【20/10/29/4】2兆ドルという巨大な「コロナウイルス支援・救済・経済保証法」(Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act/CARES法)は、家庭に一時金を支給し、7月末まで失業手当に週600ドルを追加するという大規模なもので、数百万人の生活を援助しましたが、救済期限が終了したため、いまでは800万人以上が貧困に陥っています。「この救済措置は一時的なもので大部分は終了し、再び貧困が増加しています」と、コロンビア大学「貧困および社会政策センター」の研究者メーガン・カランは言います。「家庭への保護対策を再開することは可能ですが、それには連邦レベルでの動きが必要なのです」