【Express】神保哲生レポート:原発事故に追われ津波被災者の救助がおろそかに

2011/3/17(Thu)
Video No.: 
2
4分

ビデオ・ジャーナリストの神保哲生記者が、東日本大震災による大津波で壊滅的打撃を受けた宮城県北端の気仙沼市と、隣接する岩手県陸前高田市の被災者の様子をリポートします。
17日の時点で発表された数字では、死者数5000人、行方不明9400人、85万世帯が停電で1500万戸が断水で、食糧とガスの供給も危ない状態です。 陸前高田市は壊滅的な被害を受け、2万人だった人口の半数が行方不明です。神保記者の話では、政府は原子力発電所事故への対応に追われて救助活動に手が回らず、被災者は孤立しています。

*神保哲生:自ら撮影し記事を書くビデオ・ジャーナリスト。2000年1月、ニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立。著書は『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか』(ダイヤモンド社)『ビデオジャーナリズム カメラを持って世界に飛びだそう』(明石書店)など

Credits: 

字幕翻訳:内藤素子/校正:桜井まり子