デイリーニュース

  • アラン・ネアン: トランプと共和党は法的&物理的な手段を使って民主主義へのクーデターを企図

    【20/11/06/1】いくつかの州でまだ開票作業が続いている中で、トランプ大統領が選挙が不正に操作されているという根拠のない主張を声高に訴えたため、トランプ支持者の一部が暴力を用いて開票プロセスを混乱させる懸念が高まっています。トランプ支持者は、フェニックス、ラスベガス、アトランタ、デトロイト、フィラデルフィアの投票所で抗議行動を行っています。フィラデルフィアでは警察が2人の男を逮捕しました。AR-15で武装した男達がバージニア州から車でペンシルバニアコンベンションセンターを襲撃しに向かっているとの情報が入ったからです。一方、トランプ大統領の元選挙参謀スティーブ・バノンは、アンソニー・ファウチ医師とクリストファー・レイFBI長官の首を刎ねろと呼びかけました。調査ジャーナリストのアラン・ネアンは、「トランプや共和党の過激派は、人口構成においては少数派であり、投票数でも少数派です。この少数派による支配を、彼らは強固なものにしようとしています。「大多数の国がそうであるように、最も多数の票を得た者か大統領になる仕組みであれば、今のような状況にはならなかったでしょう」。

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    2020/11/6(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 同性愛を公にしている候補の1人 モンディア・ジョーンズが下院議員に当選 米最高裁の判事数増加を支持

    【20/11/5/3】ニューヨーク州では民主党のモンディア・ジョーンズとリッチー・トーレスが当選、ふたりは同性愛を公にしている黒人として初めて下院議員となります。彼らは数十年間、議員を務めたベテランのあとを継ぎます。ジョーンズは、ニューヨーク州の第17下院選挙区を代表する議員となり、民主党の進歩派に属することになります。彼はグリーン・ニューディール、国民皆保険、最低賃金15ドルを支持しています。「『小さなアイディア』の時代は終わりました」とジョーンズは言います。「私は選挙戦のはじめから堂々と進歩派の政策を掲げていました」

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    2020/11/5(Thu)
    記事番号: 
    3
  • アリゾナ州が民主党寄りになったのは 共和党の外国人嫌悪に対する長年のラテン系市民による草の根運動のおかげ

    【20/11/5/2】大統領選の結果を左右する重要な州のひとつアリゾナ州では、数千票の開票を残して、ジョー・バイデンがリードしています。トランプは2016年にアリゾナ州を制しましたが、バイデンがこのままリードを維持すれば、1948年以来、アリゾナ州を制した2番目の民主党大統領候補となります。「今回の選挙の最大の功労者は、粘り強く活動を続けた州内のコミュニティ・オーガナイザーです」と、ラテン系市民とメキシコ系米国人コミュニティ向けの全米オンライン・ハブ「ミヘンテ(Mijente)」代表で共同創設者のマリサ・フランコは言います。トランプ政権は移民および移民の権利グループに悲惨な状態をもたらした。彼が再選されれば事態はさらに悪化するとフランコは言います。「民主党政権になれば、私たちにも闘うチャンスが与えられます」

    dailynews date: 
    2020/11/5(Thu)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンザレス:報道の誤り ラテン系市民の記録的な投票率がバイデンを助け 白人有権者は民主党に寄与しなかった

    【20/11/5/1】カギとなる複数の激戦州で開票が進む中、民主党の大統領候補ジョー・バイデンが当選に必要な選挙人数270の獲得に近づいている模様です。一方、トランプ大統領と支持者たちは開票プロセスを攻撃し、民主党がトランプから勝利を盗もうとしていると誤った主張を繰り返し、激戦区で、次々と投票集計に関する訴訟を起こしています。選挙結果は、多くの世論調査の予想よりも僅差となっていますが、デモクラシー・ナウ!共同司会者フアン・ゴンザレスは、民主党の票獲得数が伸び悩んだのは、主にラテン系市民有権者のせいであるという「誤った主張」が信じられつつあると言います。「実際には、非白人、特にラテン系市民は、専門家の予想を遥かに上回る投票数でした。しかし、白人有権者の合計投票数は前回の大統領選挙に比べほとんど伸びていません」とゴンザレスは言います。「白人有権者の貢献度が民主党の期待を下回ったと言う専門家はなぜいないのでしょう」

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    2020/11/5(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 大接戦の大統領選挙、いまだ決着つかず:予想を下回ったバイデン、偽りの勝利宣言で混乱をあおるトランプ

    【20/11/04/1】トランプ大統領は、早々と勝利宣言をするとともに、民主党が「大規模な不正行為」を行ったと根拠のない非難をしています。しかし、全米ではまだ数百万人分の開票作業が続いており、過去に例がない大量の郵便投票が送られ、その多くは対立候補ジョー・バイデンへの投票と見られています。大統領選挙勝利の鍵をにぎる州では大接戦となっていますが、上下両院議員選挙でも一票を争うたたかいとなっています。開票初期では、民主党は期待していたほどの伸びをみせず、民主党は、(期日前投票分のすべてが)開票されなかった場合、提訴も辞さない構えです。これは、2000年の選挙を想起させます。この放送では、選挙結果とともに今後の展開について議論します。ゲストは、まず、ベン・ジェラス。ベンは、「ピープル・フォー・ジ・ アメリカン・ウェイ(People for the American Way)」の会長で全米黒人地位向上委員会(NAACP)の元議長です。そして、ブライアナ・ジョイ・グレイ。ブライアナは、大統領予備選挙でバーニー・サンダースの報道担当を務め、ポッドキャスト配信の「バッド・フェイス」(Bad Face)の共同司会者です。さらに、接戦を繰り広げているウィスコンシン州からネイション誌のジョン・ニコルズが参加します。グレイはこう指摘します。

