ミシガン州では12月11日、共和党のリック・スナイダー知事が同州を米国で24番目のいわゆる“労働権”州にする2つの反労組法案に署名することを受け、数千人が抗議行動を行う予定です。2013年1月の新議会で民主党が下院で5議席を得る前に強引に推し進められた今回の動きについて、反対派は、賃金を抑制し団体交渉権を弱めることになる、組織的な反労組攻撃と呼んでいます。「スナイダーは、ミシガン州でかつて制定されたなかでも、最も不和の原因となりうる法案を支持すると決めたわけです」と、民主党のミシガン州議会下院議員のブランドン・ディロンは言います。「今日、国会議事堂に集まる人たちを見れば、彼がミシガン州を分裂させていることがわかるでしょう」。