デイリーニュース

  • パリでの国連気候変動会議開催に先立ち気候変動活動家抗議行動の続行を断言

    パリでの襲撃事件の余波が続く中、気候変動活動家たちとフランス政府は国連気候変動会議直前の11月29日に予定されている大規模なデモ行進に関して、対立しています。フランス当局は公共のデモや行進を縮小するよう威嚇していますが、気候変動の活動家たちは非常事態のさなかでも、抗議する権利と言論の自由を主張しています。クライメット・アクション・ネットワークのフランス支部で国際政策担当のアリックス・マズニーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    6
  • 最高裁が重要なテキサス州の妊娠中絶訴訟を受理 バーバラ・リー議員が低所得者層の女性へのリプロダクティブヘルス医療の拡充を主張

    新たな調査で、テキサス州で少なくとも10万人、多ければ24万人もの女性が自為堕胎を試みていたことがわかりました。2013年に厳しい中絶禁止法の可決を受けて、テキサス州内の約半分の妊娠中絶医院が閉鎖された後の調査結果です。13日に連邦最高裁判所は医療従事者たちが起こしたテキサス州の法を違憲とする訴訟を審理することに合意し、ロー対ウェイド事件(訳注:1973年に最高裁判所において、米国憲法修正第14条が女性の堕胎の権利を保障しているとの判決が下り、妊娠中絶を規制する米国内の法律の大部分を違憲とした)以来の重大な妊娠中絶めぐる裁判になりそうです。カリフォルニア州選出のバーバラ・リー下院議員は、7月に、中絶の費用に連邦政府の補助金を使うことを禁止した(訳注:近親相姦、強姦、母体保護など緊急性を要する場合を除く)ハイド修正条項を廃止することにより、妊娠中絶の権利を拡充させる法案を提出しました。「右派は、女性の権利を奪い去ろうとしています。女性に対して戦争が仕掛けられていますが、そんなことはさせません。だから反撃が必要です」とリーは述べます。「私たちは攻勢です。いつか、そう遠くないうちに、低所得層の女性が性と生殖に関する医療サービスを完全かつ確実に利用できるようにしようとしてします。」

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 9.11以降、無制限な戦争に唯一の反対票を投じたバーバラ・リー下院議員 新たな軍事行動を問う議論を要求

    14年前、カリフォルニア州選出民主党下院議員のバーバラ・リーは米国のアフガニスタン侵攻に唯一の反対票を投じました。リー下院議員は、9.11同時多発テロの3日後に連邦議会で演説を行い、次のように述べました。「我が国は現在、喪に服しています。少しの間、一歩退いてみようと発言する人がいるべきです。少し立ち止まって、今日の私たちの措置がどんな結果を引き起こすかよく考えてみましょう。事態が制御不能に陥らないように。」現在、リー下院議員は、武力行使を承認した、2001年と2002年の議決が無限に続く戦争への白紙の小切手として利用されてきたとし、承認の撤回を求めています。

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米国の品格が問われるとき:バーバラ・リー下院議員が難民受け入れ反対の取り組みを一蹴

    ポール・ライアン下院議長と上院院内総務のミッチ・マコーネルは米国内でのシリア難民受け入れ計画の停止を要求しています。一方、米国の少なくとも27州の州知事は自州へのシリア難民の受け入れを拒否すると表明しています。カリフォルニア州の民主党下院議員のバーバラ・リーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 命がけの旅: 無事にヨーロッパへ辿り着くために難民家族が負うリスクを捉えた衝撃的なビデオ

    2015年に入ってから、 80万人以上の難民が避難所を求め海を渡ってヨーロッパに到着しています。ヒュマン・ライツ・ウォッチはその苦難の旅を捉えた短編映像を制作しました。タイトルは、Desperate Journey: Europe’s Refugee Crisis(『命がけの旅:ヨーロッパの難民危機』)。ヒューマン・ライツ・ウォッチのジュディス・サンダーランドがナレーションを担当しています。

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 避難民はテロリストではない:シリアとイラクからの戦争難民受け入れ拒否の動きをヒューマン・ライツ・ウォッチが非難

