トランプ大統領は2月28日の夜、連邦議会へ向かい、上下両院合同本会議の前で彼の予算案の一部の概要を示す予定です。トランプは2月27日、軍事予算を昨年から10%増の6000億ドル以上に増加する一方、環境保護庁や国務省を含むと見られる他の省庁の予算は大幅に削減することを提案しました。トランプは、軍事費を歴史的に拡大したいと述べました。この発言に対し、カリフォルニア州選出の民主党下院議員バーバラ・リーは、ツイッターに「トランプ[大統領]の道徳的に破たんした予算案は、貧困者[と]地球を犠牲にして国防総省にさらなる資金をつぎ込もうとしています。これは恐ろしい考えです」と記しました。「戦争の代償プロジェクト」(Costs of War Project)の共同代表でボストン大学の政治学教授である、ネーター・クロフォードに話を聞きます。彼女は2016年9月、米国は9.11同時多発テロ以来、国土安全保障とイラク、アフガニスタン、シリア、パキスタンでの戦争に5兆ドル近くを使ったことを明らかにした報告書を発表しました。