デイリーニュース

  • 「20ドルのために殺されるなんてことが あってはならない」:ジョージ・フロイドの弟 議会で警察による殺害を止めるよう求める

    故郷のヒューストンでジョージ・フロイドの葬式を行った翌日、ジョージの弟、フィローニス・フロイドが連邦議会で議員たちを前に警察の暴力を終わらせるよう求めました。「疲れました。痛みはもうたくさんです」とフロイドは下院司法委員会で語りました。「経歴やジェンダー、人種に関係なく、多くの人々が集結して変化を求めています。彼らに敬意を払ってください。ジョージに敬意を払ってください」

    dailynews date: 
    2020/6/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米国のコロナウイルス感染者数が200万を超え 各州の制限解除で第二波への懸念が高まる

    各州で自宅待機命令の緩和と経済再開が続いている米国では、公式に確認されたコロナウイルス感染者が200万人を超えました。更に12以上の州で新規感染者数が増加しています。「今の公式感染者数は、実体より少なく、漏れた感染者が一定数いるため、新たな感染の波が全米に広がっているのではないかと心配しています」と、コロンビア大学医療センター緊急医療科、「グローバル・ヘルス」のディレクター、クレイグ・スペンサー医師は言います。

    dailynews date: 
    2020/6/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • バッファロー市警察から暴行を受けた75歳の平和活動家を、トランプまで攻撃

    平和活動家マーティン・グジーノは先週、ニューヨーク州バッファロー市で警察官に突き飛ばされて転倒し、重体に陥って病院に搬送されました。警察による攻撃の瞬間をとらえた動画はオンラインで数百万回、再生されています。9日、トランプ大統領はツイッターで75歳のマーティンを非難し、転倒は、マーティンの自作自演で、彼は反ファシズト抗議団体「アンティファ」(ANTIFA)の破壊工作員」だと攻撃しました。トランプの主張は、極右メディアのワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)が放送した内容の一部を根拠のないまま、受け売りしています。ルー・アーヤに話を聞きます。アーヤは、ニューヨークに拠点を置くグループ「平和詩人」(Peace Poets)のメンバーで、マーティンとともに「拷問に反対する証人」(Witness Against Torture)という団体を結成しました。アーヤはこう語ります。「まず言いたいことは、マーティンは、ほんとうに親切で、心根の優しい人です。これまでいっしょに活動してきた人のなかでも、最高のひとりです。また、仲間の年長の方々すべてにいえることですが、より多くの尊敬と心配りを受けてしかるべき人です」。

    dailynews date: 
    2020/6/10(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「改革の選択肢は残されていない」:ハリール・ジブラン・ムハンマドが語る米国警察の人種差別の歴史

    黒人の命を守る抗議行動と警察への予算打ち切りを求める声が、ロサンゼルスからミネアポリス、ニューヨークと、全米各地で続いています。ハーバード・ケネディ・スクールの歴史、人種、公共政策の教授ハリール・ジブラン・ムハンマドと、ラドクリフ高等研究所のスーザン・ヤング・マレー教授から、現時点の意義と米国の警察活動の歴史について、話を聞きます。「今回のような出来事は、半世紀以上、なかったことです。今後、事態がどういう方向に進むのか、いま見極めるのは困難ですが、はっきりしていることは、警察活動の歴史を振り返れば、改革という意味では、選択肢は尽きている。警察が自らやれることは何か、考えうる選択肢は残されていません」と、ムハンマドは言います。

    dailynews date: 
    2020/6/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「正義の裁きが下される」:ジョージ・フロイドのヒューストンでの葬儀 「改革」を強く訴え家族が追悼

    9日、2週間前、ミネアポリスの警察官に9分近く、首を膝で地面に押し付けられ、殺害されたジョージ・フロイドの葬儀が家族や支援者などにより、ヒューストンで行われました。フロイドの死は、警察の暴力行為と人種差別に対する抗議を、全米と世界各地で引き起こしました。葬儀の模様の一部とともに、家族や著名人のスピーチを放送します

    dailynews date: 
    2020/6/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 抗議デモとパンデミックのさなか ミネアポリスのホテルに避難している200人以上の住処の無い人々が立ち退きに直面

    ミネアポリスでは、抗議デモとパンデミックのなかで200人以上の住処のない人々に避難所を提供するため、地元コミュニティがシェラトンホテルの一軒を流用してきました。しかし、彼らは現在、立ち退きに直面しています。「緊急時の住居としてホテルを使うことは自然な答えです」と、コミュニティーオーガナイザーのローズマリー・フィスターは言います。「世界的なパンデミックの真っただ中で経済が不況に陥り、ホテルの大部分は空室なのです。」

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「必要不可欠な労働者、使い捨ての命」:ニューヨーク市の経済再開で身の安全を心配する公共交通機関労働者

    ニューヨーク市では部分的な経済活動の再開が始まっています。そのことが全米最大の公共交通機関システムにどんな意味を持つのかを検証します。「とてもストレスが多く、危険な状況です」と、運輸労働者組合ローカル支部100の労働者代表で、「ローカル100ファイトバック」(Local 100 Fightback)と呼ばれる運輸労働者の小さな連合のメンバーでもある地下鉄作業員セス・ローゼンバーグは言います。「運輸労働者または乗客を守るための安全対策は整っていません。」

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    3
  • DACA受給者「団結を築くために街頭にいたい」 反してICEはフェニックスの抗議で3人を逮捕

    移民捜査官が「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)を受けている抗議デモの参加者を標的にしていると非難されています。アリゾナ州フェニックスの警察は5月30日、コミュニティ活動家のマキシマ・グエレロがデモの法的立会人の一団と一緒に帰路に就いたところを逮捕しました。彼女はフェニックスでその週末に逮捕された3人のDACA受給者の1人でした。フェニックスを拠点とする草の根の移民正義団体「プエンテ人権運動」(Puente Human Rights Movement)のサンドラ・カストロ・ソリスに最新情報を聞きます。彼女は、危険があるにも関わらず「今この瞬間、みんな団結を築くために街頭に出たいのです」と言います。

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 移民捜査官 警察暴力への抗議デモ参加者たちを標的に なかにはアメリカ市民の退役軍人も

    警察暴力に対する抗議活動が全米各地で続いていますが、一部のデモに移民関税捜査局(ICE)の捜査官たちが入っていることに移民の権利を擁護する運動家から警鐘が発せられています。広く拡散した動画には、6月第1週にニューヨーク市で開かれたジョージ・フロイド抗議集会で、ニューヨーク市警察と協力したICE捜査官の一団が集会参加者を拘束する様子が映っています。擁護運動家たちによれば、捜査官たちは3丁の銃を突き付けてこの男性を地面に押さえつけ、手錠をかけて所持品検査をしたそうです。報道によれば、捜査官は男性が退役軍人である身分証をみつけ、プエルトリコ系のアメリカ市民であることが判明したあとで男性を釈放しました。「移民防衛プロジェクト」(Immigrant Defense Project)の副代表ミズエ・アイゼキに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「今こそ行動の時」 ニューヨーク市 正義、平和、警察の差別主義の終焉のために数万人が行進

    警察によるジョージ・フロイド、ブリオナ・テイラー、アーマド・アーベリーの殺害を受け、全米、世界各地で大勢の人々が街頭に出て、警察への責任追及、黒人の命の尊重を要求しました。デモクラシー・ナウ!は6月6日、ニューヨーク市でおこなわれた歴史的抗議活動に参加した人々を取材しました。

    dailynews date: 
    2020/6/8(Mon)
    記事番号: 
    4

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