デイリーニュース

  • 抗議デモとパンデミックのさなか ミネアポリスのホテルに避難している200人以上の住処の無い人々が立ち退きに直面

    ミネアポリスでは、抗議デモとパンデミックのなかで200人以上の住処のない人々に避難所を提供するため、地元コミュニティがシェラトンホテルの一軒を流用してきました。しかし、彼らは現在、立ち退きに直面しています。「緊急時の住居としてホテルを使うことは自然な答えです」と、コミュニティーオーガナイザーのローズマリー・フィスターは言います。「世界的なパンデミックの真っただ中で経済が不況に陥り、ホテルの大部分は空室なのです。」

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「必要不可欠な労働者、使い捨ての命」:ニューヨーク市の経済再開で身の安全を心配する公共交通機関労働者

    ニューヨーク市では部分的な経済活動の再開が始まっています。そのことが全米最大の公共交通機関システムにどんな意味を持つのかを検証します。「とてもストレスが多く、危険な状況です」と、運輸労働者組合ローカル支部100の労働者代表で、「ローカル100ファイトバック」(Local 100 Fightback)と呼ばれる運輸労働者の小さな連合のメンバーでもある地下鉄作業員セス・ローゼンバーグは言います。「運輸労働者または乗客を守るための安全対策は整っていません。」

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    3
  • DACA受給者「団結を築くために街頭にいたい」 反してICEはフェニックスの抗議で3人を逮捕

    移民捜査官が「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)を受けている抗議デモの参加者を標的にしていると非難されています。アリゾナ州フェニックスの警察は5月30日、コミュニティ活動家のマキシマ・グエレロがデモの法的立会人の一団と一緒に帰路に就いたところを逮捕しました。彼女はフェニックスでその週末に逮捕された3人のDACA受給者の1人でした。フェニックスを拠点とする草の根の移民正義団体「プエンテ人権運動」(Puente Human Rights Movement)のサンドラ・カストロ・ソリスに最新情報を聞きます。彼女は、危険があるにも関わらず「今この瞬間、みんな団結を築くために街頭に出たいのです」と言います。

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 移民捜査官 警察暴力への抗議デモ参加者たちを標的に なかにはアメリカ市民の退役軍人も

    警察暴力に対する抗議活動が全米各地で続いていますが、一部のデモに移民関税捜査局(ICE)の捜査官たちが入っていることに移民の権利を擁護する運動家から警鐘が発せられています。広く拡散した動画には、6月第1週にニューヨーク市で開かれたジョージ・フロイド抗議集会で、ニューヨーク市警察と協力したICE捜査官の一団が集会参加者を拘束する様子が映っています。擁護運動家たちによれば、捜査官たちは3丁の銃を突き付けてこの男性を地面に押さえつけ、手錠をかけて所持品検査をしたそうです。報道によれば、捜査官は男性が退役軍人である身分証をみつけ、プエルトリコ系のアメリカ市民であることが判明したあとで男性を釈放しました。「移民防衛プロジェクト」(Immigrant Defense Project)の副代表ミズエ・アイゼキに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/6/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「今こそ行動の時」 ニューヨーク市 正義、平和、警察の差別主義の終焉のために数万人が行進

    警察によるジョージ・フロイド、ブリオナ・テイラー、アーマド・アーベリーの殺害を受け、全米、世界各地で大勢の人々が街頭に出て、警察への責任追及、黒人の命の尊重を要求しました。デモクラシー・ナウ!は6月6日、ニューヨーク市でおこなわれた歴史的抗議活動に参加した人々を取材しました。

    dailynews date: 
    2020/6/8(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 警察活動の終焉:アレックス・ビターレ 警官と警官組合がいかに不平等と搾取を隠してきたか

