デイリーニュース

  • オバマ大統領による減刑で プエルトリコの独立運動活動家オスカー・ロペス=リべラが釈放へ

    17日、オバマ大統領は、長年にわたるプエルトリコ独立運動活動家オスカー・ロペス=リベラにも減刑を与えました。ロペス=リベラはすでに35年間あまり収監されていて、その多くを独房で過ごしています。1981年、ロペス=リベラは米国のプエルトリコ支配に武力で反対する扇動共謀に関わったなどの容疑で連邦裁判所から有罪判決を受けました。1999年、ビル・クリントン大統領がプエルトリコ民族解放武装郡(FALN)16人を減刑にしましたが、2人のメンバーが除外されたためロペス=リベラはこの恩赦を拒否しました。2人は後に釈放されています。今回、オバマ大統領が減刑を与えたことで、ロペス=リベラは5月17日に釈放される見込みです。シカゴより兄弟のホセ・ロペス=リべラ、そしてデモクラシー・ナウ! の共同司会者フアン・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジェレミー・スケイヒルが語る オバマ政権によるチェルシー・マニングの減刑とエドワード・スノーデンへのあいも変わらぬ悪者扱い

    オバマ大統領は、米陸軍内部告発者のチェルシー・マニングを減刑しましたが、米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンに恩赦を与える計画は皆無です。大統領報道官ジョシュ・アーネストは先週、「(マニングが)ウィキリークスに提供した情報は、国家安全保障にダメージを与えた。しかしエドワード・スノーデンによる暴露は、深刻さにおいても危険度においても、それをはるかにしのぐものだった」と語りました。調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept)の記者で、先日、The True Scandal of 2016 was the Torture of Chelsea Manning(「チェルシー・マニングの拷問こそが、2016年の本当のスキャンダル」)と題する記事を執筆したジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • チェルシー・マニングの弁護士:オバマ大統領による減刑で 内部告発者マニングの命が「救われる」

    任期満了を数日後に控えるオバマ大統領は17日、服役中の209人を減刑に、64人には恩赦を与えました。米軍で内部告発を行ったチェルシー・マニングもこれに含まれ、オバマ大統領が禁固35年を7年に減刑したことで、5月17日に釈放される見込みとなりました。弁護士によると、マニングはすでに内部告発者としては米史上最長の刑期を務めています。マニングは、イラクおよびアフガニスタン戦争ならびに米外交政策に関する70万点以上の機密文書やビデオをウィキリークスに漏洩しました。マニングは何度も長期の独房入りを課され、ジェンダー・アイデンティに関する医療処置を拒否されてきました。マニングの上告を担当したナンシー・ホランダー弁護士と、性別違和感に関する医療を拒否する米国防省を相手取る裁判を担当した、米国自由人権協会(ACLU)のチェイス・ストランジオ弁護士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 特別報告 物議を醸しているオバマの移民家族のこう留政策、トランプ政権下で拡大の可能性

    オバマ大統領からドナルド・トランプに継承される、最も物議を醸している政策の1つ、家族こう留について検証します。2014年以来、難民保護を求める数千人の中米の女性と子供が民間運営の刑務所にこう留されています。医療や、監督が行き届いていないといった苦情があるにも関わらず、オバマ政権はこの政策の停止要求に抵抗してきました。弁護団は現在、トランプが同政策を、さらにひどい監督状態で拡大する可能性を懸念しています。デモクラシー・ナウ!の通信員レネー・フェルツがテキサス州とメキシコの国境から報告します。

    dailynews date: 
    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 狂った道化の大統領:マット・タイビが記録した「大富豪の快楽主義者」ドナルド・トランプの大統領選

    国際団体オックスファムによる新たな調査によると、世界の最も裕福な8人が、世界人口の貧しいほうの半分が持つ資産に等しい富をコントロールしています。同団体は、ドナルド・トランプ選出を受けて、富の不平等は拡大し続ける恐れがあると言います。トランプの閣僚の資産の合計は110億ドル近くにのぼります。賞を受けたこともあるローリングストーン誌の記者マット・タイビと共に、トランプの台頭と彼の政権に加わる人たちについて検証します。1月17日に発売されたタイビの新刊のタイトルは、Insane Clown President: Dispatches from the 2016 Circus(『狂った道化の大統領:2016年の茶番劇からの報告』)です。

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    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプ  キング牧師記念日の週末に公民権運動の象徴ジョン・ルイスを攻撃 ルイスが語る1965年の血の日曜日

