デイリーニュース

  • ブラック・エッジ:ニューヨーカー誌のシーラ・コルハトカーが語る金融業界史上最大のインサイダー取引

    ブルームバーグ社の調査によれば、スティーブン・コーエンの悪名高い投資会社の法律顧問は2016年11月、トランプの政権移行チームによる司法省のスタッフの人選を監督していました。コーエンの会社SACキャピタルは、金融業界史上最大級のインサイダー取引捜査の対象でした。この興味深い歴史は、ニューヨーカー誌の専属記者であるシーラ・コルハトカーの著書Black Edge: Inside Information, Dirty Money, and the Quest to Bring Down the Most Wanted Man on Wall Street(『ブラック・エッジ:内部情報、不正金、そして金融業界で一番の犯罪者の打倒を求めて』)にまとめられています。

    dailynews date: 
    2017/2/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 国民の英雄それとも金融業界の英雄? トランプが推し進めるドッド・フランク法と消費者金融保護局の廃止

    トランプ政権が2ヶ月目を迎える中、共和党議員たちは、10年前の経済危機を受けて設立された消費者金融保護局(CFPB)を攻撃する法案作りを始めました。CFPBは「ドッド・フランク法」(金融規制改革法)の下で設立されましたが、同法もまた共和党議員たちと米政府による攻撃の対象になっています。ドナルド・トランプ大統領は2月第3週、石油および鉱業会社による政府への支払い金額を明らかにすることを義務付ける、ドッド・フランク反汚職措置を廃止する大統領令に署名しました。トランプはさらに、同法の他の部分も撤回すると明言しました。元ヘッジファンドアナリストで、現在はニューヨーカー誌の専属記者であるシーラ・コルハトカーに話を聞きます。彼女は新刊Black Edge: Inside Information, Dirty Money, and the Quest to Bring Down the Most Wanted Man on Wall Street(『ブラック・エッジ:内部情報、不正金、そして金融業界で一番の犯罪者の打倒を求めて』)の著者です。

    dailynews date: 
    2017/2/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「営利型大統領」トランプがいかに企業による全面的な政府乗っ取りを推進したか

    企業による全面的な政府乗っ取りが起きている―監視グループ「パブリック・シチズン」は20日に発表した報告で、そう結論づけました。この報告書は、アメリカの企業界がトランプ政権の最初の1カ月間でいかにその恩恵を受けたかに目を向けています。国務長官になったのはエクソン元CEOレックス・ティラーソンでした。ゴールドマン・サックス出身者が何人も政権トップの座に就きました。スティーブン・ムニューチンが財務長官、スティーブン・バノンが首席戦略官、ゲイリー・コーンが米国国家経済会議(NEC)委員長といった具合です。トランプはさらにウォール街の改革をめざすドッド=フランク・法をなし崩しにし、顧客の最善の利益に基づいてアドバイスを提供することを金融アドバイザーに義務付けた規則を廃止する大統領令にも署名しています。パブリック・シチズン代表のロバート・ワイスマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/20(Mon)
    記事番号: 
    5
  • ジョージ・タケイ、トランプこそ「本当のテロリスト」 日系アメリカ人の収容から75周年

    フランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領は75年前の昨日にあたる1942年2月19日、大統領令9066号に署名し、これにより12万人以上の日系の人々が収容キャンプに強制収容されました。ここには7万人近くのアメリカ市民が含まれていました。米国では先週末、日系アメリカ人と合法的居住者の強制収容75周年を記念する「追憶の日」イベントが各地で開催されました。歴史は繰り返すのかと多くの人々が問いかけています。トランプは2015年のインタビューで、ムスリムの米国への入国を全面的に禁止する自身の提案を主張し、ルーズベルト大統領の行動を前例として挙げています。収容キャンプで育った伝説的な俳優で活動家のジョージ・タケイと話します。

    dailynews date: 
    2017/2/20(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ジェフ・セッションズは司法長官就任前から新移民取り締まり令の布石を敷いていたのか?