    ブルックリン大学のアレックス・ビターレ教授は、警察暴力の解決策は「改革」ではなく、予算削減だと論じています。The End of Policing (『警察活動の終焉』)の著書があるビターレは、警察への予算削減運動とは「不平等や搾取の問題を握りつぶすために警察や刑務所を使ってきた長い慣習」への対応のひとつと言います。「経済的搾取の問題を覆い隠すために、なぜ私たちは警察を使っているのでしょう」と問いかけます。またビターレは警察の組合の役割について、「多くの都市で、警察組合が右翼的な警官隊をまとめる政治および組織の中心になっています。私たちの問題を解決するには、取り締まりが効果的でかつ最も望ましい方法だと信じる人々です。この元にあるのは、ある種の住民は常に威嚇することでしか統制できないとする根深い人種差別思想です」と述べます。

    dailynews date: 
    2020/6/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「警察への資金供給を減らせ」 リンダ・サルスールとマイカル・デンゼル・スミスが語る意味のある変化とは

    警察の説明責任を求める声がニューヨーク市で高まるなか、ビル・デブラシオ市長は市警察の財源の一部を社会的サービスに振り替えることを誓いました。パレスチナ系の米国人ムスリムとして、長年にわたりオルガナイザーを務めているリンダ・サルスールに聞きます。他団体とともに「有意義な変化」を制度化する運動「自由の時まで」(Until Freedom)の共同創設者の一人です。マイカル・デンゼル・スミスにも聞きます。「COVID-19の世界的感染拡大で明らかになったことの一つは、不可欠なものとは何か、私たちが実際に必要とするものは何かということです。警察はそうではないことを自ら示したのです」とスミスは指摘します。

    dailynews date: 
    2020/6/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ミネアポリス市議会 市警察の解体を約束 大規模デモとグラスルーツの組織化を受け

    ミネアポリス市議会は、警官によるジョージ・フロイド殺害に対する2週間近くにわたる歴史的な抗議活動を受け、市警察の解体に動くことを公表しました。「あらゆる人のために機能する公衆安全システムを創出する必要がある」と、ジェレマイヤ・エリソン市議会議員は言います。

    dailynews date: 
    2020/6/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプ大統領は軍による抗議行動の鎮圧を示唆するが警察はすでに軍事化されている~致命的な結果を伴って

    アメリカ自由人権協会と「黒人の命も大切」は6月4日(木)、ワシントンDCのラファイエット広場で抗議者に対する「いわれのない、率直に言ってな犯罪的な攻撃」を認可したとして、トランプ大統領とウィリアム・バー司法長官を提訴すると発表しました。暴動鎮圧用の装備をした州兵と警官が催涙ガス、ゴム弾、フラッシュバン(スタングレネード)を使って平和的に抗議していた人々を追い払ったのは1日(月)のことでした。トランプ大統領が聖ヨハネ聖公会教会(セント・ジョンズ教会)を背景にして聖書を片手に写真を撮影するための措置でした。Badges Without Borders: How Global Counterinsurgency Transformed American Policing(『国境なき記章~グローバルな反乱鎮圧が米国内の治安維持をどう変えたか』)の著者スチュアート・シュレーダーと警察の軍事化の進展について考察します。

    dailynews date: 
    2020/6/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 平和的抗議で警官に催涙スプレーを浴びせられた黒人映画作家 医療ボランティアが救援

    黒人の命を守るための全国的な蜂起が続く中、デモ参加者たちは街頭で警察の残虐行為を録画しています。アフリカ系アメリカ人のドキュメンタリー映画製作者でカメラマンのクリス・フライアソンと話します。彼は5月30日(土)にニューヨークのブルックリンで「黒人の命も大切」の抗議行動を撮影していたところ、警官がデモ参加者に近づいてきました。フライアソンが撮影していると、警官は催涙スプレーを彼の顔に直接浴びせました。彼は痛みに声をあげながら歩道に逃れる間も撮影を続けていました。すぐに誰かが彼の腕を取り、助けにかけつけた医療ボランティアのところまで連れて行きました。彼が撮影した映像を放送し、事件について話します。

    dailynews date: 
    2020/6/5(Fri)
    記事番号: 
    3

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