デイリーニュース

  • メディア・ベンジャミン 「議会はトランプ政権によるサウジとの武器取引を阻止せよ サウジアラビアは近隣諸国で残虐行為を行っている」

    就任後初めてとなる外遊を開始したトランプ大統領は先週、サウジアラビアに到着し、総額1100億ドルに上る一連の武器売買契約に署名しました。オバマ大統領が締結した1150億ドルの武器輸出に次ぐ取引となります。今回の契約には、オバマ大統領がイエメンの民間人に使用されることを懸念して売却を中止した精密誘導兵器が含まれています。イエメンへの爆撃は現在もサウジアラビアが主導しています。イエメンでは2015年以降、戦闘による死者が1万人に上り、医療や保健、水、下水、その他の衛生施設が壊滅的影響を受けています。売買契約には、戦車、迫撃砲、戦艦、ヘリコプター、ミサイル防衛システム、サイバーセキュリティ技術が含まれています。コードピンク共同創設者のメディア・ベンジャミンに聞きます。著書はKingdom of the Unjust: Behind the U.S.-Saudi Connection(『不正の王国:米国・サウジコネクションの裏側』)です。

    dailynews date: 
    2017/5/22(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ミシェル・アレグサンダー:ジェフ・セッションの新たな麻薬戦争に強く反発し異議を唱えよう

    公民権弁護士でベストセラーの著者ミシェル・アレクサンダーが、麻薬戦争の強化を図るジェフ・セッション司法長官の新たな圧力について語ります。セッションズは、軽度の麻薬犯罪に対して過度に厳しい判決を求めることがないよう検察官に奨励したオバマ大統領時代の二通の覚書を無効にしました。また、司法省の検察官に対しあらゆる麻薬犯罪に「最も厳しい求刑」を行うよう指示しています。

    dailynews date: 
    2017/5/19(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「麻薬撲滅戦争からのダメージを修復」:大量投獄を終わらせるための「ニューウェイ・オブ・ライフ」をスーザン・バートンが語る

    大量投獄に反対する闘いでリーダー役を果たしている2人の発言者がゲストです。ベストセラーThe New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄』)の著者であるミシェル・アレグサンダーと、投獄されていた女性たちに住居提供やその他の支援を行う非営利団体「ニューウェイ・オブ・ライフ」(A New Way of Life )の設立者で事務局長のスーザン・バートンです。バートンは、新刊の回顧録Becoming Ms. Burton: From Prison to Recovery to Leading the Fight for Incarcerated Women(『ミセス・バートンになるまで:刑務所から回復し投獄された女性たちのための闘いのリーダーになるまで』)の中で数々の虐待を受けていた幼少時代、成人してからの麻薬中毒、そして女性を刑務所へ送る根源的な問題に取り組む闘いにいたるまでの自らの人生の軌跡を描いています。アレグサンダーは自書の序論でこう書きます。「かつて濃い褐色の肌の黒髪の1人の女性がいました。彼女は人々を束縛から解放し、安全へと導きました。

    dailynews date: 
    2017/5/19(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 人権弁護士:スウェーデン当局 ウィキリークスのアサンジに対する捜査を打ち切り 「とっくの昔になされて当然の決断」

    スウェーデンの検察当局は、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジの性的暴行容疑に関する捜査を打ち切りました。アサンジは容疑を否定し、諜報活動取締法のもとで起訴するために最終的に彼を米国へ送還するための口実だと主張しています。2012年以来、アサンジはロンドンのエクアドル大使館に避難しています。アサンジが近いうちに大使館から出るかどうかは、不明です。「ジュリアン・アサンジとウィキリークスのために働いているすべての人たちを解放するための長い道のりの中で、これは小さな勝利です。ですが、これによりついに私たち弁護士は本題、すなわち、米国でのジュリアン・アサンジへの迫害、ジュリアンへの政治的で差し迫った迫害に集中できます」と本日のゲストのレナータ・アビラは話します。アビラは、カレッジ財団(Courage Foundation)の管財人で人権弁護士です。

    dailynews date: 
    2017/5/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • アナベル・ヘルナンデス記者 バルデス記者の死と暴力事件の増加に直面するメキシコ人ジャーナリストの状況を語る

    メキシコでは2000年以降100人以上のジャーナリストが殺害されてきました。先日発表された「国際戦略研究所」(International Institute for Strategic Studies )の報告書によれば、メキシコは2016年紛争による死者数で世界第二位となっています。なんと昨年2万3000人もの人がいわゆる「麻薬戦争」で殺害されたのです。メキシコでの死者数は、内戦で2016年に5万人が犠牲となったシリアに次ぐものです。最も危険な地域3、4、5位はイラク、アフガニスタン、イエメンでした。メキシコ人ジャーナリスト、アナベル・ヘルナンデス記者に話を聞きます。メキシコの麻薬取引について取材するヘルナンデス記者もまた襲撃や殺害予告を受けており、「どの国であれ、ジャーナリストが外を歩くのにボディーガードが必要というのは恥ずべき状況です」と語ります。

    dailynews date: 
    2017/5/18(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「沈黙にノーを」:殺害されたメキシコ人ジャーナリスト ハビエル・バルデスのスピーチ

