デイリーニュース

  • ガザの「深刻な被害」、停戦が占領下の暴力を止められない理由:シャリフ・アブゥル・クドゥースが語る

    パレスチナ人約170人の犠牲者を出し、700人以上の負傷者を出したイスラエルのガザ攻撃は先週、停戦合意により終わりました。一方、この襲撃中にイスラエルでは、民間人4人とイスラエル軍兵士2人が死亡し、多数の負傷者が出ました。数日間のガザの取材後、カイロに戻ったデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。「ガザの被害は深刻だ」とクドゥースは語ります。

    dailynews date: 
    2012/11/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • エジプトで抗議行動が再燃、モルシ大統領の権限強化の憲法令に

    エジプトのモルシ大統領が先週、大統領権限の強化と司法による審査や監視からの大統領の保護を定めた憲法令を発布したことを受けて、カイロのタハリール広場では、今もなお抗議行動が続いています。モルシは、イスラエルによるガザ地区への攻撃を止める停戦合意を仲介した翌日、この行動をおこしました。警官とデモ参加者の衝突で、憲法令の発布後、500人以上が負傷しています。モルシは、新たな強権付与が一時的であり権力の集中がねらいではないとして反対派を説得しようとしています。カイロのデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/11/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ウディ・ガスリー生誕100年: ピート・シーガー ビリー・ブラッグ ウィル・カウフマンが称える「ダストボウルの吟遊詩人」

    米国が生んだ最も偉大なソングライターの1人、ウディ・ ガスリーの生誕100年記念イベントが全米で開かれています。ガスリーは1912年7月4日、オクラホマ州オケマーで生まれました。「我が祖国」 (This Land is Your Land)、「パスチャーズ・オブ・プレンティ」(Pastures of Plenty)、「美丈夫フロイド」(Pretty Boy Floyd)、「ド・レ・ミ」(Do Re Mi) 、「レンジャーズ・コマンド」(The Ranger’s Command) など数多くのフォークソングを作りました。ガスリーはミュージシャンとして知られる一方、政治的側面も強く持ち合わせていました。マッカーシズムの絶頂期 に、労働者や市民の権利を擁護し、ファシズムに反対を唱えました。本日の特別番組では、フォークシンガーのピート・シーガー、英国のミュージシャン、ビ リー・ブ ラッグ、そしてWoody Guthrie, American Radical(『ウディ・ガスリー、アメリカの急進派』)を刊行した歴史家ウィル・カウフマンのインタビューや歌をお送りします。

    dailynews date: 
    2012/11/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ブラックリストに載せられた作詞家 エドガー・イップ・ハーバーグ追悼:「オズの魔法使い」に虹をかけた男

    彼の名前はあまり有名ではないかもしれませんが、その歌は世界中の多くの人に歌われています。今日はブロードウェーの作詞家、エドガー・イップ・ハーバーグの生涯と作品の歩みを紹介します。ハーバーグは「せめて10セント(Brother, Can You Spare a Dime?)」などのヒット曲を生み、映画「オズの魔法使い」のサントラを作曲しました。 マンハッタンのローワー・イースト・サイドの貧しい家庭に生まれたハーバーグは、人種差別や貧困と戦うべく、常に作品に強い社会的、政治的要素を織り交ぜてきました。生涯社会主義であった彼は、ブラックリストに載り、しつこく追い回されながら、その生涯のほとんどをすごしました。ハーバーグの息子、アーニー・ハーバーグに父イップの音楽、政治観について話を聞きます。そして、映画「オズの魔法使い」やイップ・ハーバーグのブロードウェイの曲をメドレーで聞きながら、曲が作られた当時の政治状況を詳しく考察していきます。

    dailynews date: 
    2012/11/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ウォルマート 感謝祭後商戦に合わせた従業員の職場放棄と抗議に対し報復を示唆

    ウォルマートの従業員たちが、「ブラック・フライデー」と呼ばれる年最大の搔き入れ時である感謝祭後の金曜日に、全米で先例のない規模の職場放棄と抗議行動を計画しています。これに対してウォールマートは全米食品商業労組(UFCW)を相手取って不当労働行為の申し立てを行うことで対抗しようとしています。同時に、同社が抗議行動の従業員に報復を行うと脅しているとの批判もあります。ウォルマートの社員で雇用者権利団体OUR Walmartのメンバーでもあるウィリアム・フレッチャーと、ネイション誌の寄稿記者ジョシュ・アイデルソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/11/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 討論: 短期的な停戦から長期的な和平へ イスラエル・ガザ危機を解決する方法は?

