員は、リンチすると脅す音声メールをはじめ、様々な人種差別的脅迫の集中砲火を浴びています。グリーン議員に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • アル・グリーン議員 司法妨害でトランプ大統領を弾劾する条項を作成中

    2016年の大統領選挙に先立ち、トランプ陣営がロシア高官と共謀したか否かを問う捜査をめぐり議論が渦巻くなか、テキサス州選出の民主党下院議員アル・グリーンに話を聞きます。彼は先週、下院本会議場からトランプ大統領の弾劾を呼びかけた初の国会議員となりました。

    dailynews date: 
    2017/5/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 経済学者ジョセフ・スティグリッツ: 残されたアメリカン・ドリームを打ち砕くトランプ大統領の予算案

    23日トランプ政権は4兆1000億ドルの予算案を公表しました。この案は軍事支出の歴史的な増大を求める一方で、社会福祉の大幅な削減を含んでいます。予算案はメディケイド(低所得者と障害者を対象とする医療扶助制度)の8000億ドルの削減、フードスタンプやミールズ・オン・ホイールズ(Meals on Wheels:高齢者や病人への配食サービス)など栄養補助プログラムの2000億ドルの削減、そして障害者手当の720億ドルの削減を提案しています。さらにいくつかの学生ローンの全面的撤廃も予定しています。移住証書のない非正規移民が、子育て支援税控除など子どものいる家族対象のプログラムからの支援を受けることも禁じます。一方でこの予算案は、軍事費の10%という歴史的増加、およびトランプの国境壁の建設費16億ドルを含む、メキシコとの国境の軍事化推進のため26億ドルの予算を求めています。ノーベル経済学賞受賞者であるジョセフ・スティグリッツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • オスカル・ロペス・リベラを称えるプエルトリカン・デー・パレードをニューヨーク市議員が擁護

    長い間収監されていた政治犯オスカル・ロペス・リベラの釈放を受け、ニューヨーク市の「プエルトリカン・デー・パレード」の主催者は、同パレード初の「民族的自由の英雄」としてリベラを称えることを決めました。これに対し、ニューヨークの警察署長は行事の参加を取りやめると表明しました。「誰が英雄で、誰が英雄でないかを民衆に説くのは間違っている」と、ニューヨーク市議会議員のジュマネ・ウィリアムズは言います。ロペス・リベラは1981年、プエルトリコをめぐり米国当局に共謀して抵抗しようとした扇動共謀罪を含む連邦罪で有罪判決を受けました。ビル・クリントン大統領は1999年、「プエルトリコ民族解放軍」(FALN)の16人のメンバーへの減刑を認めましたが、ロペス・リベラは仲間の活動家2人が含まれたいなかったためこれを拒否しました。その2人はその後、釈放されました。オバマ大統領は1月、オスカル・ロペス・リベラの減刑を認めました。ロペス・リべラはついに、5月初めに釈放されました。

    dailynews date: 
    2017/5/23(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 米国がハイチ人への一時的保護民待遇を延長 しかし6カ月後には大規模な強制送還があるのか

    米国土安全保障省は5月22日、ハイチ人に対する「一時的保護民待遇」(TPS)を延長すると発表しました。これはハイチ系米国人コミュニティにとっての部分的な勝利となります。2010年に壊滅的な地震がハイチを襲った後、数万人のハイチ人がTPSを与えられました。今回の新たな延長で、彼らは当面の間、米国に合法的に住んで働き続けることができます。6カ月の猶予終了後、トランプ政権がTPSの延長を拒否すれば、最大5万5千人のハイチ人が、不安定で今も苦しむ祖国に強制的に送還される可能性があります。人権擁護運動家たちは、2016年10月にハイチの南西半島を破壊したハリケーン・マシューで、同国は依然として不安定な状態と指摘します。このハリケーンで1000人以上が死亡し、複数の村と農地が破壊されました。ハイチはさらに、地震の後で発生した壊滅的なコレラの流行に今でも苦しんでいます。ニューヨーク市45区の市議会議員ジュマネ・ウィリアムズから話を聞きます。彼の区は、米国で最も多くのハイチ人を抱える区の1つです。

    dailynews date: 
    2017/5/23(Tue)
    記事番号: 
    4
  • マンチェスターの爆発はイスラエスとパレスチナの和平プロセスにどんな影響を及ぼすのか?