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    2020/11/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「私は市民」ニッキ・ジョバンニが投票の力についての彼女の詩「投票」を朗読

    高く評価されている詩人で活動家のニッキ・ジョバンニは、彼女が黒人として受け継いだものを祝福すると同時に人種差別と白人至上主義を検証するMake Me Rain(『雨をあげましょう』)いう新たな詩集を出版しました。ジョバンニは"Vote"(「投票」)という詩の中で、投票することの重要性についての彼女の考えを述べています。それは、活動家、ジャーナリスト、クリエーターから成るフェミニスト集団による、投票権に焦点を当てた日刊インスタグラム「ザ・メテオール」(The Meteor)によって動画化されました。

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    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 11月3日の投票で問われる人種正義、移民、中絶の権利、順位選択制投票計画

    ほとんどの視線がトランプ大統領とジョー・バイデンの闘いに向けられていますが、地方公職選挙や州法案投票も人種正義、移民、性と生殖に関する権利などにとって大きな結果をもたらすことになります。「人々の日常生活に影響する問題や政策は多くの場合、投票用紙の下の方に書かれていることで決定されるのです」と、アメリカ自由人権協会の全米政策部長ロナルド・ニューマンは言います。

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    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • マリア・イノホサが語るラテン系米国人の投票、超党派の移民虐待、新回顧録『私もあなたとおなじだった』

    受賞歴のあるジャーナリスト、マリア・イノホサに彼女の新刊Once I Was You: A Memoir of Love and Hate in a Torn America(『私もあなたとおなじだった:引き裂かれた米国での愛と憎しみの思い出』)について話を聞きます。この本は、米国の移民について、小さな子供としてメキシコから米国に旅し、その後記者として先駆的な仕事をするようになる自らの物語を通して語っています。彼女は、トランプ政権下で行われた家族引き離し政策の危機が最高潮に達するまで、自分の家族が米国移民局職員によってほとんど引き離されそうになったことについて知らなかったと言います。「もう少しであなたもああなっていた」と、イノホサは自分の母親から涙ながらに言われたと言います。「あの連れて行かれた赤ちゃんたち、連中は同じことをあなたにしようとした。」

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    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダースの元顧問チャック・ロチャ:ラテン系米国人の有権者は2020年の選挙で「唯一の最も重要な要素」になるだろう

    2020年の米国総選挙はここ100年あまりで最高の投票率になるペースで進んでいます。1億人近くが期日前投票をしましたが、これは2016年の総投票数の約4分の3にあたります。ラテン系米国人が、大統領と上院を支配する党を決めるうえでいかに重要な役割を果たす可能性があるかを検証します。フロリダ、テキサス、アリゾナ、ペンシルベニアを含む多くの主要な激戦州には大規模なラテン系米国人のコミュニティがあります。多くの世論調査が、ラテン系米国人の有権者の間でバイデンは2016年のヒラリー・クリントンほど人気ががないことを示しています。また、最近のフロリダ州での1つの世論調査によると、ラテン系米国人の過半数はバイデンよりもトランプを支持していました。「ラティーノの投票は、今回の選挙で唯一の最も重要な要素になるでしょう」と、バーニー・サンダースの元選挙顧問のチャック・ロチャは言います。「今回ラティーノの投票数は、米国史上最多となると思われます。」受賞歴のあるジャーナリストで「フトゥロ・メディア」(Futuro Media)の創設者であるマリア・イノホサにも話を聞きます。彼女は、彼女の娘のような若いラテン系米国人の有権者たちの間で投票への意気が揚がっていると言います。「この世代の人たちは“私は絶対に投票する、この選挙で人生が決まると思って投票する”と言っています。」

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    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 作家エドウィッジ・ダンティカット 「トランプ政権の脅威にさらされる移民家族のための票になろう」

    【20/11/02/3】2020年大統領選挙を左右する可能性のあるフロリダ州では、多くの有権者にとって重要となるのが移民問題です。ハイチ系アメリカ人作家のエドウィッジ・ダンティカットに聞きます。ダンティカットは、フロリダ州の有権者はトランプ政権の強制送還の脅威から移民家族を守るための投票をすべきだと言います。トランプは、ハイチ移民に対する一時保護資格(TPS)を終わらせようと何度も試みています。TPS受給者の両親を持ち、アメリカ生まれの13歳クリスティーナ・ポンティユーにも聞きます。「TPSの終了は、私たち全員に影響を与えます。私のような、両親の国に行ったことがないアメリカ生まれの子どもたちは特にそうです」とクリスティーナは言います。クリスティーナは「ファミリー・アクション・ネットワーク運動」(FANM)のメンバーであり、同団体の「家族の再会に取り組む子どもたち」(Children for Family Reunification)共同代表です。

    dailynews date: 
    2020/11/2(Mon)
    記事番号: 
    3

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