デイリーニュース

  • グリーンウォルド:2016年大統領選でのヒラリー敗北の原因は本人 ジェームズ・コミーを責めるのはお門違い

    先週、米大統領選の前民主党候補ヒラリー・クリントンは、ジェームズ・コミーFBI長官とロシアによるハッキング疑惑が、大統領選での敗北を招いたとし、「私は勝利に向かっていた。10月28日のジム・コミーの書簡とロシアのウィキリークスが疑惑を取り上げたこと、この二つが私に投票しようとしていた人々の心に疑いをもたらしひるませた。もしも選挙が10月27日におこなわれていたら、私がアメリカの大統領になっていた」と述べました。しかし、ヒラリーのこの主張は、2016年の選挙の実情を反映しているのでしょうか。これについても、ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストで、『インターセプト』の共同設立者であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/10(Wed)
    記事番号: 
    3
  • グレン・グリーンウォルド:2016年米大統領選でのロシアの役割の背景を暴く独立機関の捜査が必要

    トランプ大統領によるジェームズ・コミーFBI長官解任を受け、多くの民主党上院議員が、トランプ政権を調査する特別検察官の任命を要求しています。ここ数ヶ月間コミーは、大統領選直前に、クリントン候補が国務長官在任時に私的メールサーバーから機密情報を送ったのではないかという疑惑でFBIが捜査を再開すると議会に通知したとして、大勢の民主党員から批判を浴びせられてきました。つい先週もクリントンが、コミ―長官の行動が敗因になったと述べました。しかしそれでも9日、数十人の民主党議員がコミ―の解任に反対の声をあげ、コミーによるクリントンのメール問題捜査の扱いが今回の解任の理由とは思えないと述べました。ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストで、『インターセプト』の共同設立者であるグレン・グリーンウォルドに詳しい話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • グレン・グリーンウォルドが語る「衝撃」のコミーFBI長官解任 ロシアによる米大統領選介入疑惑捜査の渦中

    トランプ大統領によるジェームズ・コミーFBI(連邦捜査局)長官の解任が、政界に嵐を巻き起こしました。コミ―長官は数週間前、2016年の大統領選でトランプ陣営がロシアと協力して大統領選に介入したのかどうかFBIが疑惑を調査中だと表明したばかりでした。トランプ大統領は、解任は新任のロッド・ローゼンスタイン司法副長官とジェフ・セッションズ司法長官の進言によるものだと述べました。この二人は共に、コミ―長官によるヒラリー・クリントンの私用メール・サーバー使用問題の扱いを問題視しています。ローゼンスタインは、コミ―が2016年7月にFBIはクリントンを刑事訴追しないと発表したことを批判しました。ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、セッションズはコミ―の解任理由を探すよう命じられていました。ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト『インターセプト』の共同設立者であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 自由でオープンなインターネットのための闘い10年 トランプ指名のFCC委員長ネット中立性との新たな戦争を宣言

    ネット中立規則は、インターネットのオープン性を維持し、企業サービスプロバイダーによるウェブサイトへのアクセス阻止や、速度の減速、インターネットサービスへの有料の優先接続提供を禁止するものですが、連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長は、この規則を撤廃する包括的な計画の概略を示しました。フリープレスの社長兼CEOのクレイグ・アーロンに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/9(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 連邦通信委員会が所有規制を緩和させる中 トランプ派のネットワーク「シンクレア」が全米最大の放送業者に

    シンクレア・ブロードキャスト・グループによる40億ドルでのトリビューン・メディア買収が近いと報じられています。これで同グループは、全米の地方テレビ局の3分の1以上を支配下に置くことになります。この買収が報じられる前、トランプ大統領が指名した連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長は、1つの企業が支配できるテレビ局の数の制限を劇的に緩和させました。シンクレアの会長で元最高経営責任者(CEO)のデビッド・スミスは、共和党の政策に積極的に参加し、ドナルド・トランプの大統領選を支援していました。フリープレスの社長兼CEOのクレイグ・アーロンに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/9(Tue)
    記事番号: 
    3
  • カリマー・アンドゥハーにインタビュー:5月9日に強制送還の可能性に直面しているラトガース大学の学生で移民活動家

