中国は、イヴァンカ・トランプ・ブランドの靴製造工場で労働状況を調査中に逮捕された活動家3人の釈放を拒否しています。3人は、ニューヨークに拠点を置く非営利団体「チャイナ・レイバー・ウォッチ」(China Labor Watch)の仕事をしていました。逮捕は、イヴァンカ・トランプが中国で3件の新規登録商標の独占使用権を保証されてからわずか数週間後に起きました。中国はこの調査員たちが、工場の稼動を妨害したと批判しています。「チャイナ・レイバー・ウォッチ」はこの容疑を否定し、同団体の調査員が拘束されたのは、団体設立後20年近くで初めてだと指摘しています。アムネスティ・インターナショナルも、3人の釈放要求に加わっています。「チャイナ・レイバー・ウォッチ」で昨年までプログラムコーディネーターを務めたケビン・スレートンがワシントンDCから番組に加わり、この事件がもつ意味を論じます。