『ニューヨーカー』誌の記者ジェーン・メイヤーは新著Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right (『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)で、コーク兄弟とその同志である右派の億万長者たちが、選挙と国政に重要な影響を及ぼすことを目的に、政治機構にどのようにして資金提供を行ってきたかを追究しています。同書には数々の意外な新事実や新たな詳細情報が記され、冒頭では、コーク兄弟の父親で実業家のフレッド・コークがナチス・ドイツの石油精製所の建設に協力したことを明らかにしています。この建設計画はアドルフ・ヒトラー自らが承認したもので、精製所はドイツの軍用機に燃料を補給し、ナチスの戦争遂行に重要な役割を担いました。メイヤーに話を聞きます。