    最新情報:5月9日カリマー・アンドゥハーは移民税関捜査局(ICE)担当官たちと面談し強制送還を免れました。

    21歳のカリマー・アンドゥハーは、4歳のときに家族と共にドミニカ共和国から米国に来ました。彼女は現在ラトガース大学の3年生で、化学工学を学んでいます。同大学で彼女は、在留資格を持たない学生たちを積極的に擁護しています。5月9日の朝、彼女は移民税関捜査局(ICE)に出頭する予定で、そこで強制送還の可能性があることから、彼女の米国での将来は不確かなものになりました。5月8日、翌日の出頭の準備をするカリマーに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2017/5/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • テキサス流「在留資格を見せろ」:議員たちが「上院法案4」を移民への最大の法的脅威として非難

    共和党のグレッグ・アボット州知事が米国の最も厳しい移民法案の1つ「上院法案4」(Senate Bill 4: SB 4)に署名して法制化させたことで、テキサス州に対する批判がたかっています。テキサス州は「サンクチュアリーシティ」(聖域都市)を禁止、警官は彼らが拘束したすべての人々の在留資格の確認ができるようになります。この法律に対し、テキサス州の各大都市の警察署長や主要な宗教指導者を含む多くの有力者が反対を表明しました。オースティン市議員のグレゴリオ・カサールと、テキサス州代議士で、テキサス州議会下院の「メキシコ系米国人立法集会」(Mexican American Legislative Caucus)の議長を務めるラファエル・アンチアに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 死刑に抗議したため弾劾の危険に直面している判事に独占インタビュー

    アーカンソー州では4月、2005年以降初めて4人の男性の死刑が執行されました。州は4月中の11日間で8人の死刑執行を行う計画でいましたが、その一部は裁判所によって差し止められています。差し止めた判事の一人に弾劾を求める声があがっています。ウェンデル・グリフェン判事は4月14日、執行に使用される薬物の入手に関し州政府が不正を行った懸念に基づき、6件の死刑執行に一時停止命令を出しました。グリフィン判事は命令を出した後、聖金曜日に彼の教会が組織した州知事公邸周辺での死刑反対集会に参加しました。グリフェンは判事であると同時にバプティスト教会の牧師でもあります。グリフェン判事の弾劾を求める声は、この抗議行動の写真が報道された直後からあがり始めました。グリフェン判事が死刑囚のように、担架の上に両手を縛られて横たわっている写真です。テレビインタビュー初となるグリフェン判事と話します。

    dailynews date: 
    2017/5/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 財政破綻した米国自治領・プエルトリコ 再建は大規模な破綻処理を担当する一判事の手に

    米国の地方政府としては最大となる債務総額1230億ドルで財政破綻に陥った米国自治領・プエルトリコは、債務・年金のための再建手続きを開始し、それに伴い公立学校179校の閉鎖計画を発表しました。ヘルスケア、年金、インフラのための資金が削減されるとみられます。救済手続きは、プエルトリコを州ではなく主権を有する地域とみなすプエルトリコ監視・管理・経済安定化法(PROMESA法)の3章に基づいています。プエルトリコは、米国の破産した地方政府が通常使用する破産法第9章の適用外となっています。

    dailynews date: 
    2017/5/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • フランス大統領選 新自由主義者で投資銀行家のマクロンが外国人嫌悪と人種差別を支持するルペンを破る

    フランス大統領選挙では、元投資銀行家で中道派のエマニュエル・マクロンが極右候補マリーヌ・ルペンに圧勝し、大統領に選出されました。マクロンの得票率は66%に達しています。敗れたとはいえルペンは700万票近くを得票、これはルペンが所属する国民戦線の候補者として史上最高の得票でした。ルペンは公然と外国人嫌悪と人種差別主義を掲げ、移民に対する取締強化やEUからの離脱を訴えていました。一方、マクロンは自由貿易を支持し、親EUの立場を訴えています。フランスの人権・市民権活動家であり、研究者であるヤーセル・ルアティと話します。ルアティの最近の記事は、「フランス大統領選挙 ルペン対マクロンはヒトラーかウーバー(UBER)か?」です。

    dailynews date: 
    2017/5/8(Mon)
    記事番号: 
    1

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