    ヒラリー・クリントン米国務長官が先ほどエジプトに到着し、ガザ衝突終結のためにハマスとイスラエル間の停戦の可能性を探ってエジプトのムハンマド・モルシ大統領と会談します。クリントンはすでにパレスチナのマフムード・アッバス大統領、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を終えています。停戦実現への努力が続く中、今日はイスラエルのガザ地区攻撃に関して2人のゲストの討論を放送します。ジェイムズ・コルバートは安全保障問題ユダヤ研究所(JINSA)の政策部長、ユーセフ・ムネヤーはエルサレム基金およびその教育プログラムであるパレスチナ・センターの事務局長です。

    dailynews date: 
    2012/11/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • テルアビブでバス爆弾 シャリフ・アブゥル・クドゥースがエジプト仲介と継続するガザの苦悩を現地から報告

    イスラエルによるガザ爆撃が8日目に入りパレスチナ人の死者は139人を超え、1200人以上が負傷しています。今日はイスラエル側のテルアビブで混雑したバスに積まれていた爆弾が爆発して21人が負傷しました。停戦に向けての国際的な取り組みはいまのところ成功していません。ガザ市からデモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースがリポートします。

    dailynews date: 
    2012/11/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『鳥はどこを飛べばよいのか』 ガザの映画製作者 2008年から2009年のイスラエル攻撃による民間人犠牲者の記録を作成

    イスラエルの空爆が7日目を迎えていますが、ガザ地区で生まれ育ったパレスチナ人映画製作者フィーダ・キシュタの映画を紹介します。ディープディッシュTV(DeepDish TV)がプロデュースしたこのドキュメンタリーの題名は、"Where Should the Birds Fly?"(『鳥はどこを飛ぶべきか?』)です。この題名は、パレスチナ人の有名な詩人マフムード・ダルウィーシュの詩から取ったものです。同映画は、2008年から2009年にかけてガザ地区で行われた22日間のイスラエルによる軍事行動の影響を検証しています。これにより1400人以上のパレスチナ人が死亡し、そのほとんどは民間人でした。

    dailynews date: 
    2012/11/20(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ノーベル平和賞受賞のジョディ・ウィリアムズが語るガザ 「我々は全住民を罰することを支援することはできない」

    地雷禁止国際キャンペーン活動で1997年にノーベル平和賞を受賞したジョディ・ウィリアムズは、イスラエルによるガザ地区への攻撃を終わらせるよう呼び掛けています。ウィリアムズは「ノーベル女性イニシアティブ」(Nobel Women’s Initiative )の議長を務めており、近日出版予定のMy Name Is Jody Williams: A Vermont Girl’s Winding Path to the Nobel Peace Prize(『私の名前はジョディ・ウィリアムズ:バーモント州の少女がノーベル平和賞を受賞するまでの紆余曲折』)の著者でもあります。彼女は2011年、ノーベル平和賞受賞の3人の女性たちと共に、国際船団のガザ地区への安全な通行を求める呼び掛けに参加しました。

    dailynews date: 
    2012/11/20(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 殺人ロボット:ヒューマン・ライツ・ウォッチとノーベル平和賞受賞のジョディ・ウィリアムズが近代戦の次世代技術の禁止を要請

    ノーベル平和賞受賞者のジョデイ・ウィリアムズは、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)と協力して、人間の介在なしに標的を選んで攻撃することができる完全自律的な兵器、殺人ロボットの開発に反対しています。HRWは新たな報告書の中で、こうした兵器は武力衝突が起きた際の民間人の安全を脅かし、国際人道法に違反し、戦争犯罪責任の境界線をあいまいにすると警告しています。完全自律的な兵器はまだ存在していませんが、先端技術を駆使する各軍隊は、その方向へと動いおり、米国がその先頭を行っています。地雷禁止国際キャンペーン活動で1997年にノーベル平和賞を受賞したウィリアムズと、HRWの軍備部門長スティーブ・グースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/11/20(Tue)
    記事番号: 
    3

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