デイリーニュース

  • コーク兄弟とナチス:新刊書が明かす 億万長者コーク兄弟の父 第三帝国の主要石油精製所を建設

    『ニューヨーカー』誌の記者ジェーン・メイヤーは新著Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right (『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)で、コーク兄弟とその同志である右派の億万長者たちが、選挙と国政に重要な影響を及ぼすことを目的に、政治機構にどのようにして資金提供を行ってきたかを追究しています。同書には数々の意外な新事実や新たな詳細情報が記され、冒頭では、コーク兄弟の父親で実業家のフレッド・コークがナチス・ドイツの石油精製所の建設に協力したことを明らかにしています。この建設計画はアドルフ・ヒトラー自らが承認したもので、精製所はドイツの軍用機に燃料を補給し、ナチスの戦争遂行に重要な役割を担いました。メイヤーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 平和活動家で孫もいる女性 無人機戦争抗議運動の写真撮影で禁錮6ヶ月に

    ニューヨーク州北部の孫もいる平和活動家が、米国の無人機が遠隔操縦されている基地で行われた抗議行動の写真を撮影したことで6ヶ月の禁錮刑を言い渡され、1月19日に刑務所に向かいます。メリー・アン・グラディ・フローレスは、2012年にハンコック・フィールド空軍州兵基地での市民的不服従運動に参加した後、同基地から彼女を遠ざけることを目的にした保護命令を出されていました。グラディ・フローレスは、2013年に別の平和行動に行きましたが、参加はせず、その代わり、基地の敷地外と彼女が信じた車道から平和行動を写真に収めました。彼女は、その後、基地の敷地は車道まで及んでいると言われました。グラディス・フローレスはその後、保護命令違反で1年間の禁錮刑を言い渡されました。2016年1月初旬に彼女は、有罪判決は変わらないものの、6ヶ月に減刑されると言われ、本日1月19日に刑務所に出頭するよう命じられました。再収監を控えたメリー・アン・グラディ・フローレスに話を聞きます。また、無人機反対運動に幅広く取り組む弁護士ジョナサン・ウォレスからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ヒラリーの2016年の大統領選でビル・クリントンに対するレイプとセクハラ疑惑を持ち出すのは公平なのか?

    少なくとも3人の女性、ポーラ・ジョーンズ、フアニタ・ブロードリック、キャスリーン・ウィレーがビル・クリントンを性的暴力またはセクハラで訴えています。クリントンは3つの申し立てすべてを否定しましたが、ジョーンズとは示談で解決しました。ビル・クリントンをレイプで訴えているブロードリックは、ヒラリー・クリントンが彼女に黙っていることを勧めたと言います。これらの疑惑を持ち出すことはヒラリーの大統領選指名争いにおいて公平な批判といえるのでしょうか? ネイション誌の寄稿編集者リザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学のジェンダー研究プログラムのディクレターであるスザンナ・ウォルターズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    4

    http://www.democracynow.org/(〜記事のアドレス)

  • クリントン対サンダース:進歩主義者たちは誰を選ぶのか? 指名争いが激化する中、2人の社会主義フェミストの討論を放送

    アイオワ州党員集会を前にした最後の民主党討論会で、ヒラリー・クリントンはバーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースと、これまでで最も熾烈な議論で火花を散らしました。サンダースは元国務長官のクリントンを金融界との親密な関係で批判しました。一方、クリントンは、銃規制についてサンダースを非難し、自身をオバマ大統領の政治的後継者と自認しています。今回の討論は、サンダースが全米の世論調査で猛追し、アイオワ州とニューハンプシャー州獲得に可能性が出てきた中で行われた。民主党の指名争いが激化する中、自称、社会主義フェミストの2人による番組独自の討論会を放送します。ネイション誌の寄稿編集者でサンダースを支持するリザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学のジェンダー研究プログラムのディクレターでもあり、クリントンを支持するスザンナ・ウォルターズです。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • イランの元米国人囚人シェーン・バウアー 新たな制裁呼びかけをめぐりヒラリー・クリントンと論戦

    CNNのジェイク・タッパーは1月17日、民主党の大統領有力候補ヒラリー・クリントンに、イランの弾道ミサイルをめぐって彼女が呼びかけている同国への新たな制裁について質問しました。タッパーは、米国人ジャーナリストで、イランで拘束されていたことのあるシェーン・バウアーがクリントンのコメントを批判するツイートを読み上げました。「私がイランの刑務所にいたとき、ヒラリーの声を聞くといつも、私の心は沈みました」とバウアーは書きました。「彼女がイランと関わると、緊張を高めるだけです」。クリントンはこれに対し、彼女は「彼が経験したことを十分理解する一方で、私たちにはイランを追い込むための非常に明白な道があり」、その中には、必要であれば新たな制裁も含まれていると述べました。バウアーからこれについての反応を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 核合意で致命的な制裁緩和される イランでの勾留経験者が囚人交換を歓迎

