他の「ウィルミントンの10人」と共に先日、ノースカロライナ州知事のベブ・パーデューから赦免を勝ち取った公民権運動の指導者ベンジャミン・チャビスが、オバマ大統領就任式会場から番組に参加します。大半がアフリカ系アメリカ人活動家だったこの10人は、1970年代にノースカロライナの白人が所有する店に放火した罪を着せられ、冤罪で投獄されていました。連邦裁判所が数十年前に有罪判決を撤回した後、ウィルミントンの10人の無実を明白に確定させることを目指した運動が起こり、彼らの赦免が下されました。新たに公表された資料で、この訴訟の検察官が陪審員候補の名前の横に「KKK(クー・クラックス・クラン)良い」や「アンクルトム(白人に対して屈従するタイプ)」などの人種差別的なメモを書いていたことが明らかになりました。故キング牧師の元助手で、全米黒人地位向上協会(NAACP)元事務局長のチャビスが、ようやく赦免となり、キング牧師記念日に行われるオバマ大統領の就任式に出席する気持ちについて話しました。