11月13日のパリでの大虐殺以来、イスラム嫌悪に基づく暴力の報告が増加しています。パリの襲撃の数時間後、フロリダ州セントピーターズバーグにある「ピネラス郡イスラミック・ソサエティ」(Islamic Society of Pinellas County)に人種差別的中傷に満ちた留守番電話のメッセージが残されていました。電話をかけた人物は彼の氏名を残し「おまえたちを爆破する。見つけたら誰でも頭を打ち抜く」と脅しました。一方テキサス州フリューゲルヴィルでは、地元のモスク(イスラム教寺院)の前で、破られたクルアーン(コーラン)が排泄物に覆われているのを住人たちが発見しました。カナダではオンタリオ州ピーターボロのモスクが放火され、当局は憎悪犯罪としています。こうした攻撃について、「米国イスラム関係評議会」(Council on American Islamic Relations)の全米議長であるロウラ・アロウチから話を聞きます。