デイリーニュース

  • 大統領令: ブッシュが議会を通さずに設立したグアンタナモ収容所をオバマはなぜ閉鎖できないのか?

    オバマ大統領は議会を通さず、大統領令を行使して銃規制を進めています。次はグアンタナモ収容所の閉鎖でしょうか?2009年1月、オバマ大統領は大統領就任後最初に行使した大統領令のひとつで、グアンタナモ収容所の閉鎖を命じました。7年が経過しましたが、現在も107人が収容されています。米国憲法法律・政策協会(American Constitution Society for Law and Policy)の会長キャロライン・フレドリクソンに話を聞きます。「忘れてはならないのは、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、議会を通さず、あらゆる権限、必要なあらゆる法律抜きに独断でグアンタナモ収容所を設立したということです」「もちろん、議会は予算を握っていますが、大統領の基本的な権限という点で、大統領には閉鎖する権限があるのです」とフレドリクソンは述べています。

    dailynews date: 
    2016/1/6(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米国銃所有者協会 vs. 米国憲法協会: オバマ大統領の銃規制大統領令について討論

    オバマ大統領の大統領令による銃規制強化の発表を受け、米国銃所有者協会(Gun Owners of America)の会長ジョン・ベレコと米国憲法法律・政策協会(the American Constitution Society for Law and Policy) の会長キャロライン・フレドリクソンが討論します。

    dailynews date: 
    2016/1/6(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「感慨深い日」:大音量の音楽が原因で10代の子供を射殺された母親 銃規制強化に向けたオバマ大統領の行動を賞賛

    5日の銃規制に関するオバマ大統領の演説は、家族を銃撃で失った遺族たちに囲まれて行われました。オバマ大統領の真後ろにいたのは、2012年に当時17歳の息子ジョーダン・デイビスを射殺されたルシア・マクバスでした。デイビスはフロリダ州のガソリンスタンドで、カーステレオの音量に関して口論になり銃撃を受けました。以来、ルシア・マクバスは銃規制を求める運動の主導者のひとりになりました。

    dailynews date: 
    2016/1/6(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「犠牲になった子供たちを思うたびに怒りが込み上げる」:オバマ大統領 大統領令で銃規制 目に涙

    オバマ大統領は銃による暴力への対抗を試みる大統領令の概要を発表しました。対策にはネット上や展示会で銃器を購入する個人の身元調査の義務付けなどが含まれています。また政権は、全米の銃規制法を強化するために200人の連邦捜査員の新規雇用と、メンタル・ヘルス・ケアの利用拡大に向けて5億ドルの予算を要請しました。5日、オバマ大統領はホワイトハウスで、家族を銃撃で失った遺族に囲まれて演説を行いました。銃撃で殺された子供たちを思い起こし時折涙を拭いながらの演説は、大統領としてオバマが行ってきた中で最も感情的なものになりました。

    dailynews date: 
    2016/1/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 我々が闘えば、我々は勝つ:新刊が紹介する世界を変える社会運動と活動家たち

    移民強制捜査と警察による暴力は何が共通しているのでしょうか? それはどちらも、正義を要求する大きな社会運動を巻き起こしているということです。こうしたつながりは新刊When We Fight, We Win!: Twenty-First Century Social Movements and the Activists That Are Transforming Our World(『我々が闘えば、我々は勝つ!:我々の世界を変える21世紀の社会運動と活動家たち』)の中で検証されています。この本では、移民、黒人の命も大切、時給15ドル、性的少数者(LGBTQ)の権利など、幅広い運動が取り上げられています。同書の著者で教育活動家のグレッグ・ジョビン=リーズ、同書のアート・ディレクター、デイミリー・ヘルナンデス、そして同書で取り上げられた2人の活動家、シカゴの「正義同盟」(Justice Alliance)の全米代表ジツ・ブラウンと、ニューヨーク市立大学大学院の博士課程での学生で移民活動家のイザベル・ソウサ=ロドリゲスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/5(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「私たちは裏切られてきた」:オバマとの握手を拒んだ活動家が最近の移民強制捜査を非難

    オバマ政権は、祖国での暴力から逃れてきた中米の人々を本国に送還する取り組みの一環として、強制捜査を実施し、家族を拘束することを始めています。これまでに少なくとも121人が拘束されています。ジョージア州のある家では、兄がギャングに殺された後にホンデュラスから逃げてきたホンデュラス人女性リゼット・メヒーアが、早朝の強制捜査のすえ9歳の息子と共に拘束されました。「私たちは、人々が夜中に消え、政府の職員や武装集団によって連れらされる国から逃げてきたのに、それと同じことが現在米国で起こっています。恐ろしいことです」と、ニューヨーク市立大学大学院の博士課程の学生で、「フロリダ移民同盟」(Florida Immigrant Coalition)の元青少年まとめ役のイザベル・ソウサ=ロドリゲスは言います。「だから私たちは立ち上がって闘うのです。私たちはこれ以上人間性を奪われることを拒否するからです」。ソウサ=ロドリゲスに話を聞きます。彼女は2010年、移民政策と移民改革の展望を話し合うためにオバマ大統領にホワイトハウスに招待されましたが、大統領と握手するのを拒否しました。

    dailynews date: 
    2016/1/5(Tue)
    記事番号: 
    4
  • オレゴンの土地を武装した白人が奪うのは今回が初めてではない:先住民のパイユート族に聞いてみればいい

