デイリーニュース

  • シャリフ・アブデル・クドゥース:家も街路も爆撃されガザ住民 逃げ場はどこに?

    イスラエルによるガザ空爆は17日目となり、パレスチナ人の死者数は少なくとも732人となりました。パレスチナの武装勢力は現在、更にイスラエル兵士8人を殺害したと声明を出しており、それが本当ならイスラエル軍の死者数は40名となります。イスラエル国内では一般市民3人が死亡しました。7月22日より大規模な爆撃を受けている、南の都市カーン・ユニスの取材から戻ったばかりの、独立系ジャーナリストで、デモクラシー・ナウ!特派員のシャリフ・アブデル・クドゥースに話を聞きます。同都市では2日間に、イスラエル軍により73人が殺害されたとみられています。クドゥースによれば、住民たちは22日から避難しようとしましたが、「結局主要道路はイスラエルの戦車に封鎖されていました。ある避難民のグループは、イスラエル軍の戦車が砲撃してきたので彼らは自宅に逃げ帰ったと話しています。負傷者はその場に残していくしかありませんでした」クドゥースはまた、同地域で負傷者の手当てをしようとした医師にもインタビューしましたが、彼の乗った救急車は、イスラエル軍より4回爆撃を受けたそうです。

    dailynews date: 
    2014/7/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ガザについての討議:エレクトロニック・インティファーダ のアリ・アブニマーとジューイッシュ・デイリー・フォワードのJ.J.ゴールドバーク

    イスラエル・ガザ紛争の米国メディアの報道とその危機の根源について、エレクトロニック・インティファーダの共同創立者であり新著The Battle for Justice in Palestine(『パレスチナの正義のための戦い』)の著者アリ・アブニマーとジューイッシュ・デイリー・フォワード誌の編集長兼コラムニストのJ.J.ゴールドバーグの二人のゲストの討論をお送りします。パレスチナの大規模な死者数を無視するニュースの見出し、停戦はガザ封鎖に対処するべきか、また紛争の歴史についても討議します。

    dailynews date: 
    2014/7/23(Wed)
    記事番号: 
    4
  • MSNBC唯一のパレスチナ人の声ルーラ・ジブリール:  ネットワーク局と米国メディアの親イスラエル偏向を語る

    NBCのベテラン記者アイマン・モヒェルディンがガザ退去を命じられ、一般市民の怒りがモヒェルディンをパレスチナ報道に戻ることを可能にしてから一週間後、NBCの姉妹ネットワー ク、MSNBC唯一のパレスチナ人寄稿者ルーラ・ジブリールが、米国でのイスラエル・パレスチナ紛争の報道を公に批判しました。 ルーラ・ジブリールは21日のMSNBCの『ロナン・ファロー・デイリー』という番組で、パレスチナ側の見解が少なく、イスラエル側の政府関係者や支持者の見解が圧倒的に優勢な報道姿勢に言及し、「この問題になると私たちはうんざりするほど偏りがあります」と発言しました。 本日は彼女が、MSNBCや米国企業メディアのイスラエル・パレスチナ報道に対する広範囲な批判について語ります。イタリアで放送ジャーナリストとして長年働き、政治アナリストとして著書もあるジェブリールは、ユダヤ人の男性と結婚し、ユダヤ人の姉妹もいます。イスラエル国籍を持つパレスチナ人として、個人的な話もうかがいます。

    dailynews date: 
    2014/7/23(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 我々の名のもとにガザ攻撃をするな:ユダヤ人活動家たち イスラエル軍を支援するFIDF事務所で座り込み逮捕される

    イスラエルのガザ攻撃に対し、世界中で数百または数千人規模の抗議が行われています。22日、「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)と「ユダヤ人はNo!と言う」(Jews Say No!)のメンバーは、イスラエル軍のために米国で資金集めをする非営利団体「イスラエル国防軍の友人」(Friends of Israel Defense Forces- FIDF) のニューヨーク事務所を占拠しました。活動家たちは1時間ほどの間に、死亡した600人以上のパレスチナ人の名前を読み上げ、この団体がイスラエル軍によるガザ攻撃のための募金活動を停止することを要求しました。敷地内から退去を拒んだ9人の活動家が逮捕されました。抗議の様子のビデオを流しながら伝えます。

    dailynews date: 
    2014/7/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「高まる人道的危機」:パレスチナ人死者650人 イスラエルはガザ地区唯一の発電所も攻撃

