デイリーニュース

  • カリフォルニア州vs.トランプ:州議員が「聖域州」に向けた法案提出 ワシントンは脅しで対抗

    カリフォルニア州上院議長のケビン・デ・レオンはこのほど、カリフォルニアを(連邦政府の)「聖域州」とする法案を提出しました。トランプ大統領はこれに対し、連邦政府資金の同州からの引き上げもあり得るとの脅しで応えました。「彼らが『聖域都市』を作ろうとするなら、それ(連邦政府資金引き上げ)をする必要が出てくる。それは確かに武器になる」と、トランプはFOXニュースで語っています。

    dailynews date: 
    2017/2/13(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 移民税関捜査局(ICE)、全米規模の取り締まりで600人以上を逮捕 トランプの大統領令で移民の犯罪化が拡大

    米国では先週、ドナルド・トランプ大統領就任以来最大規模となる移民の取り締まりが行われ、全米の移民コミュニティが危機に立たされました。連邦移民取締官が逮捕した人数は1週間で600人以上に上ります。取り締まりが行われた州は、カリフォルニア、ニューヨーク、ジョージア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、イリノイ、インディアナ、カンザス、ケンタッキー、ミズーリ、ウィスコンシンの11州と報告されています。トランプは12日、「違法犯罪者の取り締まりは、私の選挙公約の遂行にすぎない。排除されているのはギャングや麻薬ディーラーなどだ!」とツイートしています。移民の権利活動家はこうした行動について、トランプ政権がオバマ大統領の下では国外退去の優先順位が低いとみなされていた人々を追放する方針に舵を切ったことが明らかだと指摘します。カリフォルニア州上院議長のケビン・デ・レオン、「ニューヨーク移民連合」(New York Immigration Coalition)代表のスティーブ・チョイに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/13(Mon)
    記事番号: 
    4
  • サル・ジャヤラマン:トランプが労働長官に指名したアンドリュー・パズダーは女性をまったく尊重しない人物

    「レストラン・オポチュニティー・センター連合」(Restaurant Opportunities Centers United)が最近発表した調査によると、労働長官に指名されたアンドリュー・パズダーが経営するレストランで働いていた女性の驚くべきことに3分の2が、職場でのセクハラを経験していたことが明らかになりました。パズダーをめぐっては元妻に対する過去のDV疑惑も再浮上しています。同連合のサル・ジャヤラマンに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/13(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「カールス・ジュニア」元従業員 アンドリュー・パズダーが経営するレストランチェーンのセクハラと賃金不払いの実態を語る

    ファストフード業界の労働者数百人は13日、労働長官に指名されたアンドリュー・パズターが代表を務める企業のオフィスに集まり、ファストフード王の指名辞退または上院による承認拒否を求める計画です。ワシントンポスト紙は、パズダーのレストランチェーン「カールス・ジュニア」と「ハーディーズ」が賃金の不払いをめぐって、労働省の複数件の調査対象となったことを伝えています。調査の結果、企業側は未払い賃金約15万ドル、罰金8万ドル超を支払いました。さらに30件以上の安全衛生基準違反も指摘されています。ロサンゼルスにあるカールス・ジュニア店舗のシフトリーダーとして2年間働いたマギー・ゲレロに話を聞きます。ゲレロはロサンゼルスで「Fight for 15」(時給15ドルをめざせ)の活動をしています。

    dailynews date: 
    2017/2/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • パズダーは労働権侵害長官? ファストフード企業CEOの労働長官指名に批判高まる

    ファストフード業界の労働者数百人は、労働長官に指名されたアンドリュー・パズダーが代表を務める企業のオフィスに集まり、ファストフード王の指名辞退を求める計画です。ファストフード・チェーンの「ハーディーズ」と「カールス・ジュニア」の親会社トップであるパズダーは、長年にわたる共和党の資金提供者であり、最低賃金引き上げ、市民運動「Fight for 15」(時給15ドルをめざせ)、残業手当の拡充、有給の病気休暇、医療費負担適正化法の批判者としても知られています。パズダーの上院指名承認公聴会は16日木曜日に予定されています。公聴会はこれまで4回にわたって延期されて来ました。「レストラン・オポチュニティー・センター連合」(Restaurant Opportunities Centers United)の共同創設者で共同代表のサル・ジャヤラマンに詳しく聞きます。同連合は最近、"Secretary of Labor Violations? The Low Road Business Model of CKE Restaurant Inc’s Andrew Puzder"(「アンドリュー・パズダーは労働権侵害長官? 「CKEレストランツ」CEOの汚いビジネスモデル」)と題した報告書を発表しています。

    dailynews date: 
    2017/2/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 本当のボウリング・グリーン大量殺人 白人至上主義者がアフリカ系アメリカ人やユダヤ系の襲撃を計画

