気候危機をめぐり地球の未来が危機に瀕しているとモンタナ州を訴えた10代の原告にインタビュー

【2023/06/29/4】米モンタナ州では、画期的な気候裁判が審理されています。この裁判では、気候危機の責任を誰に問うことができるのかについて、5歳から22歳までの16人の若者たちがモンタナ州を訴えて、注目されています。

若者たちはモンタナ州が化石燃料の使用を奨励し、環境を破壊し、彼らの健康に深刻な影響を与える政策を推し進めたため、彼らの憲法上の権利を侵害したと訴えていた。また、オレゴン州では、米国政府を相手取った別の子どもたちの気候変動訴訟への道が開かれたばかりである。番組では、原告のひとりである19歳のグレース・ギブソン=スナイダー(Grace Gibson-Snyder)と、この裁判の主任弁護士であり、公益非営利法律事務所「アワー・チルドレンズ・トラスト」の上級弁護士ネイト・ベリンジャー(Nate Bellinger)に話を聞きました。

この裁判は、モンタナ州のエネルギー経済が気候危機にどのように寄与するかを検討することを妨げるモンタナ州環境政策法の条項に焦点を当てたもので、この種の裁判としては米国で初めてのものです。

☆ 2023年8月14日、モンタナ州判事は若者たちを支持する判決を下しました。

dailynews date: 
2023/6/29(Thu)
記事番号: 
4

Pages