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9月9日から10日にかけて開催されたG20サミットの最新情報をお伝えします。今回のサミットは、アフリカ連合を常任理事国に迎え、初めてインドで開催されましたが、会場付近のスラム街が強制的に解体されたことが批判を呼びました。「いま大再編が進行しています」と経済学者のジャヤティ・ゴーシュ(Jayati Ghosh)教授は言い、今回のサミットは行動の伴わないパフォーマンス的なイベントに終始したと批判します。共同声明は出されたものの、そこにロシアのウクライナ侵攻への非難は含まれませんでした。「今回のG20は、今の時代の主要問題に対して何ひとつ答えることができていません」と、ゴーシュはG20の世界リーダーたちに、気候変動と貧富の格差に対して行動を起こすように求めます。「G20には、強大な力を秘めた国々の政府が集まっています。これらの政府は、必ずしも自国民の利益を代表しているわけではありませんが、たとえそうだとしても、この12~13年のあいだ、この会合は大したことは何ひとつしてこなかったのです」
https://www.democracynow.org/2023/9/12/g20_summit_india_2023