就任後初めてとなる外遊を開始したトランプ大統領は先週、サウジアラビアに到着し、総額1100億ドルに上る一連の武器売買契約に署名しました。オバマ大統領が締結した1150億ドルの武器輸出に次ぐ取引となります。今回の契約には、オバマ大統領がイエメンの民間人に使用されることを懸念して売却を中止した精密誘導兵器が含まれています。イエメンへの爆撃は現在もサウジアラビアが主導しています。イエメンでは2015年以降、戦闘による死者が1万人に上り、医療や保健、水、下水、その他の衛生施設が壊滅的影響を受けています。売買契約には、戦車、迫撃砲、戦艦、ヘリコプター、ミサイル防衛システム、サイバーセキュリティ技術が含まれています。コードピンク共同創設者のメディア・ベンジャミンに聞きます。著書はKingdom of the Unjust: Behind the U.S.-Saudi Connection(『不正の王国:米国・サウジコネクションの裏側』)です。