米政府は、化学産業による何年にもわたるロビー活動が行われたにもかかわらず、既知発がん性物質のリストに、ホルムアルデヒドを追加しました。ホルムアルデヒドはプラスチックに含まれ、ベニヤ板、削片板、遺体安置所、ヘアサロンなどで使用されています。また政府は10日、船や浴槽、使い捨てのプラスチック製コップや皿に使用されているスチレンが、がんを引き起こす可能性があると述べました。保守系の大富豪であるコーク兄弟は、ホルムアルデヒドが発がん性物質リスト入りするのを防ぐために、ロビー活動を主導してきました。コーク社の子会社であるジョージアパシフィック社は、米国一のホルムアルデヒド生産企業の1つです。長年、消費者運動を行ってきたラルフ・ネーダーに話を聞きました。