デイリーニュース

  • トランプ大統領の気候顧問がデモクラシー・ナウ!に語る 国連気候変動会議で石炭に「公平な扱い」が必要

    ボンで開催中の今年の国連気候変動会議は、締結に4年を要した2015年の画期的なパリ協定からの米国の離脱をトランプ大統領が表明してから、初の気候変動会議にあたります。デモクラシー・ナウ!は、トランプの気候変動顧問で、ホワイトハウスの国際エネルギー・環境問題担当特別補佐官のデイビッド・バンクスに、気候変動に関しての彼の見解、そして気候変動の誘発に人類が果たしている役割についてトランプ政権が取っている姿勢について聞きました。トランプ政権は、前日の14日、COP23に公式デビューし、石炭、天然ガス、原発を推進するフォーラムを開きました。このフォーラムの講演者の顔ぶれには石炭企業ピーボディー・エネルギー社の他、原子力エンジニアリングと天然ガス輸出企業に所属する人物たちもはいっていました。

    dailynews date: 
    2017/11/15(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 占拠された森林から特別報告 欧州最大の露天掘り炭鉱で闘う活動家たち

    ドイツのボンで開かれているCOP23(国連気候変動会議)からの報告です。デモクラシー・ナウ!は欧州最大の露天掘り炭鉱ハンバッハの封鎖地点に来ています。活動家たちの話では、この炭鉱で掘られているリグナイト、別名「茶色の石炭」は極めて汚い部類の石炭で、燃焼時に排出される二酸化炭素の量は、あらゆる石炭の中でも最大です。活動家たちは5年以上に亘って、この炭鉱の閉鎖、そして残っている森林が炭鉱プロジェクト拡大のためにこれ以上、伐採されないよう闘っています。原生林のうち、いま残っているのは、僅か10%にすぎません。

    dailynews date: 
    2017/11/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 太平洋の島から来た気候変動戦士たち 国連気候変動会議出席のメルケル独首相を石炭燃料反対の「レッドカーペット」で出迎え

    国連気候会議が開かれているドイツのボンから放送です。石油、石炭、天然ガス、原発への抗議行動を見ていきます。インドの活動家たちは、インド南部のタミル・ナードゥ州にあるインド最大の原子力発電所クダンクラムに反対し抗議デモを行なっています。一方、ボンで気候変動会議と同時期に開催中の業界の年次定例会議で、欧州投資銀行のプレゼンテーションを妨害した活動家たちもいます。これは、TAPという名で知られる、ギリシャとトルコの国境からアドリア海の海底を通りイタリアに達する「アドリア海横断(Trans Adriatic)」パイプライン建設計画への抗議行動でした。別の活動家たちは、15日、気候変動会議で演説を行うドイツのアンゲラ・メルケル首相を特別な趣向で歓迎しようと準備中です。

    dailynews date: 
    2017/11/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • クミ・ナイドゥ:国連は「トランプ政権の狂乱に引きずられる」べきではない

    「国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議」(COP23)の現場から、南アフリカの活動家クミ・ナイドゥに、2017年の同会議における米国の存在について聞きます。同会議で、石炭、ガス、原子力を推し進めるフォーラムのパネルディスカッションを米国が主催したことを受け、ナイドゥは「国連はトランプ政権の狂乱に引きずられ続けることはできません」と言います。

    dailynews date: 
    2017/11/14(Tue)
    記事番号: 
    4
  • マーシャル諸島共和国初の女性大統領と彼女の娘の詩人:私たちには気候と核の正義が必要

    2017年の「国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議」(COP23)は、フィジーが議長国を務めていることから、初の「島嶼COP」として知られていますが、南太平洋のサイクロンの季節の始まりにフィジーで2万5000人を受け入れることが物理的に難しいために、ドイツのボンで開催されています。11月14日はまた、国連気候変動会議の「ジェンダー・デイ」(Gender Day)です。マーシャル諸島共和国の初の女性大統領であるヒルダ・ハイネと、彼女の娘で、詩人および気候変動活動家のキャシー・ジェトニル=キジナーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 特別取材:トランプの石炭、原子力、ガス促進パネルでの抗議行動 国連気候変動会議に揺さぶりをかける