    イスラエルは停戦交渉中のガザ地区の砲撃を続けています。今日、イスラエル軍はガザ唯一の発電所を爆撃し、ハーンユーニスを砲撃、そこで6人が死亡、少なくとも20人が負傷しました。子ども160人を含むパレスチナの死者数は約650人となり、約4000人が負傷しています。ガザ当局によると、475の家屋が完全に破壊され、2,600以上の家屋が部分的に破損されました。イスラエルはまた、46の学校、56のモスクおよび7つの病院を攻撃しました。さらに二人のイスラエル兵士が殺害されガザ地区でのイスラエル軍の死者は29人になりました。イスラエル内では、ガザからのロケット攻撃に見舞われたタイからの農業労働者も死亡しました。外交面では、国務長官ジョン・ケリーが本日イスラエルにて、パレスチナ自治政府との会談を行います。パレスチナ自治政府大統領のマフムード・アッバスはガザ地区の7年間の封鎖に終止符を打つ停戦を呼びかけるハマスの条件を承認しました。本日国連人権理事会において、国連人権高等弁務官のナビ・ピレイが、イスラエルはガザ市区で戦争犯罪を犯した「可能性が強い」と述べました。その証拠としてピレイはシェジャイヤ地区住居でのイスラエルの破壊的攻撃とアル・アクサ病院の砲撃を上げました。欧米の航空会社は、22日空港から約1マイルの場所にロケット弾が落とされた後、テルアビブ行きの便を停止しました。

    dailynews date: 
    2014/7/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「想像を絶するほど悲惨」ガザの難民が10万人を超える中、イスラエルが国連学校を砲撃との報道

    パレスチナ難民のための国連機関は、ガザ地区にある同機関の複数の施設に避難する人々の数が10万人以上に急増していると言います。未確認の報告によると、避難所の一つであるガザ中心部にある女子校は7月21日、イスラエルによって砲撃されました。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の報道官であるクリストファー・ガンネスから話を聞きます。ガザ地区の難民の状況は現在、想像を絶するほど悲惨です」と、ガンネスは言います。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    5
  • イスラエル人作家ギデオン・レヴィ:ネタニヤフがロケット弾中止を求めるなら、彼は公正な平和を受け入れるなければならない

    テルアビブから番組に参加するイスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィは、イスラエル政府がパレスチナナ人の基本的権利を否定することをやめるまで中東平和は決して達成できないと主張します。「もちろんイスラエルは平和を望んでいます。しかしが望んでいるのは公正な平和ではない。」と、レヴィは言います。「すべては正義の問題です。過去を振り返って、イスラエルがどの段階で、どの瞬間に占領を止めようとしたことがあったかを考えてみてください。占領を終わらせる本当の準備ができていたことがあったという一例を示してみてください。そんなことは今まで一度もなかったのです。いつも時間稼ぎと現状維持だけでした。現状維持とはすなわち、ヨルダン川西岸の占領とガザの包囲、イスラエルでの平和な生活でした。そのことの究極の証明にあたるのが、[ヨルダン川西岸の]入植地です。イスラエルは入植地を作ることを決してやめませんでした。そして[そうしながら]、パレスチナ人と世界に対して、[我々は]この土地を明け渡すつもりはないと言っているのです」。レヴィからさらに、彼がイスラエル空軍のパイロットたちにガザへの空爆を拒否するよう要求した後で脅迫を受けた理由と、イスラエルを国際刑事裁判所に提訴しようとするパレスチナの取り組みが前向きな一歩になると彼が考える理由についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ガザの戦争は欧米の選択の結果:ハマスを孤立させ包囲を維持しようとするイスラエルと米国の目論見と今回の危機

