デイリーニュース

  • ジェレミー・スケイヒル:トランプの外国嫌悪は恐ろしい だが米国の移民政策は常に差別主義的だった

    【20/10/19/2】調査報道サイト『インターセプト』のジェレミー・スケイヒルと、スケイヒルが新たに制作した7回シリーズの音声ドキュメンタリー「アメリカの神話」について話します。「アメリカの神話」では、いかにトランプの外国嫌悪的移民政策が現在の移民、これから予想される移民の生活を悲惨にするための「精巧で緻密な作戦」だったかを検証しました。移民には、暴力を逃れてきた避難民も含まれます。スケイヒルはまた、トランプの政策がきわめて悪意のあるものだったとしつつ、「この国は長きにわたり、差別主義的な移民政策を取り続けてきました。その点では民主党も共和党も同じです」と指摘します。

    dailynews date: 
    2020/10/19(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ジェレミー・スケイヒル:白人至上主義者を厚遇してきたトランプが警察を大胆に無法化させた

    【20/10/19/1】2020年大統領選挙まで残すところ2週間となりました。調査報道サイト『インターセプト』記者のジェレミー・スケイヒルとトランプ大統領のこれまでの4年間を検証します。スケイヒルは自身のポッドキャスト「インターセプテッド」で、音声ドキュメンタリー7回シリーズ「アメリカの神話」の4回目を公開しています。トランプ大統領の4年間を批判的に検証し、より大きな歴史的文脈のなかに位置づけるシリーズです。スケイヒルは、トランプは白人至上主義者の自警団を強化し、法執行機関に対してはその差別主義的現状を強化するために超法規的行動をとることを許可したと言います。スケイヒルはまた、「ドナルド・トランプは米国史の例外や異端ではなく、米国の暴力性、破壊性、差別性、外国を嫌悪する性格をきわめて明白に表す存在なのです」と言い、注意を喚起しました。

    dailynews date: 
    2020/10/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ダークマネーとバレットの指名 巨大汚染企業とアフォーダブルケア法・中絶権・LGBTの権利への全面攻撃のリンク

    【2020/10/16/3】今週行われたエイミー・バレット判事の最高裁判事指名をめぐる承認公聴会で、ロードアイランド州選出の民主党シェルドン・ホワイトハウス上院議員は、バレット判事に質問をする代わりに、その時間を使ってフェデラリスト協会や司法危機ネットワーク(Judicial Crisis Network)のような右翼団体がどのように闇の資金を使って米国の司法を方向づけているかについの30分間のプレゼンテーションを行いました。彼のプレゼンテーションの一部を放送し、それについての感想を法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長クリステン・クラーク弁護士に聞きます。

    dailynews date: 
    2020/10/16(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ロー対ウェイド判決を守る ウェストバージニア州の母親中絶体験を語りバレット判事の最高裁入への反対を熱弁

    【2020/10/16/2】上院司法委員会は今週の指名承認公聴会で、クリスタル・グッドの証言を聞きました。彼女は自分の妊娠中絶体験を語り、エイミー・コニー・バレットが最高裁判事に承認されれば、安全で手の届く価格の医療の利用が制限されるだろうと懸念を表明しました。3日間の公聴会の間に、バレット判事は、妊娠中絶とロー対ウェイド判決の今後についての見解を問われて、繰り返し回答を拒否しました。しかし、これまでの公の記録では、彼女は女性の生殖に関する権利に対して反対しています。「バレット判事が最高裁判事として承認されたならば、彼女の票は、ロー対ウェイド判決によって与えられている重要な保護を骨抜きにする採決の5人目の票になるでしょう」と、同じく今週上院公聴会で証言したクリステン・クラークも言いました。クラークは、法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長です。

    dailynews date: 
    2020/10/16(Fri)
    記事番号: 
    2
  • クリステン・クラーク弁護士 バレット最高裁判事の承認を急くごとは投票権や公民権を危険にさらす

    【2020/10/16/1】トランプ大統領が最高裁判事候補に指名したエイミー・コニー・バレット判事をめぐる上院司法委員会の承認公聴会は15日(木曜)に終了し、司法委員会で多数を占める共和党の意向で指名承認採決を10月22日に行い、その後すぐに上院総会での投票を行うという日程が決まりました。これは大統領選挙まで2週間を切るタイミングであり、投票のゆくえ次第では最高裁が選挙結果に決定的な役割を果たす可能性もあるという中でのことです。この右派の判事候補が承認されることはほぼ間違いないとみられます。4日間にわたる公聴会の中で、バレット判事は妊娠中絶の権利、同性婚、アフォーダブルケア法(オバマケア)、投票権、気候変動についての見解を問われて回答を拒否し、トランプ大統領が選挙を遅らせる可能性についてさえ、回答しませんでした。もしバレット判事が承認されれば最高裁の9人の判事の構成は保守派が6人、リベラル派にが3人と保守派が圧倒的に多くなります。「これまで我が国では、大統領選挙が行われているさなかに最高裁判事候補を指名したり、承認公聴会を開いたりするような大統領はいませんでした」と、クリステン・クラークは言います。彼女は、法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長です。

    dailynews date: 
    2020/10/16(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 気候変動の存在について明言を拒否するエイミー・コニー・バレット 米憲法修正第1条は「抗議する権利」も保護していることを忘れる

