デイリーニュース

  • 「盗まれた判事席」 オバマの最高裁判事指名の承認審議を拒んだ共和党議員たち

    トランプ大統領は、故アントニン・スカリア最高裁判事の後任に、ニール・ゴーサッチ判事を指名することができたのは、昨年、オバマ大統領の指名した候補者の審議を共和党主導の上院議会が拒否したからにすぎません。オバマ大統領は2016年3月16日にメリック・ガーランド判事を指名しましたが、共和党上院議員たちは数カ月にわたり指名承認公聴会の開催を拒否しました。現在、ゴーサッチ判事の指名を「盗まれた判事席」と呼ぶ人が大勢いるのは、そのためです。この件に関して、米国進歩センター(Center for American Progress)行動基金の上級フェローでニュースサイトThinkProgressの司法編集者のイアン・ミルハイザー、そして、市民団体「正義のための同盟」(Alliance for Justic)代表ナン・アーロンに詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/1(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領 ニール・ゴーサッチを最高裁判事に指名 労働者 女性 規制に反対する判決を出してきた人物

    ドナルド・トランプ大統領は最高裁判事の人選で、亡くなったアントニン・スカリア判事の後任にニール・ゴーサッチ判事を指名すると発表しました。ゴーサッチ判事はフェデラリスト協会の会員で、保守的な法律専門家として広く知られています。第10巡回裁判所の判事として、オバマケアが義務づけている従業員向けの医療保険の適用対象に産児制限措置を含めることを雇用主側が拒否できるか否かを争ったホビー・ロビー裁判で、企業側を支持する判決を下しました。また、長年にわたり、連邦法に違反する人種、性別、年齢、障害、政治信条による差別や報復に関わる数々の裁判で、被雇用者の訴えを退ける判決を出してきました。上院の民主党議員たちはこの指名に反対し、フィリバスター(長演説による議事妨害)で阻止するとしています。この件に関して、米国進歩センター(Center for American Progress)行動基金の上級フェローでニュースサイトThinkProgressの司法関連編集者のイアン・ミルハイザーと、市民団体「正義のための同盟」(Alliance for Justic)代表のナン・アーロンに詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/1(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トリタ・パルシ:追放がトランプのイランへのアプローチなら、核交渉は緊張に耐えられないだろう

    27日、ドナルド・トランプは、難民全員の米国への入国を一時的に禁止し、ムスリムが多数派の7カ国の市民を90日間、入国できなくする大統領令に署名しました。この厳しい措置により、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イェメンの2億1800万人の市民は米国への道を即座に断たれました。番組ではこのことでイラン系アメリカ人が受けている過大な影響について検証します。全米イラン系アメリカ人会議 (National Iranian American Council) のトリタ・パルシに聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/31(Tue)
    記事番号: 
    5
  • サルソー ル対トランプ パレスチナ系アメリカ人活動家 ムスリム追放破棄を求めて米大統領を告訴 

    サルソール対 トランプ訴訟の話題です。米国=イスラム関係会議(Council on American-Islamic Relations)は1月30日、すべての難民の米国への入国を一時的に禁止したうえに、ムスリムが多数派を占める7カ国―イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメン―の2億1800万人の全市民の米国への入国も禁じるトランプの大統領令に挑戦する包括的な訴訟を起こしました。訴状はトランプによる追放を「ムスリム排除令」と呼んでいます。また、この大統領令は憲法に違反しており、修正第1条の宗教の自由の保護ならびに修正第5条の平等な保護の保証に違反するとしています。パレスチナ系アメリカ人活動家で原告代表のリンダ・サルソールに聞きます。サルソールは、ワシントンでのウィメンズ・マーチの議長のひとりでした。

    dailynews date: 
    2017/1/31(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 元ウォーターゲイト事件検察官:トランプに立ち向かう役人が必要

