デイリーニュース

  • クリス・クロム:トランプ政権下で拡大する南部の政治的影響力

    米国の国政を形成における南部州の影響力の高まりについて検証します。本日のゲスト、クリス・コラムは彼の最新記事の中で、南部諸州はトランプに、彼が獲得した総選挙人数306の半分以上である160の選挙人票を投じたと書いています。「南部の共和党員は、新政権および共和党支配の議会で重要な位置を占めるようになり、国政の優先事項の形成における南部諸州の影響力の増大に寄与している」と、クロムは記しています。サウスカロライナ州のミック・マルバニーが行政管理予算局長に、テキサス州のリック・ペリーがエネルギー長官、アラバマ州のジェフ・セッションズが司法長官、エクソンモービル社の元最高経営責任者、テキサス州のレックス・ティラーソンが国務長官に任命されるなど、多くの南部の共和党員が政府の重職を与えられています。

    dailynews date: 
    2017/5/2(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ノースカロライナ州はそれでも民主主義か? 拘束されない保守的な規制が米国南東部の州を再形成する過程

    ノースカロライナ州の有権者が民主党のロイ・クーパーを知事に選出してから6カ月近くが経ちます。共和党議員は、多くの人々が法的クーデタ—と呼ぶ行為によってクーパーの権力の多くを奪うという対応にでました。また一方で、ノースカロライナ州の共和党議員は、投票権を制限する一連の新たな法案を可決することによって彼らの立法権の強化を図っています。団体「整合性のある選挙プロジェクト」(Electoral Integrity Project)の報告書が、ノースカロライナ州の民主的制度には多くの不備があり、同州の民主主義は機能していないと見るべき、と結論付けたにもかかわらず、同州では上に述べたことが進行しています。「南部研究協会」(Institute for Southern Studies)の代表で、「フェイシング・サウス」(Facing South)の出版者もあるクリス・クロムに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ノースカロライナ州で続くACLUの闘い:全米大学競技会のバケットボールは戻ったものの反トランス法ハウスビル2は引き続き適用

    ノースカロライナ州の共和党議員たちは3月、トランスジェンダーの人物による、性的アイデンティティーに適合するトイレ、更衣室、ロッカールームの使用を否定する法律を覆すことに合意しました。しかしLGBTQの複数の団体は、「ハウスビル2」(HB2)または「トイレ法」(bathroom bill)の「撤廃」は、差別を終わらせていないと言います。この合意は、州が2020年下旬まで引き続きトイレについての決め事を行い、地方自治体が独自の反差別法を施行できないようにするものです。アメリカ自由人権協会(ACLU)の継続中の闘いについてサラ・ジローリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 共和党議員たちが「サンクチュアリーシティ」への資金提供停止法案を進める中 ノースカロライナ州の州議会議事堂で行われたメーデーの抗議

    ノースカロライナ州ローリーでは、100人以上の人々が雨をものともせずに州議会議事堂の外でのメーデーの抗議行動に参加し、一連の反労働者と反移民の法案に抗議しました。上院は4月最終週、連邦移民法を施行しないすべての市に対する資金提供を止める法案を可決しました。「トライアングル民衆会議」(Triangle People’s Assembly)のラウル・ジメネスと、ノースカロライナ州のアメリカ自由人権協会(ACLU)のサラ・ジローリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 移民労働者がニューヨーク市のメーデー抗議行動で数千人の先頭に:「我々の労働力なしでは市は機能しない」