    [20/10/15/2] トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したエイミー・コニー・バレットの上院での公聴会は10月14日、質疑応答の2日目が行われました。そのハイライトをお送りします。バレットは8時間にわたり、気候変動から投票権、同性結婚、中絶に至るまでさまざまな問題についての見解を問われました。共和党は11月3日の大統領選前に保守派の最高裁判事を承認し、最高裁で6対3の保守派優位を確保しようと躍起になっています。

    dailynews date: 
    2020/10/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「集団免疫」をめぐる討論: 配慮あるアプローチか 数百万人もの死者や重症者を出す愚行か

    [20/10/15/1] 米国の多くの地域でコロナウィルスの感染が拡大する中、トランプ政権は意図的に米国の人口の多くをウイルスに感染させる「集団免疫」という方法を採用したと報じられています。世界保健機関(WHO)はこのアプローチに警告を発しています。本日は論争の的になっている「集団免疫」の問題とウイルスに立ち向かう最善の方法について、ハーバード大学から2人の医療専門家を迎えて討論をお送りします。ゲストはハーバード大学医学教授で疫学者のマーティン・クルドルフ、そしてブリガム・アンド・ウィメンズ病院とハーバード大学医学部の内科医、アブラール・カランです。クルドルフは物議を醸している「グレート・バリントン宣言」の主要支持者の一人で、ロックダウンの緩和を主張しています。カランは、今年2月以降、マサチューセッツ州の現場でCOVID-19の公衆衛生上の対応に当たっています。

    dailynews date: 
    2020/10/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 非民主的な機構の改革が、民主主義にとって安全な最高裁を生む、サムエル・モイン

    【20/10/14/3】共和党は、トランプ大統領が指名した最高裁判所判事候補エイミー・コニー・バレットの承認を11月3日の大統領選挙の前に行い、司法の最高機関を保守派が数十年にわたって多数を固めることができるようにと躍起になっています。そうしたなか、ジョー・バイデンに対して、大統領に当選したら、最高裁判所判事の定数増員を求める声が高まっています。しかし、エール大学の法学者サムエル・モインが提唱するのは、判事の数を増やすことや、最高裁判所のイデオロギー構成を均衡させるために提案されている一般的な方法などではありません。民主主義を守るために、最高裁判所全体を弱体化しなければならないと、言うのです。「この国は、少数派の人々による支配と民主主義の排除に基づいて建国されました。その構図の一角を最高裁判所が占めており、ずっとそれが続いているのです。今、右派による統制が打ち立てられようとしている危機に瀕しており、最高裁は危険な存在なのです」。

    dailynews date: 
    2020/10/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 中立を守るとエイミー・コニー・バレットは言うが、活動履歴は「過激な保守」だと、ダリア・リトウィック

    【20/10/14/2】最高裁判所判事候補のエイミー・コニー・バレットの承認を審理する2日目の公聴会が13日に開催されましたが、バレット連邦高等裁判所判事は、投票者への脅し行為に関する基本的な問いや、選挙を遅らせることができる権限が、大統領にあるのか、という質問にたいしても回答を拒否し、「公平に対応する」と答えるにとどまりました。これについて、オンライン誌「スレート」(Slate.com)で法律担当の上席特派員をつとめる、最高裁判所担当記者のダリア・リトウィックは、「自分を中立であると見せかけようとしているにすぎません」と言い、「隠し立てすることはなにもない、それまでの自分が何者であって、どんな判決をくだしたかなどというのは、関係のないことだと、いっているのもそういった狙いがあるのです」と指摘します。「先入観なしに対応するという必要のない問題もあったのです。(明快に答えていれば)多くの不安を和らげることができたはずです」。

    dailynews date: 
    2020/10/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領が選挙を遅らせたり、平和的に権力を移行することを拒否することはできるか、上院公聴会での質問に、エイミー・コニー・バレットは回答を拒否

    【20/10/14/1】最高裁判所判事候補の承認をめぐる13日の上院の公聴会で、候補者のエイミー・コニー・バレットは11時間にわたって、医療保険制度改革法やロー対ウェイド判決(Roe v. Wade)、投票権などについての見解を問われましたが、明らかにすることを拒みました。また、トランプ大統領が選挙の実施を遅らせることは可能かとの質問にも、あるいは、共和党が、48歳の連邦判事の承認を、大統領選挙日の前に行おうと、躍起になっており、承認されれば、最高裁判所は、6対3で圧倒的に保守が優位になる、という質問に対しても、答えませんでした。長時間に及ぶ公聴会の模様を、主要部分を特集して放送します。

    dailynews date: 
    2020/10/14(Wed)
    記事番号: 
    1

Pages