デイリーニュース

  • J20 裁判:大統領就任式で大量逮捕された200人以上の抗議者、ジャーナリスト、傍観者、騒擾罪に問われる

    トランプ大統領の就任式の最中に約200人が逮捕されました。それに対する一番最初の裁判が始まっていますが、そこでは1人のジャーナリストを含む6人が対象になっています。そのうち1人は、サンアントニオを拠点とするフリーランスの報道写真家で映像作家のアレクセイ・ウッドです。被告側は「連邦騒擾法」(Federal Riot Statute)で起訴され、騒擾の誘因と扇動、騒擾の共謀、複数の器物損壊を含む複数の重罪と軽罪に直面しています。「弁護J20」(Defend J20)のまとめ役の1人で、全米法律家ギルドの集団弁護委員会委員長であるジュード・オーティスに最新情報を聞きます。また、被告のエリザベス・ラジェッセからも話を聞きます。彼女は、就任式での逮捕後に拘束者たちを虐待したことでワシントン特別区の警察を訴えている米国自由人権協会による訴訟の原告でもあります。

    dailynews date: 
    2017/11/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 次々となされる告発 連邦議会での性的虐待被害届出の煩雑な手続きについて検証

    誰かが思い切って前に進み出て不正行為を告発した場合、告発された連邦議会議員はどのような扱いをけるのでしょうか? 痴漢行為や、不適切な接触を4人の女性に告発されているアル・フランケン上院議員が議会に復帰しました。一方、ナンシー・ペロシ下院院内総務は、ミシガン州選出のジョン・コンヤーズ下院議員による性的嫌がらせを申し立てた女性のうちの1人と話し、彼女の話を信じると述べました。弁護士アレクシス・ロニカーから話を聞きます。彼女は、連邦議会の倫理法令部署を通して嫌がらせについて申し立てをしている複数の議会職員の代理人を務めています。

    dailynews date: 
    2017/11/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米地方選 元海軍所属の社会主義者や警察の暴力に抗議する者が民主党の議席を獲得

    これまでにないタイプの候補者の出現は、ここ四半世紀で最低の支持率に直面するまでに弱体化した民主党の復活を助けるでしょうか。党外の草の根層に支持され、民主党の議席を獲得した2人の人物に話を聞きます。ノースカロライナ州シャーロットの新市議に選ばれたブラクストン・ウィンストンは中学校の元フットボールコーチです。2015年、警察官によるキース・ラモント・スコットの殺害に抗議し、数百人の人びととともにデモ行進に参加しました。民主社会主義者を自認する元海軍兵士のリー・カーターは、バージニア州下院選で多数党院内幹事だった共和党議員を落選させました。

    dailynews date: 
    2017/11/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 消費者金融保護局の局長人事をめぐる対決 同局廃止を訴えた人物をトランプが局長に指名

    米消費者金融保護局(CFPB)を辞任したリチャード・コードレーは24日、レアンドラ・イングリッシュ副局長を後継者に指名しました。イングリッシュはコードレーの元首席補佐官です。トランプ大統領は直ちに、自らがすでに指名していた行政管理予算局長のミック・マルバニーを予定通り局長に据える計画であることを発表しました。局長人事をめぐる対決が出現しています。マルバニーは(下院議員時代に)同局の廃止に賛成票を投じたことのある人物です。それに対しイングリッシュは、トランプの指名を無効とするための訴訟を起こしました。同局設立を求めて戦った「金融改革を求める米国人」(Americans for Financial Reform)代表のリサ・ドナーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • エジプトのモスク攻撃 「政治的自由への『抑圧の波』が目の前に迫っている」とシャリフ・アブドゥル・クドゥース

    エジプトのシナイ半島で24日、大勢の人が礼拝をしていたモスクが攻撃され、少なくとも305人が死亡しました。当局はISISとつながりのある武装集団の犯行だとしています。エジプトのシシ大統領は報復を誓い、複数の空爆を行いました。大統領は現場から逃走する襲撃犯を狙ったものだとしています。デモクラシー・ナウ!のカイロ特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに詳しく聞きます。「シシはこれまでも政治的自由の締め付けのためにテロとの戦いを利用しており」、エジプトは近代史上「最悪の抑圧の波」に直面しているとクドウースは言います。

    dailynews date: 
    2017/11/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハリケーン「ハービー」直撃後のヒューストン復興は不公平を拡大?それとも公平な都市を築く?