    「この地獄を報道することが死を意味するのなら、われわれ全員を殺せ。沈黙にノーを。」賞に輝くメキシコ人ジャーナリスト、ハビエル・バルデスは、同僚のミロスラバ・ブリーチ記者が3暗殺された3月下旬にこう語りました。5月15日、バルデスもまた暗殺されました。メキシコのシナロア州で彼が共同創設したリコドーセ(Ríodoce)紙の事務所がある路上で、車から引きずり降ろされ12回も撃たれたのです。同国の有名紙ラ・ホルナーダ(La Jornada)にも寄稿するベルデス記者が殺害されたことで、メキシコ全国に大きな怒りが広まっています。16日、シナロア州クリアカンにおけるベデス記者の葬式には数百人が集まり、更に数百人がメキシコシティの内務省前で抗議しました。メキシコのデジタルメディア数社は24時間のストライキを決行、今年これまでにメキシコで暗殺されたジャーナリストす。の名前を掲載した黒いバナーのみが掲載されした。

    dailynews date: 
    2017/5/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 特別検査官の権限範囲は トランプ政権による汚職の大局をカバーするに十分か?

    ワシントンはこの24時間にまたもや驚くべき事態が続きました。最大のニュースは、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が、2016年米大統領選挙へのロシア政府介入疑惑の調査で監査特別捜査官として元FBI長官ロバート・モラーを任命したことです。この任命は、トランプ大統領が元FBI長官ジェームズ・コミーにトランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)を罷免されたマイケル・フリンへの捜査を中止するよう直接申し入れたという報道があった翌日に発表されました。フリンはロシア当局者との接触があったことについて公的にもプライベートの場でも嘘をついたことで2月に罷免されました。更に、ニューヨークタイムズ紙の報道によれば、フリンは大統領戦中にトルコ政府のロビイストとして報酬を得ていたことで連邦政府による捜査の対象になっていることを、トランプに政権移行チームに告げていたにも関わらず、トランプは彼を国家安全保障顧問に任命していました。国家安全保障および公民権を専門とする独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラー記者に話を聞きます。ウィーラー記者はEmptyWheel.netを運営しています

    dailynews date: 
    2017/5/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • カリフォルニアの人気ビーチ近くで核廃棄物360万ポンドの埋設計画 活動家が反対訴訟

    カリフォルニア州の環境活動家らが、サンディエゴ郡の人気ビーチへの高レベル放射性核廃棄物360万ポンド(約1633トン)保管計画に反対する活動を展開しています。同郡のサンオノフレ原子力発電所は2012年に起きた放射性物質の漏洩事故のため、緊急稼働停止を余儀なくされ、2013年6月までに完全に閉鎖されました。カリフォルニア沿岸委員会が、数百万ポンドにのぼる核廃棄物を薄いステンレス製容器に入れ、海からわずか100フィート(約30メートル)の場所に保管するという計画に許可を出したため、住民らが反対活動を行っています。核廃棄物貯蔵施設拡張に反対する訴訟を起こした団体「市民による監視」(Citizens’ Oversight)の創設者レイ・ルッツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    5
  • ボーダー・エンジェルズ 国境越えの移民へのサービスと水の提供でトランプの取り締まりに対抗

    ジェフ・セッション司法長官とジョン・ケリー国土安全保障長官は最近、サンディエゴとティフアナ間の国境を訪れ、「聖域都市」(サンクチュアリ)への取り締まり強化を断言し、連邦政府の移民取締官と全面的に協力するよう地元当局者に求めました。団体「ボーダー・エンジェルズ」創設者で代表のエンリケ・モロネスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米州人権委員会が米国の国境警備隊の調査開始 メキシコ人父親の殺害をめぐって

    ワシントンDCにある米州人権委員会(IACHR)は、7年前に起きた国境警備隊員によるアナスタシオ・ヘルナンデス・ロハスの殺害とその情報隠蔽について、米国政府への調査を開始することに同意しました。ヘルナンデス・ロハスは25年間にわたってサンディエゴに居住し、5人の子供の父親になっていましたが、国境を越えて米国に戻ろうとした際に殺害されました。サンディエゴ検死局は、ヘルナンデス・ロハスの死亡を殺人と分類し、心臓発作を起こしたほか、「胸部、腹部、腰、膝、背中、唇、頭部、まぶたの打撲、5カ所の肋骨骨折、脊髄の損傷」を負っていたとしています。「南部国境地帯コミュニティ連合」(Southern Border Communities Coalition)会長で、「サンディエゴ同盟」(Alliance San Diego)人権保護担当責任者のクリスチャン・ラミレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    3

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