    ドイツのボンで行われている「国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議」(COP23)で11月13日、石炭、ガス、原子力を推し進めるフォーラムで、トランプ政権が2017年の会議に公式デビューしました。デモクラシー・ナウ!は、活動家と民主党議員がこのフォーラムに対し周到に計画された抗議行動を実行した場に居合わせました。米政府による発表のタイトルは「気候緩和における、よりクリーンでより効率的な化石燃料と原子力の役割」でした。このパネルディスカッションは、米国代表による2017年の国連気候変動会議への唯一の公式参加行事となります。原子力、ガス、石炭を推し進める4つの企業の代表のうち、ニュースケール・パワー社のレンカ・コーラーとテルリアン社のアモス・ホッホスタインはエイミー・グッドマンに対し、米国が「パリ協定」から離脱するというトランプの決定には賛成しないと述べました。

    dailynews date: 
    2017/11/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「気候アパルトヘイト」:南アフリカの気候活動家クミ・ナイドゥが国連気候変動会議の不平等を非難

    「国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議」(COP23)がドイツのボンで始まっていますが、アフリカの交渉担当者、活動家、若者たちは特に、地球温暖化の最も壊滅的な影響を緩和するための緊急対策の必要性を主張しています。アフリカは他のどの大陸よりも気候変動に苦しまされると予想されています。シエラ・レオネでは2017年の夏、洪水と土砂崩れで1000人以上が死亡しました。一方、ケニヤ、ソマリア、エチオピアでは、極度の干ばつで数百万人が飢餓の危険にさらされています。南アフリカの長年の反アパルトヘイト活動家でグリーンピース・インターナショナルの元代表であるクミ・ナイドゥに話を聞きます。彼は、新団体「アフリカ人は立ち上がる 正義、平和、尊厳のために」(Africans Rising for Justice, Peace and Dignity)の議長です。

    dailynews date: 
    2017/11/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ハワイ州上院議員ブライアン・シャッツからトランプへ 「誰も気候変動から逃れることはできない」

    ドイツのボンで開かれている国連気候変動会議の現場から、ハワイ州選出の民主党上院議員ブライアン・シャッツに話を聞きます。シャッツは、国連気候会議で反トランプの立場を取る米国議員団に加わっています。

    dailynews date: 
    2017/11/13(Mon)
    記事番号: 
    7
  • マーキー上院議員が語るロイ・ムーアからトランプまで 性暴力を告発した女性を称え ムーアには上院議員候補の辞退を要求

    アラバマ州の共和党上院議員候補のロイ・ムーアは、少なくとも4人の女性から10代の時にムーアに性的に迫られたと非難されています。マサチューセッツ州選出のエド・マーキー上院議は、「彼はアラバマ州の上院議員選挙から身を引くべきです」と語ります。

    dailynews date: 
    2017/11/13(Mon)
    記事番号: 
    6
  • パリ協定に「我々はまだ参加している」 マーキー米上院議員らがボンの国連気候変動会議でトランプに反旗を翻す

    トランプ大統領が2015年の画期的なパリ協定からの米国離脱を明言する一方、ドイツのボンで行われている国連気候会議ではトランプに反旗を翻した多くの米国の上院議員や市長、知事らが集まっています。マサチューセッツ州選出エド・マーキー上院議員もパリ協定からの離脱というトランプの誓約を拒否するための連合に加わっています。マーキーはまた、ハリケーン「マリア」からの復旧が進まないプエルトリコで350万人の米国市民がいまだに電気供給を受けていないことについて、復旧にはより多くの資源の投入が必要だと指摘、さらにトランプが北朝鮮に対して核戦争を脅しに使っていることについても語りました。

    dailynews date: 
    2017/11/13(Mon)
    記事番号: 
    5

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