スタンディングロック・スー族は連邦裁判所で、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインを操業停止に追い込む力があるかもしれない大きな法的勝利を勝ち取りました。トランプ大統領は陸軍に迅速な監査を命じ、スムーズな承認を急いでいましたが、ジェイムス・ボースバーグ連邦地方裁判所判事は14日、トランプ政権はパイプラインの十分な環境監査を行わなかったとの判決を下しました。判事は、原油流出による漁猟権や環境正義への潜在的な影響に関して全面的な調査が完了するまではパイプラインの操業を停止させるべきか否かに関し、追加の状況説明を来週行うよう要請しました。スタンディングロック・スー族をはじめ、南北アメリカ大陸にまたがる何百もの先住民部族の代表、そして先住民以外の支持者がダコタ・アクセス・パイプラインの建設に反対し、何か月にもわたり大規模な抗議を続けています。スタンディングロック・スー族首長のデイブ・アーチャンボルト2世と、サンダーバレー地域開発会社代表でサウスダコタ州パインリッジ居留地のオグララ・ラコタ族の一員であるニック・ティルセンに話を聞きます。