    世界中で、数百万人の労働者たちが5月1日、国際労働者の日としても知られるメーデーのために街頭に繰り出しました。米国では各地で移民労働者と支援者たちが行進の先頭に立ち、数百万人の移民が全米で抗議行動を行った2006年の大規模なメーデーの行進に匹敵するともいわれました。カリフォルニア州では、移民労働者が職場を放棄、学生が授業を放棄する一方、数万人がベイエリア(サンフランシスコ湾岸地帯)を行進しました。オークランドでは、自分達を互いに鎖で繋げてアラメダ郡行政ビルの入口を封鎖した4人の活動家が逮捕されました。ウィスコンシン州のミルウォーキーでは、3万人以上の人々が知事に対し、ミルウォーキー郡保安官デーブ・クラークの解雇、反移民法の阻止、書類を持たない移民たちへの運転免許証の返還を求めて行進しました。ミルウォーキー周辺では、少なくとも140の企業が休業しました。ストライキ中のB&Hビデオ店の従業員へのインタビューをはじめ、ニューヨークのメーデーの抗議行動のハイライトを放送します。

    dailynews date: 
    2017/5/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ベルタ・カセラスの姉が証言 ホンジュラスでは土地の権利擁護者たちに対する暗殺が現在も進行中

    ワシントンDCの「民衆の気候マーチ」では、世界中の環境活動家たちが危険な状況に置かれていることにも注意が喚起されました。世界中で、土地や水に対する権利運動家たちが、その活動を理由として殺害される事例が増加しているのです。暗殺されたホンジュラスの環境活動家ベルタ・カセラスの姉ニアリー・カリーリョと話します。

    dailynews date: 
    2017/5/1(Mon)
    記事番号: 
    7
  • クミ・ナイドゥー 「アフリカは燃え上がっている なぜ米国は破壊的な気候変動の阻止を拒むのか?」

    ワシントンDCで「民衆の気候マーチ」が開催された29日は、世界各地で気候変動による異常気象の被害が発生しているさなかでした。先週末、テキサス州や近隣州では竜巻による家屋や樹木の倒壊、トラックの転覆などにより13人が死亡しました。ミズーリ州では、記録的な洪水で車が押し流され、州間高速道が閉鎖、多くの家屋が浸水しました。海外では南アジアの一部がうだるような熱波に包まれました。インドでは過去4年間で熱波による死者は4,000人を超えています。元グリーン・ピース代表のクミ・ナイドゥーに、新しい試み「アフリカ人は立ち上がる 正義、平和、尊厳のために」(Africans Rising for Justice, Peace and Dignity)について聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/1(Mon)
    記事番号: 
    6
  • マサチューセッツ州司法長官のモーラ・ヒーリー なぜエクソン・モービルを気候詐欺で提訴したか

    ワシントンDCの「民衆の気候マーチ」では、多くの参加者がトランプ政権と化石燃料業界の密接なつながりへの警戒を呼びかけました。レックス・ティラーソン国務長官は長年、エクソン・モービルのCEOを務めました。マーチ参加者の中にはマサチューセッツ州の司法長官モーラ・ヒーリーがいます。ヒーリーはエクソン・モービルを提訴した司法長官連合の一人です。

    dailynews date: 
    2017/5/1(Mon)
    記事番号: 
    5
  • マーキー、マークリー両上院議員 2050年までに100%クリーンで再生可能なエネルギーを実現する法案を提案

    ワシントンDCにおける「民衆の気候マーチ」の数日前、民主党上院議員と無所属のバーニー・サンダース上院議員が、遅くとも2050年までに100%クリーンで再生可能なエネルギーに米国を移行させる法案を上院に提出しました。この法案の共同起草者であるマサチューセッツ州のエド・マーキー、オレゴン州のジェフ・マークリー両上院議員が民衆の気候マーチに参加しました。

    dailynews date: 
    2017/5/1(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 先住民のリーダー カンディ・モサット 「水を守るために死ぬなんて私たち女性は望みません」

    ワシントンDCにおける「民衆の気候マーチ」を率いたのは、最前線にいる先住民の人々です。彼らの生活は、化石燃料の採掘や気候変動による甚大な影響を受けています。「先住民環境ネットワーク」のトム・ゴールド・トゥース、カンディ・モサットに聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/1(Mon)
    記事番号: 
    3

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