    多くの人々が、イスラエルによるガザの攻撃は、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地での3人の10代のイスラエル人少年が誘拐されその後殺された事件から始まった一連の出来事に端を発したものとしていますが、番組では、今回の危機の直接の原因がいかに無視されてきたかを検証します。ニューヨークタイムズ紙の最近の記事"How the West Chose War in Gaza"(「ガザの戦争は欧米の選択の結果」)の中で、国際危機グループのシニアアナリストであるネイサン・スロールは、今回の紛争の発端は、ハマスが2014年初頭に参加したパレスチナ統一政府を、イスラエル、米国、欧州が台無しにしようとしたことにあると主張しています。シリアのアサド体制への反対と、エジプトの軍事政権との不和によって孤立したハマスは、ヨルダン川西岸を拠点とするパレスチナ自治政府と和解しました。統一協定が致命的なガザの封鎖を緩和し、数千人の公務員に給料を払えるようになることを期待したからです。しかし、米国と欧州連合(EU)は、ハマスの職員への支払いを拒否する一方で、イスラエルがガザの封鎖を維持することを助けました。「ハマスとガザが窮状から脱するためのプランAが和解でした」と、スロールは言います。「しかしそれが頓挫したので、プランB、つまり現在我々が直面している危機が起こっているわけです。」

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハマスは本当は何を要求しているのか? イスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィが語るガザの致命的封鎖の終焉

    イスラエルによるガザ地区への攻撃は3週目にはいり、国際的な仲介による停戦への新たな動きが進行しています。イスラエルのツィッピー・リブニ法相は7月22日、ハマスの条件がイスラエル、米国、エジプトの条件とはかけ離れたものであるため、戦いの即時停戦の「希望はない」と述べました。ハマスの要求の中心は、イスラエルによるガザ地区封鎖の解除と、囚人となっているハマス成員の釈放です。7年間の包囲は、経済、市民活動のインフラ、水の供給をまひさせました。ガザでは、失業率が40%を超え、約80%が人道支援に頼っています。国連は、緊急な対策が取られなければ、ガザは2020年までには住めない場所になるだろうと警告しています。2012年11月の停戦では封鎖が緩和されるはずでしたが、イスラエルは逆にそれを強化しました。ハマスが「ゆっくりとした死」(slow death)と呼ぶ状況に対する闘いを続けることを誓う中、新たな停戦は、米国と他の諸国がイスラエルに方針を転換させるよう圧力をかけるかどうかに大きく左右されます。テルアビブから、イスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィに話を聞きます。ハアレツ紙の最近の記事の中でレヴィは次にように書きました。「[ハマスの]条件は市民的だが、それを達成しようとする手段は軍事的で、暴力的、犯罪的だ。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「筆舌に尽くしがたい喪失の場」:停戦交渉が始まる一方、イスラエルが病院やモスク、住居を爆撃

    イスラエルによるガザ地区への攻撃は、3週目に入りました。パレスチナ人の死亡者数は600人を超え、そのほとんどが一般市民です。そのうちの100人以上は子供です。3700人以上のパレスチナ人が負傷しています。イスラエルは地上侵攻を始めてから、27人の兵士が死亡したと述べています。イスラエルは7月22日、ガザ地区で死亡したと見られるイスラエル兵士のうち、一人の遺体がまだ見つかっていない、または身元不明であることを正式に発表しました。この発表の2日前にハマスは、この兵士を捕らえたと述べていました。イスラエルは本日7月22日、現時点までに、モスク5軒とサッカー競技場を含むガザ地区の70箇所以上を攻撃しました。7月21日には、少なくとも103人のパレスチナ人が死亡しました。その中には、イスラエルがガザ市の居住塔地区を爆撃したときの11人が含まれています。この攻撃で5人の子供が死亡しました。ガザの中心の街デル・エル・バラでは、イスラエルがアル=アクサ病院を砲撃した際に5人が死亡、70人が負傷しました。イスラエルによって攻撃された医療施設は、過去2週間でこれが3件目になりました。負傷者の中には、約30人の医療従事者が含まれています。ガザからデモクラシー・ナウ!の特派員で独立系ジャーナリストのシャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    1

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