デイリーニュース

  • 「パーマネント・レコード」:NSAの内部告発者エドワード・スノーデンが命を危険に晒してまで監視国家を明らかにしたかった理由

    6年前、エドワード・スノーデンは、米国が国内および世界各地の人々を監視するために巨大な監視組織を作り上げていることに関する大量の機密文書を漏洩しました。そのことで、彼は米国で諜報活動取締法およびその他の法律に違反した容疑をかけられ、南アメリカに逃れようとする途中、米国がパスポートを無効にしたため、ロシアで足止めされました。彼は、それ以来モスクワに住んでいます。スノーデンは先日、自身の回顧録Permanent Record(『パーマネント・レコード』)を出版し、自らの命を危険に晒してまで米国政府の巨大な監視システムを暴露するに至った経緯を記しました。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスが、国家安全保障局(NSA)内部告発者になる前後の彼の人生について、モスクワのエドワード・スノーデンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「経済的制裁でも弾圧は弾圧だ」:エドワード・スノーデン 自身への司法省の提訴を批判

    トランプ大統領に対する内部告発でワシントンが揺れ、トランプ政権を脅かしていますが、本日は世界で最も有名な内部告発者のひとりエドワード・スノーデンにロシアのモスクワから話を聞きます。米司法省は9月、スノーデンが最近出版した回顧録Permanent Record(『パーマネント・レコード』)が、彼が国家安全保障局(NSA)の委託職員だった時代に連邦政府と結んだ秘密保持契約に違反するとして提訴しました。司法省はまた、スノーデンの著書からの利益全額を受け取る権利があるとも主張しています。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスが、スノーデンにその訴訟について話を聞きました。

    dailynews date: 
    2019/9/26(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ビリー・ブラッグ:英最高裁のボリス・ジョンソンに対する歴史的判断が、ブレグジットにとってもつ意味

    英最高裁は、24日、ボリス・ジョンソン首相が欧州連合(EU)との合意のあるなしに関わらずブレグジットを決行するために議会を閉会したのは違法だという判断を示しました。これを受け、英国議会は再開されました。英国は10月31日にEU離脱を予定しており、ジョンソンは、審議の余地を限定させるため、女王に許可を求め、8月末、議会閉鎖という前例のない措置を行いました。ニュースが報じられて以来、ジョンソンの辞任を求める声が高まり、野党労働党党首のジェレミー・コービンは、総選挙の実施を呼びかけ、ジョンソンの女王と国民への謝罪を要求しています。英国の政治危機について、英国の伝説的なシンガー・ソング・ライターのビリー・ブラッグに聞きます。「ブレグジットの背景にあるのは、ふつうの労働者たちが、自分たちの暮らしを代弁する者はもういないと感じていることです。欧州連合に怒りが集中していますが、本当なら、怒りはボリス・ジョンソンが率いる政権に向けられるべきなのです」とブラッグは言います。彼の最新著は、The Three Dimensions of Freedom.(『自由の3つの次元』)です。

    dailynews date: 
    2019/9/25(Wed)
    記事番号: 
    3
  • トランプ 国連総会で国家主義的演説 イラン 中国 ベネズエラを糾弾

    最近起きたサウジアラビアの石油施設攻撃をめぐり、中東で一触即発の緊張が漂う中、24日、トランプ大統領は、国連総会で3回目の一般討論演説を行いました。アメリカはサウジへの攻撃はイランに責任があると非難していますが、イラン政府は否定しています。トランプは、中国とベネズエラも糾弾しました。トリコンチネンタル:社会調査研究所の所長ビジェイ・プラシャドと話します。彼がニュース・サイト『サロン』に、最近寄稿した記事のタイトルは“World leaders gather at the UN in the face of war, climate catastrophe & global worker exploitation.”(「戦争・気候の破局・グローバルな労働者の搾取を前に 世界の指導者たちが国連に結集」)です。

    dailynews date: 
    2019/9/25(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アル・グリーン下院議員 「我々は臨界量に達した」:ペロシ下院議長がトランプの「卑劣な行為」をめぐり弾劾調査開始を表明

    情報機関の内部告発者がトランプ大統領を告発したことを受け、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、トランプへの弾劾調査を正式に開始しました。告発は、トランプ大統領が、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領への7月25日の電話で、米大統領選への民主党のトップ候補とされるジョー・バイデンと息子ハンターの捜査への協力を依頼したとしています。24日、共和党議員が多数を占める上院は、トランプ政権に対し、内部告発者の訴状を上下両院の情報委員会に開示するよう求める拘束力のない決議を全会一致で可決しました。民主党選出の下院議員(テキサス州)で、2017年にトランプ弾劾の議案を米議会に提出した初の議員となったアル・グリーンにこの動きへの反応、そして次の一歩をどう見ているかを聞きます。『ネイション』誌の政治ライターのジョン・ニコルズにも話を聞きます。彼の最近著のタイトルは、The Genius of Impeachment: The Founders’ Cure for Royalism (『弾劾の天才:建国の父たちが君主主義病に使った治療法』です。

    dailynews date: 
    2019/9/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 画期的な国連提訴で16人の子どもたちが気候変動から彼らを守れない国々を非難

