米国上院議会は2月8日(水)夜、ジェフ・セッションズ上院議員の司法長官就任を52対47で承認しました。セッションズ議員の承認については、同議員が投票権法(Voting Rights Act)に反対し、過去に人種差別発言を繰り返してきたことを巡り、広く反対運動が行われました。7日夜にはじまり24時間に及んだ審議は、マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員が発言を禁じられ叱責された場面でクライマックスを迎えました。ウォーレン議員は、マーティン・ルーサー・キング牧師の妻コレッタ・スコット・キングが1986年に書いた書状を読み上げている最中でした。この書状は、当時、連邦判事の候補だったセッションズを不適格として非難する内容でした。この事件について、バーバラ・A・レイノルズ牧師に話を聞きます。レイノルズは、コレッタ・スコット・キングの回想録Coretta Scott King: My Life, My Love, My Legacy(『コレッタ・スコット・キング―人生、愛、私が遺すもの』)を共同執筆しました。