ギリシャは15日、政府の財政緊縮案に対する大規模な街頭抗議と数百万人の労働者によるストライキで揺れました。これに対し、追い詰められたギリシャの首相ゲオルギオス・パパンドレウは、同国の壊滅的な累積債務危機対策をまとめるために内閣改造を行なうと発表しました。ギリシャの新緊縮法案には、94億ドルの増税も含まれていますが、失業率を記録的な16.2%にまで押し上げ、3年にわたる深刻な不況の原因を作った貸付機関への救済措置もはいっており、過去に合意された措置の焼き直しにすぎません。アテネ在の博士課程の学生で、抗議運動について執筆しているハラ・クキと、ニューヨーク市立大学工科カレッジの社会学准教授 のコスタス・パナヨタキスに話を聞きます。