    世界中の若い気候活動家たちも9月23日、国連気候活動サミットに出席し、彼らが国連子どもの権利委員会に提訴した画期的で新しい気候申し立てについてユニセフ(国連児童基金)で演説しました。アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、マーシャル諸島を含む国々からやってきた若者代表たちは、気候危機について活動せざるを得ないと彼らが感じる理由について語りました。こうした若い気候活動家たちの中には、ニューヨークのアレクサンドリア・ビラセニョールとスウェーデンのグレタ・トゥーンベリもいました。

    dailynews date: 
    2019/9/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • アマゾン保護の取り組みをめぐり国連でボルソナロに攻撃されたブラジルの先住民長老にインタビュー

    ブラジルの先住民の指導者のグループが、アマゾンの熱帯雨林を農業関連産業と伐採、採鉱に開放することを推し進めるブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領に抗議するためにニューヨークにやってきました。デモクラシー・ナウ!のネルミーン・シェイフクは9月23日、国連気候活動サミットの会場の外でカヤポ族の長老ラオーニ・メトゥティレに最近の破壊的な火災発生を含むアマゾンの状況について話を聞きました。このインタビューのあと、ラオニ長老は国連サミットの会場に入ろうとしましたが、数十人の活動家たちの支援にも関わらず、彼は入場させてもらえませんでした。彼は2020年のノーベル平和賞候補です。

    dailynews date: 
    2019/9/24(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「よくもそんなことを!」 生態系が崩壊する中で経済の「おとぎ話」を重視する世界をグレタ・トゥーンベリが非難

    世界中の多くの首脳が9月23日、国連気候行動サミットのためにニューヨークに集まりました。しかし、世界で最も多く二酸化炭素ガスを排出する国々は気候危機に取り組む新たな対策をほとんど発表しまんでした。トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領はこのサミットに一時的に出席しましたが、わずか14分で会場を去りました。16歳のスウェーデンの気候活動家グレタ・トゥーンベリはサミット開始時、各国首脳に対し、気候危機に対して彼らが何もしないことを明確に指摘する熱のこもった演説を行いました。「人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系全体が崩壊しています」と、グレタは述べました。「私たちの種としての絶滅が始まろうとしているのに、あなたたちが話すことといえばお金のことと終わることのない経済成長というおとぎ話だけ。よくもそんなことができますね!」

    dailynews date: 
    2019/9/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • タナハシ・コーツが語る彼の初小説『ウォーター・ダンサー』 、奴隷制と賠償

    著名な作家タナハシ・コーツの初小説The Water Dancer(『ウォーター・ダンサー』)が9月24日に出版されました。19世紀のバージニア州で奴隷として生まれたハイラム・ウォーカーという名の男性を中心に描くこの小説は、ニューヨークタイムズ紙の書評によると「早い展開と、ときには神秘的な語り口の娯楽作」です。タナハシ・コーツは過去10年の間に、米国で最も著名な作家の1人になりました。彼は2014年、政府による奴隷の子孫たちへの賠償金を求める運動を再燃させた記事"The Case for Reparations"(『賠償請求の論拠』)を執筆しました。彼の2015年の著作で全米図書賞受賞の『世界と僕のあいだに』は、彼の思春期の息子に向けた手紙として書かれました。ニューヨークのスタジオでコーツに、『ウォーター・ダンサー』についてと、彼の初小説の中で人種と賠償を取り巻く「アメリカの神話を突き止め」ようとした試みについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ビル・マッキベン グローバル気候変動ストを主導した若者たちは気候活動の新しい息吹になる

    20日に行われた若者主導の気候変動ストライキは気候デモとしては史上最大規模となりました。ベテランジャーナリストであり「350.org」の共同創設者であるビル・マッキベンに詳しく聞きます。最近執筆した記事としては、ニューヨーカー誌掲載の「マネーは気候変動という火事を燃え盛らせる酸素だ」(Money Is the Oxygen on Which the Fire of Global Warming Burns)や、タイム誌掲載の「2050年、人類は最悪の気候変動を免れた---しかし景色はすっかり変わってしまった」(Hello from the Year 2050. We Avoided the Worst of Climate Change — But Everything Is Different)があります。マッキベンの1989年の著作The End of Nature(『自然の終焉』)は、気候変動について一般向けに書かれた最初の書籍です。

    dailynews date: 
    2019/9/23(Mon)
    記事番号: 
    5

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