【20/09/29/1】ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン前副大統領がクリーブランドでの第1回大統領候補者討論会で対決します。11月の大統領選が近づいているにもかかわらず、米国が直面している複数の危機が十分に注目されていないと指摘する、作家で学者のキーアンガ=ヤマッタ・テイラーに話を聞きます。「私たちはこの国の制度的な人種差別、統治のあり方、国の機能の仕方について、国民全体が改めて見直している真っ最中なのです。」と、歴史家で雑誌ニューヨーカーにも寄稿しているテイラーは語ります。「ドナルド・トランプの一つ一つの言葉、息遣い、行動が国の関心をすべて吸収してしまうという、非常に近視眼的な状況があります。」彼女はさらに、その歴史の大部分で「保守的な社会秩序」を施行する役割を果たしてきた米国最高裁判所について今こそ再考するときだと言います。