デイリーニュース

  • 自殺や脳損傷が多発 NFLから少年リーグまで フットボールの安全性に疑問

    3日の日曜にはスーパーボウルが開催されますが、脳震盪と脳損傷の関連性を示す証拠が数々と持ち上がる中、フットボールの安全性が多く問題視されるようになっています。オバマ大統領も最近この問題を重視して「もし息子がいたならフットボールをやらせてよいものかじっくり真剣に考えていただろう」と発言しています。元プロレスラーでスポーツレガシー研究所の共同創設者クリス・ノウィンスキに話を聞きます。彼はまた脳震盪の影響を研究するために140人以上のスポーツ選手や軍隊経験者の脳を学術貯蔵しているボストン大学外傷性脳疾患研究センターの共同所長でもあります。彼の著書 Head Games : Football’s Concussion Crisis(『ヘッド・ゲームズ:フットボールによる脳震盪の危険性』)に、新作ドキュメンタリーが焦点を当てています。

    dailynews date: 
    2013/2/1(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 『遠く離れた革命』:ムミア・アブ=ジャマール ブラックパンサーから刑務所ジャーナリストへの道のり

    2月1日、新作ドキュメンタリー Long Distance Revolutionary : A Journey with Mumia Abu-Jamal(『遠く離れた革命:ムミア・アブ=ジャマールとともの旅路』)が、ニューヨーク市で初日を迎えます。この映画から抜粋を放送し台本、製作、監督のスティーブ・ビットリアと、長年にわたり何度もアブ=ジャマールにインタビューをしてきたプリゾン・ラジオのノエル・ハンラハンに話を聞きます。映画には女優ルビー・ディーや記者のタリク・アリ、作家ミシェル・アレクサンダーらムミアの支援者たちの多くが登場します。

    dailynews date: 
    2013/2/1(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ムミア・アブ=ジャマール:「米国は急速に世界最大の野外刑務所になりつつある」

    2月第1週、 自身の人生に関する新作映画Long Distance Revolutionary(『遠く離れた革命』)がニューヨーク市内で封切られるのに合わせ、ムミア・アブ=ジャマールがデモクラシー・ナウ!に電話をかけてきて珍しい生インタビューが成立しました。死刑判決から29年、彼はいまペンシルベニア州マハノイの州立刑務所の一般棟に収監されています。「今、自分が囚人ではないと思っている人々の自由とはどの程度のものですか?みなさんのコンピューターは政府の誰かに読まれているし、手紙も電話も傍受されています」とムミア・アブ=ジャマールは言います。「私たちはいま警備国家に暮らしているのです。そこで米国はいま急速に世界最大の野外刑務所になりつつある。私たちは自由を語ることができ、また合衆国も自由語ってきた長く卓越した歴史を持っている。しかし私たちはその自由を例証してきたのでしょうか?その答えは実に明快だと思います。してこなかったのです。」1982年、ムミアはフィラデルフィア市警の警官ダニエル・フォークナー殺害の罪で死刑を宣告されました。2011年、控訴審は彼の有罪は維持しながらも死刑判決は取り消しました。陪審団への説示に混乱させるものがあったというのが理由でした。

    dailynews date: 
    2013/2/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「伝説的」な元NY名物市長逝く 人種間緊張と社会政策など様々な毀誉褒貶

    民主党の元ニューヨーク市長エド・コッチが1日未明、逝去しました。88歳でした。1978年から89年までニューヨーク市長を3期にわたって務めたコッチは、市を財政破綻の瀬戸際から救った功績を広く認められていますが、デモクラシー・ナウ!の共同ホストであるフアン・ゴンザレスは、その成功が労働組合の犠牲の上に達成されたものでもあったと指摘します。若かりし頃のベトナム戦争反対運動から、アフリカ系市民やラティーノ市民との敵対関係、低所得者総向けの大規模な住宅プログラムの開始、さらにはニューヨーク市のHIVエイズ禍初期の政治的対応で批判を浴びるなど、ゴンザレスはコッチを毀誉褒貶の激しい人物だったと言います。また気骨のある立ち振る舞いでも知られており、そのために全米的な人気を得たり何度も政治的な論議を巻き起こしたりしました。「喧嘩っ早いニューヨーカーのスピリッツをいつも体現していたという感じですかね」とゴンザレスは言います。「彼の有名な台詞に『オレってどんな感じだ?うまくやってるかい』というやつがありますが、みんな、思うにいま彼の時代を振り返ってみれば『ああ、市長、あんた、かなりよくやったよ』と言うんじゃないでしょうか」

    dailynews date: 
    2013/2/1(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「リデンプション」:空きカン拾いで生きのびる貧困労働者を追った記録映画がアカデミー賞候補に

