デイリーニュース

  • 『アニメで息をふき返した人生』―ディズニーのアニメを介して自閉症の息子の心をつかんだ家族

    本日は、独特の方法で人々と関わりを持つことを学んだ自閉症の青年をゲストに迎えました。オーエン・サスカインドは 3 才の時に退行性の自閉症と診断されました。オーエンは口をきかなくなり、「自分の殻に閉じこもった」と家族は言います。彼は何年もの間、話しをしませんでした。あるとき、彼の父で、ピュリッツァー賞受賞者でもあるジャーナリストのロン・サスカインドは、オーエンの好きなディズニー映画のキャラクターを使って彼と話すというユニークな方法を発見しました。数多くのディズニー映画のセリフを記憶していたオーエンはコミュニケーションの新しい方法を学び、この発見が彼ら家族の人生を変えました。この出来事をテーマにしたロン・サスカインドの著書Life, Animated: A Story of Sidekicks, Heroes, and Autism (『アニメで息をふき返した人生 相棒、ヒーロー、そして自閉症』)はベストセラーになりました。オーエンはその後大学に進学し、現在は二つの仕事に携わっています。いまは20 代になったオーエンはケーブルTV局「コメディ・セントラル」の特番で、ディズニー映画『アラジン』でオウムのイアーゴの声を演じたメディアンのギルバート・ゴッドフリードと共演しました。

    dailynews date: 
    2016/1/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロバート・レッドフォード:将来的にサンダンス映画祭は劇映画、ドキュメンタリー、短編に分かれるかもしれない

    伝説的な俳優で監督のロバート・レッドフォードは1978年、ユタ州パークシティでサンダンス映画祭を設立しました。同映画祭は今や5万人を動員する、米国最大の映画祭の1つです。「今のような規模になるとは全く思っていなかった」と、レッドフォードはデモクラシー・ナウ!に語りました。彼は、同映画祭はユタ州パークシテイという小さな開催地の環境には大きすぎるかもしれないと言います。現在検討中と彼が言う解決法は、別々のイベントで劇映画、ドキュメンタリー映画、短編映画を見せるように同映画祭を分けることです。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 伝説的俳優ロバート・レッドフォードが語る気候変動と#アカデミー賞は白人だらけ

    俳優で監督のロバート・レッドフォードが設立したサンダンス映画祭は、映画、演劇、音楽において独立性の高い意見の表現力を高め、聴衆の幅を広げていく手助けをしています。パークシティからレッドフォードに、有色人種締め出しをめぐって起きているアカデミー賞ボイコットの呼びかけと、気候変動に関する彼の行動主義について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 『大統領の陰謀』から40年後、レッドフォードが『真実』で演じる、権力に挑んだジャーナリスト

    40年前の1976年、伝説的俳優ロバート・レッドフォードは、ジャーナリストを使った史上最も有名な映画の1つ、『大統領の陰謀』で主演しました。レッドフォードとダスティン・ホフマンは、後にニクソン大統領を辞任させることになったウォーターゲート事件を調査した、ワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインを演じました。彼の最新映画Truth(『真実』)の中で、ロバート・レッドフォードはまた別のジャーナリスト、CBSのダン・ラザーを演じています。この映画は、CBSのプロデューサー、メアリー・メイプスの2005年の回顧録が基になっています。これは、ジョージ・W・ブッシュがベトナム戦争中に米国空軍州兵の中で特別待遇を受けていたことをメイプスとラザーが報道した後で、メイプスが解雇され、ラザーが降板させられたことについての回顧録です。レッドフォードが1978年に設立したサンダンス映画祭の会場であるユタ州パークシティから、彼に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 行動は今、泣くのは後:ティム・ディクリストファー、アリア・ドー、ジョシュ・フォックスが語る市民的不服従と気候アクティビズム

    ジョシュ・フォックスの新ドキュメンタリー、How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』)の中で取り上げられた2人の活動家に、地球温暖化と闘う上での直接行動の役割について話を聞きます。アリア・ドーは、ニューヨーク市クイーンズ区ファー・ロッカウェイの「教育と地域開発のための活動センター」(Action Center for Education and Community Development)の共同設立者で代表です。ティム・ディクリストファーは、2008年に彼の故郷であるユタ州の数千エーカーの公有地における石油とガス掘削を阻止するために入札者を装ったことで21ヵ月間連邦政府に拘束されましたが、その後、「気候のための不服従運動センター」(Climate Disobedience Center)を設立しました。フォックスからは、気候正義活動の1つのツールとして、この映画を持って旅し、無料で配給する計画についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジョシュ・フォックスが語る彼の新ドキュメンタリー『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』