    ドナルド・トランプ大統領顧問ケリーアン・コンウェイがありもしなかったテロ攻撃をでっちあげてトップニュースになっていますが、番組ではオハイオ州ボウリング・グリーンで実際に起きた過激派による脅威を検証します。2012年、FBIの手入れで、ある容疑者が集めた大量の攻撃用ライフル、銃器、防弾着、弾薬を保管する兵器庫が発見されました。検察官は後にこの容疑者は大量殺人の実行を計画していたと確信しました。しかし、この容疑者は過激派のイスラム教徒ではありません。連邦当局の発表によると、リチャード・シュミットという名のこの人物は、白人至上主義者で、アフリカ系アメリカ人やユダヤ系を狙った襲撃を計画していました。捜査官が発見した暗殺リストには、全米黒人地位向上協会(NAACP)ミシガン州とオハイオ州のリーダーを初め、ターゲットとする人々の名前と住所が挙げられていました。検察側が彼を政治テロリストだと立証するに足る確証を示せなかったとし、連邦判事はシュミットに禁固6年の刑を言い渡しました。彼は2018年2月に釈放の予定です。白人至上主義者によるテロ脅威を、主流メディアがほんのわずかしか報道しないのは、この事件に限ったことではありません。6日(月)、キリスト教聖職者ロバート・ドッガートの公判がテネシー連邦地方裁判所で開かれました。

    dailynews date: 
    2017/2/10(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 移民税関捜査局(ICE)による手入れ加速化:移民支援団体によると オバマの国外追放がトランプ政権下で「猛スピード化」

    アリゾナでの移民の闘いのただ中にいるアーロン・ラヨスに話を聞きます。アーロンの妻のグアダルペ・ガルシア・デ・ラヨスは、米国生まれの2人の子どもの母親ですがメキシコに国外退去されました。グアダルペは8日(水)、移民局職員による定期検査の際に身柄を拘束され、勾留されました。彼女は過去21年間米国在住でしたが、2008年にマリコパ郡のウォーターパークでの手入れで逮捕され、職を得るために偽造文書を使用したとして重罪判決を受けました。移民支援者たちによると、この拘束は、オバマ大統領政権下では「優先順位が低い」と考えられていた人々も国外退去させるというトランプ政権による明らかな政策転換の表れです。「プエンテ・アリゾナ(Puente Arizona)」の組織化責任者フランチスカ・ポルチャスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/10(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トランプ 法執行機関に関する3件の新たな大統領令で「警官の命も大事体制」に着手

    9日(木)、トランプ大統領は犯罪と移民に対処する3件の新たな大統領令に署名しました。1件目は警察官への暴行で有罪判決を受けた人物への刑罰の強化、2件目は麻薬カルテルの捜査中における各法執行機関間での情報共有の増加、3件目は、麻薬密売と凶悪犯罪と共に「不法移民」対策を優先するよう司法長官に命じるものです。本日のゲスト、憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)代表のビンセント・ウォレンによると、「我々はこれを『警官の命も大事体制』(a blue lives matter regime)の始まりと呼んでいます」。

    dailynews date: 
    2017/2/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 控訴裁判所 トランプのムスリム入国禁止令差し止めを支持 指定された7カ国からの攻撃の「証拠なし」

    公民権擁護の大勝利です。第9巡回連邦控訴裁判所は、イスラム圏7カ国の市民の米国への入国を禁止し、全米各地で激しい抗議行動を巻き起こしたドナルド・トランプの大統領令の差し止めの停止を満場一致で退けました。判事はトランプ政権は「大統領令で指名された国からの入国者が、米国へのテロ攻撃を実施したという証拠を、ひとつも提示しなかった」と裁定しました。トランプは、場合によっては米最高裁判所へ上訴すると明言しています。憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)代表ビンセント・ウォレンに話を聞きます。「問われているのは政府の信憑性です」とウォレンは話します。

    dailynews date: 
    2017/2/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 出入国管理所で仕事内容や国籍などについて質問されたACLU弁護士にインタビュー

    連邦控訴裁判所が本日(2月9日)にも、トランプ大統領による難民およびムスリムが過半数の7カ国の国民すべての入国禁止命令について判決を出すと見られています。トランプ大統領は8日(水)朝、この裁判の判事達は「あまりに政治的」と非難し、今回の法手続きは「破廉恥だ」と述べています。今回の大統領令を巡る法廷闘争の現状について、米自由人権協会(ACLU)の「国家安全保障プロジェクト」(National Security Project)の責任者ヒナ・シャムシに話を聞きます。シャムシは米国永住権の保持者ですが、先週、米国に帰還した際に入管に留められ、パキスタン国籍であることや、ACLUでの仕事について質問されました。

    dailynews date: 
    2017/2/9(Thu)
    記事番号: 
    3

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