パリ攻撃後、早くもイスラム嫌悪が現れ、パリ在住のイスラム教徒が攻撃される恐れが高まっています。2015年1月、アルカイダと繋がりのあった銃撃犯による「シャルリ・エブド」事件でも、事件後の2週間だけで前年の総数に匹敵する反ムスリム事件が起こりました。2015年上四半期に報告のあった反ムスリム行動は220件を超え、これは前年の同期間に比べ6倍に上ります。これらの事件には暴力行為や、イスラム教の礼拝施設の破壊などが含まれます。「フランスのイスラム嫌悪に反対する共同体」(Collective Against Islamophobia in France・CCIF)スポークスパーソンで国際関係デスク長のヤセル・ロウアティに話を聞きます。