先週まで、ルイス・ウォーレスは、公共ラジオ番組『マーケットプレイス』でただ一人のトランスジェンダーを公言する記者でした。彼は、ブログ投稿ウェブサイト『メディアム』に、ジャーナリズムの中立性、トランスジェンダー記者として現在の政権を報道することの難しさについて発言しました。”Objectivity is dead, and I’m okay with it”(「客観性は失われたが、僕は満足」)という見出しで、白人優越主義を支持するなど「道義上許されない」立場をとる人々を、客観的に報道できるものだろうかと疑問を投げかけました。また彼は、ジャーナリストは「政治的に正しい」とか「リベラル」と呼ばれるかどうかを気にすべきではないと主張しました。『マーケットプレイス』は、ウォーレスのブログ投稿は倫理規定に違反するとして、彼を停職処分にし、この投稿を取り下げるように勧告しました。彼がそれを再投稿すると、今度は解雇されました。ルイス・ウォーレスを招いて、彼が投稿した内容と理由について聞きます。