デイリーニュース

  • ウィノナ・ラデューク:トランプのダコタ・アクセスとキーストーンXLパイプライン建設推進は宣戦布告

    24日、ドナルド・トランプはキーストーンXLとダコタ・アクセス、2つの石油パイプライン・プロジェクトを復活させる大統領覚書に署名しました。この2件はいずれも、オバマ政権が先住民と環境団体の大規模な抗議を受けて停止していた主要プロジェクトです。先住民グループとその支援者たちは長年にわたり、スタンディング・ロック・スー族の居留地から1 マイル(約1600メートル)の位置に設置され、部族の飲料水の一次水源の下を通るダコタ・アクセス・パイプラインに反対してきました。スタンディング・ロック・スー族はツイッターで「#DAPLに関するトランプの大統領令は、法にも先住民との協定にも違反している。我々は法に訴える」と述べました。更に「第2のフリントを生むことは、『アメリカをもう一度偉大』にしない」と付け加えました。米先住民の活動家で「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)代表のウィノナ・ラデュークに話を聞きます。ラデュークは、ミネソタ州北部の「ホワイト・アース居留地」に住んでいます。

    dailynews date: 
    2017/1/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トランプがダコタ・アクセス・パイプラインの建設を推進する中、元副大統領アル・ゴアは#DAPLは「非道」

    トランプ大統領は1月24日、キーストーンXLパイプラインとダコタ・アクセス・パイプライン(DAPL)の建設を進める2つの大統領令に署名する予定です。この2つの建設計画はオバマ政権によって却下されていました。デモクラシー・ナウ!は1月23日、DAPLについてアル・ゴアに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2017/1/24(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 『不都合な続編』:アル・ゴアが語る新映画、トランプ、気候変動、ダコタ・サクセス・パイプラインへの彼の反対

    画期的な映画『不都合な真実』の公開から10年以上経って、元米副大統領アル・ゴアが、気候危機に関する新たな映画An Inconvenient Sequel(『不都合な続編』)と共に戻ってきました。ゴアは1月22日、サンダンス映画祭でエイミー・グッドマンが司会を務めたパネル・ディスカッションに登場しました。

    dailynews date: 
    2017/1/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 誰も言わない:新ドキュメンタリーが探る富豪ピーター・ティールによる報道機関ゴーカーの破壊

    オンラインメディア機関の「ゴーカー」(Gawker)は、プロレスラーのハルク・ホーガンのセックステープを公開したことに対する訴訟で1億4000万ドルの支払いを命じられ、2016年に破産宣言をし、会社を売りに出しました。ホーガンの訴訟は、シリコン・バレーの富豪でトランプの支持者であり、現在は閉鎖されたゴーカーのブログによってゲイであることを暴露されたピーター・ティールによって経済的援助を受けました。この事件は、サンダンス映画祭で初上演される新映画のテーマです。Nobody Speak: Trials of the Free Press(『誰も言わない:報道の自由の試練』)の監督であるブライアン・ナッペンバーガーに話を聞きます。彼の他の監督作品には、『インターネットの申し子:天才アーロン・シュウォルツの軌跡』)と、ハッカー団体「アノニマス」(Anonymous)についての『アノニマス 〜“ハッカー”たちの生態〜』があります。

    dailynews date: 
    2017/1/24(Tue)
    記事番号: 
    3
  • あからさまな嘘と続けざまのツイートそして「別の事実」:トランプによる全体主義調なメディアとの戦争の内幕

    トランプ大統領、メディア、新政権が「別の事実」(alternative facts)と呼ぶものについて検証しましょう。トランプは就任後初の終日職務を行った1月21日土曜日、中央情報局(CIA)を訪問しました。彼はCIAのメモリアル・ウォールの前で同局員を前に、メディアと戦争中であると述べました。その数時間後、トランプは彼の新任報道官に命じて記者会見を開かせ、「就任式の聴衆は現地参加人数をとっても世界中での聴衆をとっても過去最高であった。それ以上言うことはない。」と主張させました。その翌日1月22日には、トランプの顧問ケリーアン・コンウェイがスパイサーの明らかに間違った発言を擁護し、彼は「別の事実を提供した」と述べました。Nobody Speak: Trials of the Free Press(『誰も言わない:報道の自由の試練』)の監督である映画製作者のブライアン・ナッペンバーガーと、ネイション誌の調査編集者で、On Bended Knee: The Press and the ReaganPresidency(『ひざまづいて:報道機関とレーガン大統領時代』)など7冊の本の著者でもあるマーク・ハーツガードに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「これによって命を落とす女性が出るだろう」:米国家族計画連盟が語る反中絶的な「地球規模かん口令」へのトランプの署名