    13日パリで起きた多数の犠牲者を出した襲撃事件により、国境閉鎖、ならびに、シリアから逃れてくる難民の受け入れ拒否を求める声がまきおこっています。シリアでは、すでに4百万人以上が戦争で破壊された国を離れています。オバマ大統領はシリア難民の米国入国を阻止しようとする取り組みは、「やってはいけないことで、アメリカの価値観に反している」と発言しました。「宗教のテストをし、キリスト教徒だと証明できた人だけを受け入れるという提案は、やってはいけないことで、アメリカの価値観に反している」、「この論争の過程で口にされてきたいくつかの論は、イスラム国の兵士募集にとって格好の材料になりうるものだ」と述べています。ヒューマン・ライツ・ウォッチの緊急事態担当ディレクターのピーター・ブカートに話を聞きます。ブカートはこの数カ月間、バルカン半島諸国とギリシャで難民たちの声を聞きました。その多くがシリア、アフガニスタン、イラクから逃れてきた人々です。

    dailynews date: 
    2015/11/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「イスラム嫌悪の不穏な高まり」:米国のモスクは脅迫され、カナダのモスクでは放火

    11月13日のパリでの大虐殺以来、イスラム嫌悪に基づく暴力の報告が増加しています。パリの襲撃の数時間後、フロリダ州セントピーターズバーグにある「ピネラス郡イスラミック・ソサエティ」(Islamic Society of Pinellas County)に人種差別的中傷に満ちた留守番電話のメッセージが残されていました。電話をかけた人物は彼の氏名を残し「おまえたちを爆破する。見つけたら誰でも頭を打ち抜く」と脅しました。一方テキサス州フリューゲルヴィルでは、地元のモスク(イスラム教寺院)の前で、破られたクルアーン(コーラン)が排泄物に覆われているのを住人たちが発見しました。カナダではオンタリオ州ピーターボロのモスクが放火され、当局は憎悪犯罪としています。こうした攻撃について、「米国イスラム関係評議会」(Council on American Islamic Relations)の全米議長であるロウラ・アロウチから話を聞きます。

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    2015/11/17(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 「アメリカ精神に反する」:米国の27州の知事がシリアでの暴力から逃れる難民受け入れを拒否

    11月13日のパリでの攻撃を受けて、米国の少なくとも27州の知事が今後シリアからの難民を受け入れないと述べました。偽造されたとみられるシリアのパスポートがパリの襲撃犯のうちの1人の遺体近くで見つかり、その指紋はギリシャとバルカン半島を経由した人物と一致していました。しかし、これまでのところ襲撃犯は全員、欧州国籍と確認されています。オバマ政権は、シリアからの難民は厳しく審査されるとしながらも、受け入れは続けると言っています。「米国イスラム関係評議会」(Council on American Islamic Relations)の全米議長であるロウラ・アロウチから話を聞きます。

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    2015/11/17(Tue)
    記事番号: 
    5
  • パリで私の従姉妹が死んだことと同様に、イラクとシリアで子供たちが死んでいることにも怒りを覚えている

    1000人以上の人々が11月15日の日曜日、11月13日のパリでの攻撃で射殺された23歳の学生ノヘミ・ゴンザレスを追悼するためにカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のホールに集まりました。ゴンザレスは同校の4年生でした。彼女はパリ郊外にあるストレート・デザイン大学に1学期間留学していました。11月13日、ゴンザレスは複数の襲撃犯が発砲したレストランで食事をしていました。ノヘミ・ゴンザレスは、誇り高きメキシコ系米国人一世だったそうです。彼女の従姉妹であるミリアム・パディラに話を聞きます。「私たちは私の従姉妹が死んだことに怒りを覚えていますが、シリア、イラク、そして世界の他の場所で他の家族たちの何百人という子供たちが死んでいることにも怒りを覚えています」。

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    2015/11/17(Tue)
    記事番号: 
    4
  • リディア・ウィルソン:拘束中の「イスラム国」戦闘員へのインタビューからわかったこと

    オックスフォード大学の研究者リディア・ウィルソンから、イラクの都市キルクークの警察署で拘束されている「イスラム国(ISIS)」のメンバーへのインタビューについて話を聞きます。「彼らの多くは困難な時代に(投獄や処刑、内乱での戦闘で)父親を失い、米国と自分たちの政府に対する怒りに満た占領の申し子なのだ。」と、ウィルソンはネイション誌への最近の記事に書いています。「彼らはイスラム国が主張する国境のないカリフ制国家という概念に煽られているわけではありません。ISISはアルカイダの崩壊以来初めて、屈辱と怒りに満ちたこれらの若者に威厳と家族と民族を守る方法を提供した団体だったということです」。

    dailynews date: 
    2015/11/17(Tue)
    記事番号: 
    3

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