ガザ地区のパレスチナ人死者が1000人を超える中、イスラエルのハイファから、歴史学者のイラン・パペ教授に話を聞きます。「2014年のイスラエルは、民主主義国家ではなく、人種差別主義者のアパルトヘイト(人種隔離政策)国家になったほうがいいという決断を下したと思います。イスラエルは今でも、米国がこのイスラエルの決断を承認し、どこのパレスチナ人に対してもその方針を実施することを認める含意を含むような、イスラエルの政策継続に対する免責を与えることに期待している」とパペは話します。歴史学の教授でエクセター大学の欧州パレスチナ研究センター長のパペは、近著The Idea of Israel: A History of Power and Knowledge(『イスラエルの思想:力と知識の歴史』)を始めとする数々の本を執筆しています。