    数百万人が歴史的な「ワシントン・ウィメンズ・マーチ」(Women’s March on Washington)のためにワシントンDCと世界中の都市の街頭に繰り出してからわずか2日後、トランプ大統領は問題視されてきた「地球規模かん口令」(Global Gag Rule)を復活させました。女性の人権を擁護する向きは、このことが世界中で危険な妊娠中絶を増加させると危惧しています。この政策は、もともとレーガン時代に導入され、中絶の施術、中絶の合法化の擁護、それらへの言及をしたすべての国際医療団体への米国からの資金供与を禁じています。この禁止は、それらの行為そのものが米国の資金でおこなわれていなかったとしても適用されます。トランプは他の7人の男性たちに囲まれる中、同令に署名しました。米国家族計画連盟のドーン・ラガンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クライン、アリシア・ガルザ、ラルフ・ネイダー トランプ就任演説の「米国第一主義」にコメント

    1月20日にトランプ第45代大統領が行った就任演説は、同日デモクラシー・ナウ!が放送した円卓討論会に出演していたゲストたちから強い反応を引き出しました。演説の抜粋とゲストの反応の要点をお送りします。消費者運動家のラルフ・ネーダー、作家のナオミ・クライン、From #BlackLivesMatter to Black Liberation (『#黒人の命も大切から黒人解放へ』)著者で教授のキーアンガ=ヤマタ・テイラー、調査報道記者のアラン・ネアン、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)共同創設者のアリシア・ガルザが参加しました。

    dailynews date: 
    2017/1/23(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ウィメンズ・マーチからの声:アンジェラ・デイビス、グロリア・スタイネム、マドンナ、アリシア・キーズ、ジャネット・モックほか

    歴史的な抗議活動となった21日の「ワシントン・ウィメンズ・マーチ」(Women’s March on Washington)を振り返ります。番組では、マーチを主催したリンダ・サルソールとタミカ・マロリー、教授のアンジェラ・デイビス、フェミニズムの象徴的人物であるグロリア・スタイネム、マドンナ、歌手のアリシア・キーズ、トランスジェンダー活動家で作家のジャネット・モック、歌手で女優のジャネール・モネイ、女優のアシュレイ・ジャッド、「プランド・ペアレントフッド」(Planned Parenthood)のセシル・リチャーズ、6歳にして移民人権活動家のソフィー・クルスの発言を取り上げます。

    dailynews date: 
    2017/1/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ワシントン・ウィメンズ・マーチ:参加者はトランプ就任式の3倍 歴史的な抗議活動に

    ドナルド・トランプ大統領の就任式の翌21日、米国では数百万人が街頭に繰り出し、この日は米国史上最大となる抗議活動が行われた日の一つとなりました。なかでも最大となったのは、50万人以上が街頭を埋め尽くした「ワシントン・ウィメンズ・マーチ」(Women’s March on Washington)です。英マンチェスター・メトロポリタン大学の群集活動研究者によると、マーチへの参加者はトランプ大統領の就任式に参加した聴衆の3倍に達しました。女性主導によるこのデモ行進は、七大陸600カ所以上で行われ、南極も含まれていました。大規模な抗議活動が行われたのはワシントンのほかに、ボストン、シカゴ、デンバー、ロサンゼルス、ウィスコンシン州マディソン、ニューヨーク、オークランド、オレゴン州ポートランド、セント・ポール、サンフランシスコ、シアトルなどが挙げられます。この世界的行動の参加者が460万人にのぼったとの推算もあります。

    dailynews date: 
    2017/1/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クライン トランプの選挙の勝利は「企業クーデター」

    デモクラシー・ナウ!は今日ワシントンDCから、黒人大学だった歴史を持つハワード大学にあるテレビ局「WHUT」からお送りします。ドナルド・トランプの第45代米大統領への就任まであと4時間足らずに迫っています。トランプは、総得票数ではヒラリー・クリントンに300万票近い差で負けましたが、選挙人団の投票では多数を獲得することができました。トランプの支持率は、これから就任する大統領としては少なくともここ30年ほどの間で最低です。ワシントンDCでの抗議行動の最新事情をお伝えするとともに、アカデミー賞受賞の映画監督マイケル・ムーアが19日夜に行ったスピーチにも耳を傾けます。ニューヨーク市のセントラルパークの近くにあるトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワーの外には同日、2万5千人近くが抗議活動のために集まりました。番組には、ジャーナリストでベストラー作家のナオミ・クラインも加わります。クラインの最新の著作はThis Changes Everything: Capitalism vs. the Climate(『これがすべてを変える 資本主義と気候の対決』)です。また調査報道サイト『インターセプト』の記者で、カネと政治の結びつきを追うリー・ファンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/20(Fri)
    記事番号: 
    3

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