    米国務省の100人以上の職員が、トランプの大統領令を厳しく批判する異議申し立て覚書の草稿に署名しました。覚書の草稿のひとつには次のように書かれています。「この追放は、我々が連邦職員として遵守することを宣誓した米国憲法と米国の核心となる価値に反するものである。我々には、できる限り差別がなく、宗教を詮索したりその可能性を示すようなことのない、集団のステレオタイプではなく個人を個人としてみる、そうした移民システムを維持する特別な義務がある。」30日に異議申し立て覚書について報道されると、ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は、国務省の職員に対し、トランプの「政策」が気に入らないなら辞職すべきだと脅しをかけました。エリザベス・ホルツマンとジル・ワイン=バンクスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/31(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ウォーターゲイト事件関係者 「ニクソンがそうだったように ドナルド・トランプは自分は法の上を行くと思っているようだ」

    1月30日夜、トランプのムスリム追放の擁護を拒否したサリー・イェーツ司法長官代理をトランプが解雇した後、多くのニュース解説者たちが、この出来事を1973年の悪名高い「土曜日の夜の虐殺」と比べる発言をしました。リチャード・ニクソン大統領が当時の司法長官エリオット・リチャードソンにウォーターゲイト事件を調査していた特別検察官を解雇するよう命じたことで、リチャードソンと副司法長官が辞任した事件です。ニクソン時代に重要な役割を担った2人の女性に詳細を聞きます。エリザベス・ホルツマンは、元ニューヨーク選出連邦下院議員で、リチャード・ニクソン弾劾を票決した下院司法委員会の委員でした。ジル・ワイン=バンクスはウォーターゲイト特別検察官補で女性初の米軍法務責任者も務めました。

    dailynews date: 
    2017/1/31(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 司法長官 トランプのムスリム追放を否定 トランプはお得意のやり方で対抗 「キミはクビだ」

    サリー・イェーツ司法長官代理は、30日夜、ムスリムが多数を占める7つの国の市民ならびに該当国家からのすべての難民の入国を一時的に禁止するドナルド・トランプの大統領令を司法省は擁護しないと発表しましたが、その数時間後にトランプにより解雇されました。イェーツは、27年間司法省に勤めてきました。ホワイトハウスは30日夜、「サリー・イェーツ司法長官代理は米国市民の保護を意図する司法命令の執行を拒否し、司法省を裏切った」と述べた声明を発表しました。

    dailynews date: 
    2017/1/31(Tue)
    記事番号: 
    1
  • テキサス州在住のイスラム教指導者数百人 イスラムへの見解に関する異様な調査票を受け取る

    テキサス州では1月、数百人のイスラム教指導者がイスラム過激派に関する見解を明らかにするよう求める調査票への回答を命ずる手紙を受け取りました。この挑発的な調査票は、ムスリム同胞団をテロ組織だと思うか、宗教的自由の宣誓書に署名する意思はあるか、ムスリム改革運動(Muslim Reform Movement)を支持するか、の3つの問いに回答することを求めています。この調査は、テキサス州カイル・ビーダーマン下院議員によるいわゆる「テキサスの過激なイスラムテロ」を暴くための運動の一部として行われています。テキサス州ビクトリアで週末に起きたモスク放火事件と並んで、ドナルド・トランプ当選以後ヘイトクライムが急増した同州におけるイスラム嫌悪による最新の攻撃だとイスラム教指導者らは語ります。

    dailynews date: 
    2017/1/30(Mon)
    記事番号: 
    7
  • 米民主党議員2人 ムスリム入国禁止措置で拘束された人々の解放を求める空港デモに参加

    米民主党下院議員2人に話を聞きます。ニューヨーク選出ジェロルド・ナドラー議員とワシントン州選出プラミラ・ジャヤパル議員です。ナドラー議員は28日の大半をニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で過ごし、ジャヤパル議員はシアトルのシータック空港前で行われたデモに参加しました。

    dailynews date: 
    2017/1/30(Mon)
    記事番号: 
    6
  • 拘束された入国希望者の解放を求めるデモ参加者がサンフランシスコ国際ターミナルを閉鎖

    ドナルド・トランプの大統領令への抗議運動について、サンフランシスコ国際空港での抗議運動を見ていきます。デモ参加者は36時間以上に渡り抗議をつづけ、国際ターミナルを閉鎖に追い込みました。

    dailynews date: 
    2017/1/30(Mon)
    記事番号: 
    5

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