新年が近づいていますが、ノースカロライナ州知事のベブ・パーデューが40年前に冤罪で投獄された公民権活動家グループへの恩赦を要請されています。彼らは白人が所有する食糧雑貨店に放火したという罪を着せられていました。有罪判決は1980年に破棄されましたが、州政府は彼らを赦免してはいません。冤罪投獄されたいわゆる「ウィルミントンの10人」の1人で、長年にわたる公民権活動家ベンジャミン・チャビスに話を聞きます。彼は8年間投獄され、後に全米黒人地位向上協会(NAACP)会長になりました。またウィルミントンの10人の筆頭弁護士ジェイムズ・ファーガソンにも話を聞きます。さらに「ウィルミントンの10人の無罪放免を求めるプロジェクト(The Wilmington Ten Pardons of Innocence Project)」のコーディネイターでウィルミントン・ジャーナル紙の記者としてもこの事件を追ってきたキャッシュ・マイケルズにも話を聞きます。