    マクラッチー紙は、国土安全保障省が先に署名した強制送還の厳格化措置について、その草案を主に支持していたのはジェフ・セッションズ上院議員だったと伝えています。セッションズが司法長官に就任する数カ月も前のことでした。マクラッチー紙フランコ・オルドネス記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ダニエル・ラミレス・メディナの弁護士:DACAの保護を受けている若者の拘束の継続は「まったく根拠なし」

    米ワシントン州シアトルの連邦判事は17日、ダニエル・ラミレス・メディナ23歳をタコマのノースウエスト収容センターから釈放しない判断を下しました。ラミレスは、オバマ大統領のDACAプログラム(子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者に対する国外退去一時延期措置)により米国での居住や就労の許可を得ていたにもかかわらず、移民税関捜査局(ICE)の係官によって1週間以上前に逮捕されていました。ラミレスは7歳から米国に住み続けています。「ノースウエスト移民の権利プロジェクト」(Northwest Immigrant Rights Project)のタコマ事務所で主任弁護士を務めるティム・ウォーデン=ヘルツに詳しく聞きます。マクラッチー紙ワシントン支局ホワイトハウス担当記者フランコ・オルドネスにも話を聞きます。オルドネスの最新記事は"DHS chief proposes prosecuting parents of children smuggled into U.S"(「DHS長官が密入国した子どもの両親の訴追を提案」)です。

    dailynews date: 
    2017/2/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • DHS覚書:大量強制送還を迅速化し 子どもの米国入国を助ける両親を起訴せよ

    ジョン・ケリー国土安全保障長官は、現在米国に住んでいる在留資格の無い移民(undocumented immigrants)の大量強制送還を加速する包括的な新ガイドラインを起草し、署名しました。この覚書は連邦機関に対し、移民税関捜査官1万人と国境警備担当者5000人を新たに雇うことを指示しています。覚書はさらに、強制送還のための聴取を加速させ、優先的に国外追放が適用される人数を拡大する計画についても詳しく記しています。マクラッチー紙によると、さらに在留資格の無い移民数十万人が、国外追放の迅速化を目的とする簡易送還手続き(expedited removal proceedings)の対象となる可能性があります。同紙はまた、米国到着時に「付き添いのいない未成年者」(unaccompanied minors)であった子どもも、今後は国外追放の免除対象ではなくなり、人身取引業者に報酬を支払って子どもに国境を越えさせた両親については、刑事訴追の対象となる場合もあるとしています。マクラッチー紙ワシントン支局ホワイトハウス担当記者フランコ・オルドネスに詳しく聞きます。最新記事は"DHS chief proposes prosecuting parents of children smuggled into U.S"(「DHS長官が密入国した子どもの両親の訴追を提案」)です。

    dailynews date: 
    2017/2/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 新たな労働長官候補はアレックス・アコスタ 連邦政府機関の破壊工作には完璧な経歴の持ち主?

    トランプ大統領は、当初労働長官に指名したファストフード企業CEOアンドリュー・パズダが15日(水)に指名を辞退した後、古くからの共和党員で弁護士のアレックス・アコスタを新たに労働長官に指名しました。アコスタの経歴をニュースサイト「シンクプログレス」(Think Progress)の編集者アラン・パイクと共に見ていきます。トランプが選んだ2人目の候補も「外には出せない秘密がある」とパイクは話します。ジョージ・W・ブッシュ政権下でアコスタが司法省公民権局のトップを務めた時期のことを詳細に調査すると、彼の監督下の上級職員が、投票権侵害や警官の権力乱用を追及するという公民権局の使命に積極的に反対する保守派の弁護士を雇っていました。2004年の選挙では、オハイオ州で黒人やラティーノの投票率を抑制しようとしたと非難される共和党の選挙管理人を支援して、同州におけるブッシュ陣営の勝利への最後の一押しに重要な役割を果たしました。

    dailynews date: 
    2017/2/17(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 移民の母親を強制送還から保護するデンバーの教会 「いかなる法も侵していない」

    移民で4児の母が強制送還を避けるために避難しているデンバー市のファースト・ユニテリアン教会の主任牧師マイク・モランに話を聞きます。「彼女を教会にかくまっていることで、法を侵しているとは思っていません」とモラン牧師は話します。この教会がジャネット・ビスゲラを受け入れることになった経緯と、もし移民局が彼女を捕えに来た時どう対応するかの取り決めについて説明します。

    dailynews date: 
    2017/2/17(Fri)
    記事番号: 
    4
  • デンバーの教会に避難した滞在資格のない母親 「私は20年間税金を払ってきました、トランプが払わないのはなぜ?」

    デンバー市にあるファースト・ユニテリアン教会の中に暮らす移民で4児の母親のジャネット・ビスゲラに話を聞きます。移民税関捜査局(ICE)に定期出頭すれば、勾留されてメキシコに強制送還される恐れがあることから、彼女はこの教会に避難しています。ビスゲラは1997年にメキシコからアメリカへ来ました。そしてメトロ・デンバー避難所連合の創設者の1人です。彼女は過去5回、強制送還の延期措置を勝ち取っていますが、トランプ政権の下で同じような一時的救済を受けられるかどうかは疑わしいと話しています。

    dailynews date: 
    2017/2/17(Fri)
    記事番号: 
    3

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