    オレゴン州東部の連邦政府が所有する自然保護区を占拠している武装集団のメンバーたちは、この土地が彼らに「返却される」ことを要求しています。しかし、この森の所有権を持っているのは本当は誰なのでしょうか? ライターで、ディネ族とヤンクトン・ダコタ族の伝統遺産保護活動家で、2014年のバンディ農場でのにらみ合いついてネイション誌に執筆したジャクリーン・キーラーに話を聞きます。彼女は今、ほぼすべて白人の武装集団によって現在占拠されている森林がパイユート族の条約の権利であることを部分的に検証する新たな記事を執筆しています。

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    2016/1/5(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 語法が問題:「#黒人の命も大切」は「ごろつき」なのに、なぜオレゴンの武装集団は「テロリスト」と呼ばれないのか?

    批評家たちは、武装集団のメンバーたちが大手メディアから受けている、彼らが言うところの特別待遇に疑問を投げかけています。その中には、オレゴン州東部の連邦政府が所有する自然保護区を占拠している集団のメンバーたちを「平和的な」抗議者と描写する報道も含まれています。AP通信は「平和的な抗議 オレゴン自然保護区での行動へ発展」という見出しを付けましたが、その後「平和的」という言葉を削除しました。CNNの法執行専門家アート・ロデリックは、武装集団は「何も略奪しない」ため、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)運動の参加者たちとは違う扱いを受けていると言います。ワシントンポスト紙の政治記者ジャネル・ロスに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、Why aren’t we calling the Oregon occupiers 'terrorists'? (『なぜ我々はオレゴン占拠者たちを“テロリスト”と呼ばないのか?』)です。「例えば黒人の抗議者たちが、武装して死ぬまで闘うと脅して裁判所を占拠しようと決めたなら、今回と同じような慎重で、手ぬるい、注意深く、考え抜かれた言葉遣いは、ほとんど想像できません」と、ロスは言います。

    dailynews date: 
    2016/1/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • オレゴンで武装集団とのにらみ合い続くなか 反政府武装集団の数が「急増」という新報告

    オレゴン州の僻地にある連邦政府所有の自然保護区で武装占拠が4日目に突入しました。自分達を「憲法の自由のための市民」(Citizens for Constitutional Freedom)と呼ぶ、自称反政府右翼の武装集団は1月2日、連邦の土地に放火したことで禁錮刑を言い渡された2人の農場経営者の支持をうたってマルヒュア国立自然保護区を占拠しました。この自然保護区はポートランドの南西約300マイルにあるオレゴン州の町バーンズ郊外に位置しています。この占拠のリーダーの中には、ネバダ州の農場経営者クリーブン・バンディの2人の息子アモンとライアン・バンディがいます。クリーブンは、数十年分の牛の放牧代を支払うことを拒否して、2014年にネバダ州で連邦政府のレンジャー隊とにらみ合いになりましたが、その折武装集団が彼を支援するために結集しました。クリーブン・バンディは、連邦政府が退却し、彼から押収した牛たちを解放したことを受けて、勝利を宣言しました。今回のオレゴンでの占拠は同様に、西部での公有地をめぐる闘いに端を発しています。一方、「南部貧困法律センター」(Southern Poverty Law Center)の新たな報告によると、米国の武装集団の数は過去1年で37%増加しました。南部貧困法律センターの代表であるリチャード・コーエンに話を聞きます。

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    2016/1/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ペルーで20年間拘束されたロリ・ベレンソン 「私の目標はより公正な社会の実現だった」

    ペルーで「トゥパク・アマル革命運動」に協力したとして有罪判決を受け服役していた米国の活動家ロリ・ベレンソンが約20年ぶりに米国に帰国しました。マサチューセッツ工科大学の学生であったベレンソンは、1980年代のレーガン政権時代に活動家になるために大学を去り、エルサルバドルに渡りました。その後ペルーに移りました。ベレンソンは1996年に軍事法廷にかけられましたが、そこでは検察官が被告に不利な証拠をひそかに使い、裁判官は布で顔を隠していました。最終的に禁固20年の有罪判決を宣告されました。極寒となるアンデス山脈のヤナマヨ刑務所に収容され、水道も暖房もない野外の監房で3年間を過ごしました。大きな抗議が起こり、ペルーのアレキパにあるソカバヤ刑務所に移されました。2010年に仮釈放になりましたが、数週間前の刑期満了までペルーを出ることを禁じられていました。デモクラシー・ナウ!は有罪判決後、ソカバヤ刑務所に収容されたベレンソンにインタビューを行い、米国で彼女の声を報道した初めてのメディアとなりました。その後も彼女の事件を報道してきました。米国の自宅に戻り、ひとりの女性として自由の身となったベレンソンに初めてテレビ取材を行いました。

    dailynews date: 
    2016/1/4(Mon)
    記事番号: 
    3

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