    米国とイランは、1月第3週に歴史的な核合意が履行されるのと時を同じく、囚人交換を行いました。米国は経済制裁違反で有罪宣告されていた7人のイラン人を釈放しました。イランはこれと引き換えに、ワシントンポスト紙の記者ジェイソン・レザイアンを含む4人の米国人を釈放しました。その他の釈放された囚人は、退役海兵隊員アミール・ヘクマティ、キリスト教の司祭サイード・アベディニ、そして今回の交換が発表されるまで投獄が極秘にされてきたノスラトラ・ホスラビ・ルーザリでした。5人目の米国人で学生のマシュー・トレビシックは今回の囚人交換とは別に釈放され、米国に帰国しています。今回の交換はイランの核合意履行と重なりました。米国と他の世界列強は、イランが核施設解体過程を順守していると国際原子力機関(IAEA)が保証したことを受け、致命的な経済制裁を部分的に解除しました。テヘランのエビン刑務所で26ヶ月を過ごし、そのうちの4ヶ月は独房だった、ジャーナリストのシェーン・バウアーに話を聞きます。彼は2009年7月、他の2人の米国人サラ・ショウルド、ジョシュア・ファタルと共にイランとイラクの標識のない国境付近をハイキングしていたときに拘束されました。バウアーはマザー・ジョーンズ誌の記者で受賞歴もあります。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 新たに発見された1964年のキング牧師演説 公民権、人種分離、南アフリカのアパルトヘイトについて語る

    1964年12月7日に撮影されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の新たな映像が見つかりました。デモクラシー・ナウ!がパシフィカ・ラジオ・アーカイブスの中から独占放送します。キング牧師はノーベル平和賞をオスロで受賞する数日前にロンドンに行き、人種分離政策、公民権を求める戦い、南アフリカのネルソン・マンデラへの支持、反アパルトヘイト闘争について演説を行いました。パシフィカ・ラジオのヨーロッパ特派員だったサウル・バーンスタインによって記録されました。バーンスタインによるこの記録は、パシフィカ・ラジオ・アーカイブスの責任者ブライアン・デシャザーによって最近発見されました。

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    2016/1/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 民主主義の非常事態:フリント市水質汚染を引き起こした非常事態管理者が今度はデトロイトの学校を運営

    フリント市の水質汚染危機は、2014年4月にスナイダー知事が選挙によらない非常事態管理者に指名したダーネル・アーリーが、財政を節約するためにフリント市の水道の水源を長年汚染され有害なフリント川に切り替えてから始まりました。アーリーは現在、デトロイト市の公立校の非常事態管理者を務めています。今週、デトロイト市の教員は、黒カビ、ネズミの蔓延、ぼろぼろの校舎、不適切な教職員配属を引き起こしている公立学校のひどい財源不足に抗議して、一連の「病欠スト」を決行中です。アメリカ自由人権協会ミシガン支部の調査報道記者で非常事態管理と開かれた政府を中心テーマに取材活動を行っているカート・ガイエットに話をききます。ミシガン州では全米で最も広範囲にわたる非常事態管理法が制定されており、知事はたった一人の人物を指名して財政難に陥ったいくつかの市の運営にあたらせることができます。

    dailynews date: 
    2016/1/15(Fri)
    記事番号: 
    5
  • フリント市医師モナ・ハンナ=アティシャ 同市の児童への毒物汚染を否定する州政府との闘い

    14日、ミシガン州の州都ランシングに抗議者たちがあふれ、州政府が引き起こしたフリント市の水質汚染に対し、リック・スナイダー州知事の辞職を要求しました。数時間後、スナイダー州知事はオバマ大統領に対しフリント市の連邦緊急事態宣言の表明を要請しました。フリント市住民は鉛中毒ばかりでなく、レジオネラ症の発生にも対処を迫られており、これまでに10人の死者が出ています。汚染は2014年4月に、スナイダー知事が選挙によらない非常事態管理者に指名したダーネル・アーリーが、財政を節約するためにフリント市の水道の水源を長年汚染され有害なフリント川に切り替えてから始まりました。鉛中毒の暴露に一役かったモナ・ハンナ=アティシャ医師に話をききます。ハンナ=アティシャ医師は、フリント市で血中鉛濃度が高い5歳以下の児童の割合が水源を切り替え後に約2倍に上昇していることが判明した9月の調査の主任でした。州政府は、当初この調査結果を却下していましたが、ハンナ=アティシャ医師は否認の受け入れを拒否しました。14日、彼女は、汚染にさらされた人々を支援する新設の公衆衛生イニシアチブの責任者に任命されました。

    dailynews date: 
    2016/1/15(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「彼は政治的革命を呼びかけている」:ネイション誌が大統領候補バーニー・サンダースを推薦

    予備選開始まで残り数週間、バーモンド州上院議員のバーニー・サンダース候補は、予備選挙初戦の2つ競争で最有力候補のヒラリー・クリントンと接戦となっています。今週、発表された数字では、アイオワ州ではサンダースがクリントンを5ポイント、ニューハンプシャー州では4ポイントの差で、リードしています。全米でも、サンダースは、クリントンのかつての圧倒的なリードを縮め、7ポイント差に追いついています。民主党のレースが激化する中、アメリカで継続して発行されている週刊誌としては最も長い歴史をもつネイション誌が、めったにない支持表明を行いました。14日、ネイション誌は論説「バーニー・サンダーを大統領に」を掲載し、「(サンダーは)人々に『政治的革命』を呼びかけ、我が国が是が非とも必要としている変革は、我々が民主主義をウォール街の銀行家や億万長者の腐敗した手から取り戻したときにはじめて生まれる。そのような革命は必要なばかりでなく、可能でもある。本誌がバーニー・サンダースを大統領へ推薦するのはこのためだ」と述べました。ネイション誌が民主党予備選で特定の候補を推薦するのは、同誌の150年の歴史の中で今回でわずか3度目です。ネイション誌の編集者で発行人のカトリーナ・バンデン・フーベルに話をききます。

    dailynews date: 
    2016/1/15(Fri)
    記事番号: 
    3

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