    ハリケーン「マリア」は米国の過去の降雨量記録を全て塗り替え、米国最大の石油精製所と石油化学コンビナートがある「ペトロ・メトロ」と呼ばれる米国第4の都市ヒューストンでは何十万人もの人々が自宅を離れて避難する事態に陥りました。この暴風雨は環境や公衆衛生にも大きな影響を与えました。洪水が引いた際、救援活動の恩恵に預かれる人、預かれない人は誰なのか、環境正義運動の生みの親ロバート・ブラ―ド博士と共に検証しました。

    dailynews date: 
    2017/11/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • サン・フアン市長カルメン・ユリン・クルス トランプとショック・ドクトリン&プエルトルコの惨事便乗資本主義を語る

    サンファン市長カルメン・ユリン・クルスに、ハリケーン「マリア」が9月20日に直撃してからプエルトリコがどのように変わったか、トランプによる攻撃、将来の展望について聞きました。デモクラシー・ナウ!が先月プエルトリコを訪れた際に取材しました。ハリケーン「マリア」による壊滅的破壊の後、市長とスタッフ全員が暮らしているサンファンのロベルト・クレメンテ・コロシアムにてインタビューを行いました。

    dailynews date: 
    2017/11/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • カルメン・ユリン・クルス市長 「弁明の余地がない」ホワイトフィッシュ社のプエルトリコ電力復旧契約を非難

    ハリケーン「マリア」による壊滅的被害から2ヵ月後、先日ワシントンのナショナル・モールで何千人もの人がプエルトリコに公正な扱いを求めるデモを行いました。デモ参加者らは米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)に対して公共サービス復興のため迅速に動くよう求め、そしてプエルトリコの債務帳消しを求めました。島の半分はいまだに電力が復旧しておらず、何十万人もの住民がいまだに安全な飲み水がない状態です。そんな中で、プエルトリコ電力公社(Prepa)の所長が辞職しました。米国内務長官ライアン・ジンキの出身地にちなんで命名されたモンタナの小企業ホワイトフィッシュ社と3億ドルの契約に署名したことに異論が噴出し、怒りの声が広がったためです。デモクラシー・ナウ!は先月、この契約破棄が発表される数日前にプエルトリコを訪れていました。ロベルト・クレメンテ・コロシアムを訪れ、サン・フアン市長のカルメン・ユリン・クルスと副市長のラファエル・ジョームが契約書を入手し、ホワイトフィッシュ社との3億ドル契約と電力会社とオクラホマに拠点を置く企業コブラ社間で交わされた別の2億ドル契約の中身を分析しているところを取材しました。

    dailynews date: 
    2017/11/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「#私も」運動を始めたタラナ・バーク 「黒人の命も大切」のアリシア・ガーザがセクハラ被害報告の嵐を語る

    ここ2か月、政界やメディア業界、エンターテイメント業界に激震が走っています。何千人もの女性が名乗り出て自分のセクハラや性的暴行の体験を公表したからです。きっかけはハリウッドの大物ハービー・ワインスティーンの歴史的な名誉失墜でした。多くの女性が名前を出してワインスティーンをレイプ、暴行、セクハラなどの行為を訴えたため、彼には現在犯罪捜査が行われています。ニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌による調査に続き、ハッシュタグ#MeToo(#私も)のもとに、米国各地のみならず世界中の女性が続々と名乗り出て、様々な男性たちが関わる同様の体験を公表しています。こうした歴史的な瞬間の始まりに戻り、ハービー・ワインスティーン問題の発覚の数日後に行ったタラナ・バークへのインタビューを振り返ります。バークは性的暴行の被害者としてハッシュタグ「#私も」(#MeToo)を10年前に始めた人物で、活動家です。現在、彼女は「ジェンダー平等をめざす女子の会」(Girls for Gender Equity)代表を務めています。ジェンダーと政治の接点を取材するジャーナリストのソラヤ・チェマリーと、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)の共同創設者アリシア・ガーザからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イップ・ハーバーグ追悼:「オズの魔法使い」に虹をかけた男

    その名前はあまり有名ではないかもしれませんが、彼の歌は世界中の多くの人に歌われています。今日は「せめて10セント」(Brother, Can You Spare a Dime?)などのヒット曲の作詞をし、映画「オズの魔法使い」の音楽を作曲したブロードウェーの作詞家、エドガー・イップ・ハーバーグの生涯と作品の歩みを紹介します。マンハッタンのローワー・イースト・サイドの貧しい家庭に生まれたハーバーグは、人種差別と貧困と戦う強い社会的、政治的要素をその作品に織り交ぜてきました。生涯社会主義者であった彼は、ブラックリストに載り、その生涯のほとんどを糾弾されながら過しました。ハーバーグの息子、アーニー・ハーバーグに父イップの音楽、政治観について話を聞きます。そして、映画「オズの魔法使い」やイップ・ハーバーグのブロードウェイの曲をメドレーで聞きながら、曲が作られた当時の政治状況を詳しく考察していきます。

    dailynews date: 
    2017/11/23(Thu)
    記事番号: 
    1

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