    ドナルド・トランプが1月第2週の週末に、公民権運動の象徴的人物であるジョン・ルイスを攻撃したことを受け、少なくとも42人の民主党員たちが1月20日に行われるトランプの大統領就任式をボイコットする予定です。民主党下院議員のルイスは1月13日、NBCニュースのインタビューの中で、トランプ当選の正当性に疑問を投げかけました。トランプは、キング牧師記念日の週末の1月14日の朝、ルイスは「口ばかりで行動がついてこない」と、ツイッターで彼に反撃しました。トランプの発言は、全米で大きな反発を巻き起こしました。ルイス下院議員は、公民権運動の伝説的人物です。彼は1965年、アラバマ州セルマからモンゴメリーへ向かう、投票権を求める行進を先導しようとしたところ、アラバマ州の警官たちによって殴られ危うく命を落とすところでした。後に「血の日曜日」(Bloody Sunday)として知られることになったこの事件の写真は、数カ月後に投票権法を法制化するきっかけになりました。ルイス下院議員は、デモクラシー・ナウ!の2012年のインタビューの中で、「血の日曜日」に何があったかを語ってくれました。

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    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 新たに発見された1964年のキング牧師演説 公民権、人種分離、南アフリカのアパルトヘイトについて語る

    1964年12月7日に録音されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の新たなテープが見つかりました。デモクラシー・ナウ!がパシフィカ・ラジオ・アーカイブスの中から独占放送します。キング牧師はノーベル平和賞をオスロで受賞する数日前にロンドンに行き、人種分離政策、公民権を求める戦い、南アフリカのネルソン・マンデラへの支持、反アパルトヘイト闘争について演説を行いました。パシフィカ・ラジオのヨーロッパ特派員だったサウル・バーンスタインによって記録されました。バーンスタインによるこの記録は、パシフィカ・ラジオ・アーカイブスの責任者ブライアン・デシャザーによって最近発見されました。

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    2017/1/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 黒人民主党議員 公聴会の最後に証言なんて「バスの後部座席」に座らさせた感じ

    トランプ次期大統領が司法長官に選らんだアラバマ州選出上院議員ジェフ・セッションズは、指名承認公聴会の2日目(11日)かつてない非難を浴びました。でも委員の中でまだ残って傾聴していたのは共和党の1人のみでした。もし他の議員が退席していなかったら、本日お届けする声をきいていたでしょう。ニュージャージー州選出の民主党コーリー・ブッカー上院議員の証言は、米国の上院議員が同僚の入閣に反対を唱えた初めてのケースとなりました。彼と共に証言したルイジアナ州選出の民主党セドリック・リッチモンド議員は連邦議会黒人議員団の座長で、3名の黒人議員証言を公聴会の最後に入れるという決定は、「バスの後部座席」に座らされたのと同じだと主張しました。ジェフ・セッションズの司法長官就任に反対する証言を行ったもう一人の議員、公民権運動で有名なジョン・ルイス(ジョージア州選出の民主党)の全コメントをお送りします。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    4
  • トランプが指名した国防長官 2013年の退役後に防衛産業で巨万の富を築く

    ジェイムズ「マッド・ドッグ」マテイス退役海兵隊大将の指名承認公聴会で、数人の上院議員が、自分の地元の州における国防省のプロジェクトを支持するつもりがあるか否かをマティスに訊きました。マサチューセッツ州選出の民主党エリザベス・ウォーレン上院議員もその一人です。マッティスは2013年の退役までに41年間の軍歴があり、ポリティコによると、彼の資産公開で1000万ドル相当の資産を持つことが判明しています。この財産の一部は退役後ジェネラル・ダイナミックスなどの企業に勤めて得たものです。アンドリュー・バービッチ退役大佐と調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)発行のオンライン誌「リビール」(Reveal)の上級記者アーロン・グランツに話を聞きます。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 国防長官に指名されたジェイムズ・マティス トランプ次期大統領が批判するイランとの核合意の施行を約束

    ドナルド・トランプ次期大統領が国防長官に指名したジェイムズ「マッド・ドッグ」マティス退役海兵隊大将は、指名承認公聴会の証言で、ロシアは今も米国が直面する「主要な脅威」であるとの認識を述べ、次期大統領本人よりも強硬な姿勢を明らかにしました。また彼は、トランプが繰り返し非難しているイランとの核合意を支持しています。 米国最大のイラン系アメリカ人団体National Iranian American Council (全米イラン系アメリカ人評議会)の創設者であり会長のトリタ・パーシに話を聞きます。彼の近刊書はLosing an Enemy: Obama, Iran, and the Legacy of Diplomacy(『失われつつある敵:オバマ、イラン、外交の遺産』)です。また、退役大佐でベトナム帰還兵のアンドリュー・バービッチにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    2

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