    イギリスのマンチェスターで、米国の人気歌手アリアナ・グランデの公演の終わりにコンサート会場で起きた爆発で、少なくとも22人が死亡しました。自爆攻撃と見られるこの爆発で、さらに数十人が負傷しました。イスラム国が犯行声明を出しています。「国際危機グループ」(International Crisis Group)のシニアアナリストで、現在エルサレムにいるネイサン・スロールに、イスラエルにおける今回の攻撃の影響について話を聞きます。「今回の事件はパレスチナにとっての現状をより困難なものにするでしょう。というのも、今回のニュースが、パレスチナ人によるテロ行動と、イスラエルとの戦いで戦死した、あるいは投獄されたパレスチナ人の家族への年金の問題に目を向ける手段として使われているからです」。

    dailynews date: 
    2017/5/23(Tue)
    記事番号: 
    3
  • イスラエルの刑務所でハンスト中のパレスチナ人囚人 トランプのイスラエル訪問に抗議

    大統領として初の外遊の一環としてイスラエルを2日間訪れているトランプ大統領は5月23日、ベツレヘムに到着、イスラエルとパレスチナの和平交渉のためにできることは何でもすると表明しました。一方、ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人たちは5月22日、トランプのイスラエルとパレスチナの訪問に抗議し、現在イスラエルの刑務所でハンガーストライキ中のパレスチナ人の囚人たちとの団結を示すために、ゼネストを開始しました。エルサレムから最新情報を聞きましょう。「国際危機グループ」(International Crisis Group)のネイサン・スロールは、イスラエルとパレスチナどちらの双方の指導者たちも、大統領選中にイスラエルについて否定的な発言をしたトランプに何を期待できるか見極めることができないでいるとエルサレムから語ります。「それが本当にイスラエルがトランプに対して抱いている不安の中心です」とスロールは言います。「例えば米国が提案する紛争解決の枠組み、または米国が提案するイスラエルとパレスチナの交渉と詳細折衝のための枠組みといったものに仮にイスラエルが合意意しない場合、トランプはイスラエルに圧力をかけ、米国とイスラエルの関係における実質的な影響を楯に脅しにかかるかもしれないと考えているのです。

    dailynews date: 
    2017/5/23(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ニューオーリンズで最後の南部連合銅像撤去 学校名と道路標識もそれに続くか?

    ニューオーリンズは最近数週間で、南北戦争時の南部連合の4体の銅像の最後のひとつを撤去しました。防弾チョッキを着て、正体を隠すために顔を覆った作業員たちが、クレーンを使って台座から銅像を撤去しました。ニューオーリンズのミッチ・ランドルー市長は、 各種の脅迫のため夜間作業と普段以上の安全対策を余儀なくされたと述べています。ホワイト・ナショナリストたちは、こうした記念碑の撤去の準備段階中に一連の抗議行動と脅迫を行いました。最も代表的な4つの南部連合の銅像は撤去されましたが、活動家たちはニューオーリンズ当局に対し、白人至上主義者たちに捧げられた同市のすべての銅像、学校名、道路標識を撤去することを求めています。「撤去せよニューオリンズ」(Take ’Em Down NOLA)の共同設立者であるマルコム・サバーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/23(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「死ぬところだった」 トルコのエルドアン大統領の護衛に襲撃されたデモ参加者が様子を語る

    米国を訪問していたトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の護衛隊は先週、駐米トルコ大使公邸の外で平和的デモを行うグループを襲いました。現場のビデオ映像によれば、エルドアン大統領はその襲撃の様子を眺めていました。エルドアン大統領が襲撃の命令を下したか否かは不明です。襲撃が起きたのは、エルドアン大統領がホワイトハウスでトランプ大統領の歓迎を受けてまもなくでした。デモに参加したセイイド・リザ・デルシミと話します。デルシミは頭部や鼻を負傷し、救急車で搬送され、縫合手術を受けました。クルド人活動家でメリーランド大学ボルティモア・カウンティ校の大学院生ルケン・イシクとも話します。イシクは先週の抗議活動に参加し、ハフィントン・ポストに"Will Erdogan’s Thugs Face No Consequences for Attacking Us on U.S. Soil?"(「エルドアンの悪漢どもは米国で市民を襲撃して何の咎も受けないのか」)とする記事を寄稿しています。

    dailynews date: 
    2017/5/22(Mon)
    記事番号: 
    3
  • イラン大統領選で強硬派が敗北した二日後 トランプ大統領はサウジ君主と抱擁 イランの孤立化を誓う

    トランプ大統領はサウジアラビア訪問中、湾岸諸国の首脳に向けて演説を行い、イランの孤立化を推進すると誓いました。トランプ大統領は、中東地域の不安定化に対するサウジアラビアの役割には目をつぶる一方で、イランに対しては武装組織や過激派に資金援助し、武器や訓練を提供しているとして非難しました。トランプ大統領の発言は、イランのハッサン・ロハニ大統領が金曜日に大差で再選されることが決まった二日後のことです。ロハニ大統領の主要な対抗馬であった強硬派のイブラヒム・ライシ前検事総長の得票率は38%に留まりました。トランプ大統領のサウジ訪問とイラン大統領選について、全米イラン系アメリカ人会議 (the National Iranian American Council) 創立者で代表のトリタ・パルシに聞きます。新著はLosing an Enemy: Obama, Iran, and the Triumph of Diplomacy(『敵を失う オバマ、イランと外交の勝利』)です。

    dailynews date: 
    2017/5/22(Mon)
    記事番号: 
    2

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