    2015 年は世界が史上最も暑い年となり、米国東海岸では史上最悪のひとつに数えられる雪嵐の後始末が続いています。そんななか、ジョシュ・フォックスによる新ドキュメンタリーを取り上げましょう。フォクスは、How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』)の中で、気候変動の影響と闘う地域社会の奮闘を追って、ニューヨーク市からマーシャル諸島、中国まで世界中を旅しました。あるシーンでは、「太平洋気候戦士」(Pacific Climate Warriors)の一団が「我々は溺れない、我々は戦う」という掛け声を上げています。フォックスのこの新しい映画は、サンダンス映画祭で初上映され、2016年夏にはHBOで放送されます。彼のその他の映画には『ガスランド』があります。これはフラッキング(水圧破砕)産業の悪影響を初めて明らかにしたドキュメンタリーで、アカデミー賞にノミネートされました。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    1
  • #オスカーは白人だらけ 黒人の映画製作者がハリウッドのレイシズムと排除を批判 ボイコット運動が高まる

    白人ではない俳優が2年連続で1人もノミネートされなかったことを受け、アカデミー賞のボイコットを呼びかける俳優や映像作家が増えています。白人男性が多数を占める映画芸術科学アカデミーはこれに対し、2020年までに非白人と女性のメンバーを倍増させ、投票資格を全面的に見直すと約束しました。二人のアフリカ系アメリカ人の映画製作者に聞きます。スタンレー・ネルソンの最新作はThe Black Panthers: Vanguard of the Revolution(『ブラックパンサー:革命の先駆者』)です。ドーン・ポーターのTrapped(『捕われの身』)はサンダンス映画祭での上映がワールド・プレミアとなります。「野球が人種的に分離されていた頃を思い出します。当時は「ニグロ・リーグ」がありました。有能なスポーツ選手のすべてが認められていると本当に思っている人なんて、いるのでしょうか?」とポーターは言います。

    dailynews date: 
    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「邪悪なフェミニストめ!」 バーチャルリアリティーで体験する中絶反対派の嫌がらせ

    1月中旬、米国ではロー対ウェイド判決43周年をめぐって中絶反対派の抗議が連続して行われました。ワシントンD.C.では、新設される中絶クリニックの建設現場に抗議者が押し寄せ、胎児の写真を掲げました。この抗議で隣接するチャーター・スクールは2日間休校になりました。サンダンス映画祭での新プロジェクトは、中絶反対派の総攻撃をくぐって中絶クリニックに到達しようとする女性の疑似体験ができるプロジェクトです。"Across the Line"(『ラインを超えて』)は、中絶反対派の本物の音声を実体験できる、7分間のバーチャル体験プロジェクトです。このプロジェクトの共同考案者で「バーチャル・リアリティのゴッドマザー」として知られるノニー・デ・ラ・ペーニャと、制作責任者で米国家族計画連盟の副代表でもあるドーン・ラガンズに聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    3
  • Trapped (『捕われの身』) 米南部での人工中絶が利用できるよう闘うクリニックを追う新作映画

    米最高裁では、ロー対ウェイド判決を骨抜きにするおそれのある中絶に関する重大な審理の準備が進められています。今日は衝撃的な新作ドキュメンタリー映画Trapped(『捕われの身』)について考えます。この映画はTRAP法(特定の中絶クリニック提供者を標的にした規制)が南部の中絶クリニックに及ぼす影響について取り組んでいます。ドーン・ポーター監督と、映画の中で規制対象となった2人の主要人物を迎えます。ウィリー・パーカー医師はミシシッピ州に唯一残る中絶クリニック「ジャクソン女性診療所」(Jackson Women's Health)の医師です。ジューン・エアーズはアラバマ州モンゴメリーにある「リプロダクティブ医療サービス」(Reproductive Health Services)の経営者です。このクリニックはアラバマ州に残る数少ない中絶クリニックのひとつです。

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    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ロー対ウェイド判決から43年 米最高裁の審理は女性の選択権への脅威となるか

    ロー対ウェイド判決は1月22日に43周年を迎えました。ロー判決とは全米の人工妊娠中絶に合法性を与えた米最高裁の判決です。そして今日から数週間後、米最高裁で同判決を骨抜きにする恐れのある事例の口頭審問が開かれる予定になっています。「ホール・ウーマンズ・ヘルス」対コール裁判です。この訴訟は、2013年にテキサス州で採択された女性の選択権に対する規制措置への異議申し立てとなるものです。規制は、テキサス州のウェンディ・デイビス上院議員の13時間に及ぶ抵抗、ならびに市民による議事妨害にもかかわらず議会を通過しました。規制法が通過して以来、テキサス州にあった40カ所以上の中絶クリニックの約半分が閉鎖しました。この規制法の完全施行が認められると、テキサス州で開業する中絶クリニックは10軒ほどしか残らないおそれがあります。危機が及ぶのはテキサス州だけではありません。2010年以降、全米の州議会で制定された中絶に対する規制は280件に上っています。今日は2名のゲストを迎えています。ドーン・ポーターは新作ドキュメンタリー映画Trapped(『捕われの身』)の監督です。アラバマ州とテキサス州の中絶クリニックが、クリニック閉鎖を狙った州規制にもかかわらず、患者のケアに奮闘する様子を捉えます。

    dailynews date: 
    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    1

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