デイリーニュース

  • キース・エリソン議員:ホンジュラスの選挙は明らかな不正 米国は軍事援助を停止すべき

    ホンジュラスでは3日、数万人の抗議者がデモのために街に繰り出し、選挙であったとされる不正を糾弾、野党大統領候補のサルバドル・ナスララに支持を示しました。選挙管理委員会は先週、開票を一時停止しましたが、それは現職のフアン・オルランド・エルナンデスが、反独裁同盟(Alliance Against the Dictatorship)を率いる対立候補のサルバドル・ナスララに差をつけられている最中でした。エルナンデス政権は2日、憲法上の権利を差し止め、軍隊を出動して夜間外出禁止令を発令しました。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • キース・エリソン議員:セクハラ疑惑のフランケンとコンヤーズは「自分の良心に従うべき」

    ワシントンでは、性的嫌がらせや望まない性的接触を行ったとして複数の女性から非難されているジョン・コンヤーズ民主党下院議員とアル・フランケン民主党上院議員の二人が辞任要求に直面しています。退役軍人のステファニー・ケンプリンは、2003年の米軍慰問協会(USO)の活動でフランケンと二人で写真を撮られた際、フランケンに胸の上に手を置かれ、フランケンはその手をどけようとしなかったと語っています。またラジオアナウンサーのリーアン・トウィーデンは、2006年にUSOの慰問活動から戻る機内で撮影された、眠っているトウィーデンの胸を防護服の上からつかもうとしてみせるフランケンの写真を公開しました。一方、コンヤーズ議員は、複数の女性から、性的な嫌がらせや望まない接触をしたと非難されていますが、これを否定しています。告発者の一人であるマリオン・ブラウンによると、コンヤーズは2005年にシカゴのホテルの部屋にブラウンを招き、下着姿で現れた上、ブラウンに性的に接触するよう求めたといいます。ブラウンはこれを拒否し、そのために自分は解雇されたと語っています。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米上院で税制改革法案が可決 法案は社会を再編し金持ちの世襲制を作り出すとキース・エリソン議員

    米上院は2日午前、税改革法案を賛成51、反対49で可決しました。約500ページにのぼるこの共和党上院案は、税だけでなく医療や国内支出、石油や天然ガスの採掘にも影響を与える内容となっています。減税規模は約1.5兆ドルにのぼります。最大の恩恵を受けるのは、大企業とトランプ大統領とその家族を含む米国の最富裕層です。この法案によって今後10年間で新たに加わる連邦赤字は1.4兆ドルにのぼる見通しです。民主党議員はすべて反対に回りましたが、共和党で反対したのはボブ・コーカー議員(テネシー州選出)だけでした。ミネソタ州選出民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。エリソンは米国で最初のイスラム教徒の議員です。民主党全国委員会の副議長も務めています。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 全米各地の都市がトランプ大統領を違憲で弾劾する運動に参加

    11月に、6人の民主党議員がトランプ大統領に対する弾劾の訴状を提出しました。司法妨害やその他の罪が訴因として告発されています。この動きは、民主党の献金者トム・ステイヤーが10月に立ち上げた弾劾請願運動を受けたもので、現在までに300万人の支持を集めています。少なくとも全米各地の17のコミュニティが、トランプに対して弾劾手続きを正式に求めています。11月28日にはマサチューセッツ州ウェストン市も、これに加わりました。トランプが憲法違反を犯したか否かを査定するよう下院議会に求める市民の請願を、ウェストンの住民が支持したからです。「フリー・スピーチ・フォー・ピープル」(FSFP)を共同設立した所長のジョン・ボニファスに話を聞きます。彼は米憲法を専門とする弁護士です。

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 米軍特殊部隊がソマリア民間人を大量虐殺 隠ぺい工作が発覚 

    米軍特殊部隊が、今年ソマリアで民間人を大量虐殺したという証拠が新たな捜査で発覚したため、国防総省が守勢に立たされています。武器を所持していない農民やその家族に発砲した後、遺体のそばに武器を置き、あたかも彼らが武装したアルシャバブのメンバーのかのように見せかけていたと報じられています。国防総省は29日に声明を出し、「2017年8月25日ソマリアのバリーレ近辺で行われたソマリア国民軍主導の軍事作戦と、それに付随した民間人被害に関する申し立てを徹底して査定した結果、米国アフリカ特殊作戦軍は、犠牲者は武装した敵性戦闘員のみと結論した」と主張しています。『デイリー・ビースト』が29日付で、この作戦と被害を取り上げ、目撃者の証言を報道したことがきっかけです。それによると、犠牲者は農民で、米国の兵士に殺害されました。折りしも先日、ソマリアに駐留する米軍の規模は今年になって報告された50人から、現在は500人ほどに増加していると米国政府が発表したばかりです。ソマリアのモガディシュを拠点にした独立ジャーナリストのクリスティーナ・ゴールドバウムに話を聞きます。彼女が『デイリー・ビースト』に載せた新たな記事の表題は、Strong Evidence that U.S.