    HBO制作の記録映画「リデンプション」は、ニューヨークで歩道やゴミ箱、集合住宅の敷地からビンや缶を回収して暮らしている、ほとんど人目にふれない人々を検証しました。その多くは失業して、ひっそりと貧困生活に堕ち、社会の片隅で暮らすようになった人々です。この作品は2013年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされました。共同監督のジョン・アルパートとマット・オニールは2人ともニューヨークのチャイナタウンにあるコミュニティ・メディアセンター、ダウンタウン・コミュニティ・テレビジョン・センター(DCTV)で活動しています。

    dailynews date: 
    2013/1/31(Thu)
    記事番号: 
    3
  • オバマ大統領、移民改革の望みをふくみつつ厳罰化の懸念

    2期目をスタートさせたオバマ大統領は包括的な移民法改革に意欲を示し、国内に在住する推定1千100万人の無届移民の一部に市民権獲得の道を開く超党派の上院法案を支持しています。しかしその一方で、国境警備の強化、ヴィザ期限の切れた滞在者の追跡システムも必要だと述べており、無届移民の犯罪者扱いと軍事的手段の投入で過去最大の強制送還者を出した1期目の政策を継続するのではないかと懸念されています。本日は3人のゲストを迎えて座談会を行います。Advocacy and Policy at the United We Dream Coalition(私たちのドリーム支援運動連合)代表ロレーラ・プラエリ、Border Network for Human Rights(国境人権ネットワーク)創立者のフェルナンド・ガルシア、コロンビア大学アジア系米国人研究所の歴史学教授マエ・ンガイの3氏です。

    dailynews date: 
    2013/1/31(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 移民活動家らの助けで強制送還を逃れたアリゾナ州の親子が再会を果たす

    オバマ大統領は、およそ1千100万人に上る米国内の無届移民の一部に市民権獲得の道を開く移民政策を進めようとしていますが、その一方で強制送還者の数は記録的な増加を示しています。3年前の交通違反が原因であやうく一家離散になるところだったアリゾナ州在住の家族に聞きます。昨晩、11歳のホセ・アルマは、2週間前に拘束されあやうくグアテマラに強制送還されそうになった父親のエディ・アルマと再会しました。再会の翌日、ホセとエディ、そしてエディの釈放を勝ち取るために地域の組織活動を支援した移民活動家ビリディアナ・ヘルナンデスがフェニックスから出演します。

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    2013/1/31(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 内部告発のジョン・キリアコウ:拷問を擁護するジョン・ブレナンは「CIA長官として最悪の選択」

    禁固30カ月の判決を受けて数日後、拷問プログラムに関連して刑務所に入ることになる最初のCIA職員であるジョン・キリアコウが、次期CIA長官にジョン・ブレナンを指名したオバマ大統領を批判しています。「私はジョン・ブレナンを1990年から知っています。彼の直属の部下となったことも、2度あります。CIA長官として最悪の選択だと思います。CIAにとって9.11後の醜悪な体制のから抜け出すべき時です。私たちに必要なのは合衆国憲法を遵守し、拷問の伝統に雁字搦めにされない人物なのです」

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    2013/1/30(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 内部告発の元CIA職員キリアコウ被告に禁固刑 彼が告発した拷問実行者たちはお咎めなし

    数日前に禁固30カ月の判決を受けたばかりの元CIA職員ジョン・キリアコウに話を聞きます。米政府の拷問プログラムに関連して禁固に処せられる初のCIA職員です。司法取引で、キリアコウは秘密諜報員の1人の身元をフリーランス記者に明かし諜報員身元保護法に違反したという1件でのみ、有罪を認めました。記者はその情報を記事にしませんでした。支援者たちは、キリアコウがCIA職員として初めてブッシュ政権が水責めの拷問を行使したことを公に認め、その手法の詳細を明かしたために、不当な攻撃を受けているとしています。ワシントンDCからキリアコウが、担当弁護士ジョスリン・ラダックとともに話します。ラダックは政府の説明責任プロジェクト(Government Accountability Project)の「国家安全保障と人権」部のディレクターです。「これは機密漏洩事件ではありません。拷問に関する事件です。拷問に関して内部告発したために刑務所にはいることになったのだと思います」とキリアコウは言います。「[CIAに入る時]宣誓しましたが合衆国憲法に対する宣誓でした……そして私にとっては、拷問は憲法違反なのです」

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    2013/1/30(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エジプトは崩壊寸前? シャリフ・アブゥル・クドゥースが反抗の街ポートサイドからリポート

    大規模な抗議運動が続くエジプトでは、政府が国家非常事態の宣言を余儀なくされ、国防大臣は「国家崩壊」の危機だと警告しました。デモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースがポートサイド市から報告します。同市では数千人の市民が夜間外出禁止令に抵抗して、街頭を埋めています。「(エジプト大統領のモハメド)モルシはムバラクが長年やってきたと同じことをしようとしています。自身の政治的問題を解決するために街頭に警察部隊を動員することです。現在、エジプトは統治不能です」とクドゥースは言います。

    dailynews date: 
    2013/1/30(Wed)
    記事番号: 
    1

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