【20/11/10/4】共和党員たちは、広範な不正投票という根拠のない非難を続け大統領選でジョー・バイデンに負けたと認めることを拒否するトランプ大統領を、そろって支持しています。上院多数党院内総務のミッチ・マコーネルは、敗北を認めないトランプの決断を擁護し、ウィリアム・バー司法長官は、連邦検事たちは不正投票についての「特定の申し立て」を捜査することができると発表、司法省の長年の政策を覆しました。この動きをうけ、司法省の選挙犯罪部長リチャード・ピルガーが辞任しました。トランプ陣営は、11月第1週の選挙結果を取り消すことを求める多くの訴訟を始め、その中には、ペンシルベニア州の州当局者がジョー・バイデンの当選を認定することの阻止を目的とした訴訟も含まれています。今のところトランプ陣営によって申し立てられた不正投票の証拠は何もありません。「これは前例のない民主主義への攻撃です」と、「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers'Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長のクリステン・クラークは言います。「有権者たちが意思表示をしたのに、私たちが今目にしているのは国民の意思を認め、受け入れることを拒否する大統領なのです。」