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 北極野生生物国家保護区の石油ガス採掘をめざし共和党が密かに動く 地球史上6度目の大量絶滅期に

    共和党の税制改正法案は、本日(12月1日)票決の可能性があります。この法案に人知らず滑り込ませた条項は、世界で最後の手つかずの自然が残る北極野生生物国家保護区を、石油採掘や天然ガスの水圧破砕採掘に開放するものです。法案への支持を拡大するため、交渉過程でこの修正が加えられました。北極野生生物国家保護区は豊かな生物多様性を有しており、トナカイ、ホッキョクグマ、ジャコウウシの住処になっています。また、何千年もの間、先住民が暮らしています。活動家で写真家のサブハンカー・バナージーに話を聞きます。彼はニューメキシコ大学でラナン語と美術と生態学の教授を務めています。

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    3
  • マーシー・ウィラー:マイク・フリンがFBIと司法取引すればロシア疑惑捜査への共和党の対策が決まる

    トランプ政権の元国家安全保障担当補佐官マイク・フリンがFBIに偽証したことを認めたとのニュースが少し前に入りました。この報道を予見していた国家安全保障専門のジャーナリスト、マーシー・ウィラーに話を聞きます。「これによりロシア疑惑捜査に対して共和党がどう対応するのかが大きく変わる可能性がある」と彼女は書いています。

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプはティラーソン国務長官を更迭し イランや北朝鮮への挑発を強める計画か?

    ジョン・ケリー大統領首席補佐官が、レックス・ティラーソン国務長官を更迭してマイク・ポンぺオCIA 長官を後任に据える計画を立てていると報じられています。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、トランプ大統領はその場合、共和党のトム・コットン上院議員をポンぺオの後任としてCIA長官に指名するだろうとます。コットン議員は、国家安全保障に関しての大統領の重要な協力者です。サラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官は昨日(11月30日)、この報道を否定しました。独立ジャーナリストのマーシー・ウィラーに話を聞きます。彼女のウェブサイト EmptyWheel.net は、国家安全保障と市民の自由について報道しています。新しい記事は"Throwing H2O on the Pompeo to State Move"(「ポンぺオの国務省入りに水をかける」)です。

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    1
  • トランプ時代の反グローバル化:ジョーゼフ・スティグリッツが保護貿易主義なしの繁栄の共有を語る

    『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』の続編となる最新作Globalization and Its Diせいscontents Revisited: Anti-Globalization in the Era of Trump(『世界を不幸にしたグローバリズムの正体 再訪--トランプ時代の反グローバル化』)の中で、ノーベル経済学賞受賞のジョーゼフ・スティグリッツは、トランプが大統領となったことで、「彼は世界の経済秩序に手榴弾を投げ込んだ」と記しています。トランプが批判する自由貿易協定の影響について、スティグリッツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/30(Thu)
    記事番号: 
    5
  • ノーベル経済学賞受賞のジョーゼフ・スティグリッツ:トランプの税制法案は不平等は悪化させ 抜け道が増える

    ノーベル経済学賞受賞のジョーゼフ・スティグリッツに、早ければ12月1日にも米議会が投票するとみられている共和党の税制改正案に対する批評を聞きます。広範にわたるこの法案は、トランプ大統領の家族を含む最富裕層に数十億ドル規模の減税の恩恵がある一方、医療費負担適正法(通称「オバマケア」)における健康保険への強制加入条項が廃止となります。スティグリッツはコロンビア大学教授で、シンクタンク「ルーズベルト研究所」(Roosevelt Institute)の首席エコノミストでもあります。ビル・クリントン政権では大統領経済諮問委員会の委員長を務めました。

    dailynews date: 
    2017/11/30(Thu)
    記事番号: 
    4

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